「実り」…カキ

柿のある風景を目にすると、ホッとします。

柿は縄文・弥生の頃より日本に定着し、私たちと生活を共にしてきました。

その長い歴史の記憶が私たちに刻まれているからなのでしょうか、どこか懐かしい気持ちになります。

「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど、栄養価がすぐれ、薬用としても用いられました。

ビタミンCとβーカロテンの組み合わせがウイルスに対する免疫力や抵抗力を高め、のどなどの粘膜を強化くしてくれます。また、アルコールの分解を促す成分が含まれておりますので二日酔いに用いることができます。

また、果実のヘタは乾燥させると生薬の柿帝（ｼﾃｲ） になり、煎じたものはしゃっくりを静めたり、しもやけにぬってもいいとのこと。６月頃に収穫した葉を乾燥させたものは、ローズヒップと同等のビタミンCを含み、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防に用いられます。

カキを上手に取り入れて、医者いらずの生活を送りましょう。

実り

秋の様々な味覚をいただきながら、自分が今年実らせたものは何だろうと想像してみる。

自分が植物だったら

どんな実をつけたのだろうか？色は？形は？味は？どれくらいの数の実をつけたのだろう？

そして、もう熟したのだろうか？

そんな事を、考えてみると自分に対する満足度がみえてくきます。

あなたは自分の理想どうりの果実が実りましたか？

「まだまだ青いな」そう感じたなら、どうすれば熟すのでしょう？

熟すまでの果実は、実を守るために相手には毒になることもある。

熟した果実は人に満足感を与えます。

そして多くの場合はその中に種があり、自分のために食してもらうという目的があります。

自分のため、人のため

両方を兼ね備えることができた時、熟したといえるのかもしれませんね。

「秋を満喫」…心が温まる空間作り

少し冷える朝、温かさを感じる空気に包まれると活動する気力がわいてきます。

肌寒さを感じて帰宅した際に、玄関で温もりに包まれると緊張感がほぐれます。

温度を変えることはすぐにできることではありませんが

温度感を演出することはできます。

精油や色で空間の演出をしてみましょう。

温かさを感じる色はオレンジ、玄関マットやタオルなど気軽に取り換えることのできる部分をオレンジ色に変えてみましょう。

演出する香りにはマンダリンを取り入れてみましょう。

マンダリンはミカンの香り、子ども心を思い出させてくれる香りです。

本能のままに生きていた幼いころに気持ちを戻すと、こころが解放され、いらないことに囚われている自分を気づかせてくれます。

大切なあなたが、大切な人が、いつまでも快適で過ごせる空間を演出しましょう。