「はじまり」…くろがねもち
赤い実をたくさんつけ、堂々と立っている「クロガネモチ」
合併前の旧一宮市の木ですので、入学時に記念樹として植えられているご家庭も多いことでしょう。
鳥により種子が運ばれ、旺盛な成長力で、庭のあちらこちらに芽を出しています。
名前からも「苦労して金持ちになる」ということから、縁起のいい木といわれています。
モチノキですので、樹皮はとりもちに用いられます。
「鳥もち」とは、樹皮を剥ぎ取り、2~3ケ月水につけて腐らせ、臼でついて砕き、水で洗って粘り気のあるゴム状の物資を集めたもの。
その粘着性を利用し、小鳥を採ったり、昆虫を採ったりするのです。
水につけると粘着力を失い、乾燥させると粘着力が出るという、何とも面白い成分をクロガネモチは持っています。
苦労して金持ちになるには、見えない粘りが必要なんだということをクロガネモチは教えてくれています。
あなたの今年の目標に向けて、粘り強く1歩、1歩、地に足をつけ進んでいきましょう。
立春
立春
新しい季節の始まりです
春という季節が自然界に魔法をかけ始めます。
寒さの中に感じるあたたかな日差し
木々たちの小さな小さな新芽
全てが動き始めました。
新年を迎え、ひと月が過ぎました。
この期間、今年の自分の方向性を見出すことはできましたか
その年の自分を取り巻く空気感や流れは、その年になってみないと分からないものです。
ひと月の間にあなたが感じた、その空気感や流れを受けて、目標の軌道修正をし
春の始まりとともに、あなたの目標に新たな気持ちで向き合いましょう。
きっと、春があなたを導いてくれるでしょう。
節分
今日は節分
「冬きたりならば春遠からじ」
と待ち望んだ春も、もうそこまで来ています。
今日は今まで過ごしてきたは冬の季節に別れを告げる日。
どんな時でも、終わりの時と始まりの時にはエネルギーがいるものです。
そして、終わりと始まりがあることで、私たちはそこに活力を見出してきました。
何かが変われば、何かが始まれば、きっと上手くいく
誰もがそんな期待を持っています
しかし、そこに、あなた自身にエネルギーが生じていなければ、何も変わらないのです。
節分の日に「豆をまく」という行事は、自分が能動的に動いてこそ「何かが始まる」
ということを教えてくれています。
もし、あなたが今の状況を変えたいと感じるならば
何かを行動に移してみましょう。
形にはなっていなくても、今のあなたが動ける範囲に中でいいのです。
そのエネルギーが、次の行動を導いてくれるのです。
あなたの新しい芽を育てるのは、あなた次第
今日の日にをその始動の日としてみましょう。
