輝き
日に日に街、山、川 いたるところが輝きを増してきました。
新芽たちが顔を出し、つややかな柔らかい芽がグングン大きくなって、
葉を開き、それらの葉に光が反射しているのです。
今の時期が一番光り輝く時期
芽を食べてしまう虫たちともまだ出会っていないし、除草剤や農薬も知らない
何も知らない時は、こんなに輝いてキラキラしているんですね。
きっと、人も同じ
何も知らない時は不安でいっぱいだけれども、その分希望に満ちている
いろんなことを知りはじめると、自分が守りに入り、自分を守るためにたくさんのものを身にまとい
やわらかさを失ってしまう
できるだけ余分なものは身につけないでおこう、
他人の噂話をきき、前もって鎧を身に着けるなんて持ってもほか
ありのまま堂々としてみよう
もし、すでに身に着けていたのなら、脱ぎ捨てていこう
いつもいつも、その瞬間が今の季節のような輝きを放てるよう
今の気持ちを忘れないで
新しいこと
新しい年度が始まりました。
今日から新しい環境に、身をおかれる方も多いことでしょう。
今から出会う新たなものへの期待感と、未知なるものへの不安感。
そんなに緊張しなくても大丈夫。ちょっと、ここで深呼吸してみましょう。
鼻から大きく息を吸い込んで、ゆっくりと息を吐いていきましょう。
そして、周りの景色を見渡してみてください。
力をぬいて周りの景色を眺めてみると、あなたと同じように緊張した面持ちの新芽たちがたくさん顔をのぞかせていませんか?
新しい季節を迎え、新しい空気を感じ、小さな新芽たちは不安や緊張で少しだけ萎縮しています。
まだ、背丈も小さくて、お隣にいる新芽にも気づいていないかもしれません。
今は自分のことでいっぱいいっぱいなのです。
そんな新芽にあなたはどのように声をかけてあげますか?
「大丈夫だよ、周りには君と同じ仲間がたくさんいるよ。」
そう、あなたもその仲間。
その、言葉が緊張をほぐし、好奇心や希望を引き出してくれることでしょう。
春分の日
今日は春分の日
「自然をたたえ生物をいつくしむ日」
暖かさが増し、植物が成長を早め、虫たちの活動も活発になってきました。
自然の生き物は、多少の温度の変化があっても、ちゃんとその頃になると、花を咲かたり、地上に出てきます。
私たち人類は彼等に比べ、ずっと短い歴史だからなのか、ほんの些細な自然の変化に右往左往します。
先人たちが残してくれた暦に従えばシンプルな生活を送れるのでしょうが
時間ごとに変化する気象情報におどらされ、先々までの予報がかえって、心配をもたらします。
人類としての歴史が短いだけが理由でなく、
誰かが工夫してくれた便利さや、誰かが見つけてくれた情報に便乗し
自分なりの答えの見つけ方を失くしてしまいました。
私たちのご先祖様は、きっと私たちのためにいろいろ工夫をしてくれていたことでしょう。
なぜそうなるか?その物の道理を知ることが、本来は必要なことなのです。
もし、物の道理が分からなく受けている恩恵があれば、一度ここで手放してみましょう。
そして、再度必要性を感じた時、それはあなたのものになっていることでしょう。
あなたは今、あなたの生き様を後世に残すことはできますか?
先祖から子孫への橋渡しである自分を見つめてみましょう。

