以前に松沢哲郎さんのチンパンジーの講演について
1,2,3と記事を書いたのですがいかがだったでしょうか?
先日、いつものように電車に乗ろうとしたら
ビッグイシュー The Big Issue Japan 176号
が売られているのに目が止まりました。
ここの所!
これはチンパンジーと松沢先生の話かもしれないと
ピンと来たので買いました。
ビッグイシューというのはホームレスの人達を
支援する雑誌です。140円を出してホームレスの人が
雑誌を仕入れ、それを300円で売るので差額が
彼らの収入になるんです。
その176号で松沢先生のアイとアユムの話、
熊本サンクチュアリの話が載っています。
これは天才チンパンジー、アイ。
想像するちから
チンパンジーが教えてくれた人間の心
松沢哲郎
¥1,995 楽天
この本に載っていた話と本では白黒だった写真が
カラーで見られるのが良かったのと、
男性チンパンジーのレオが急性脊髄炎になり
若い教員、獣医、飼育員、大学院生のボランティアが
24時間体勢の看護をしたけれど、欧米だったら
安楽死をさせるのが常識だったという話が興味深かったです。
レオ君、日本に住んでてよかったね!
熊本サンクチュアリの話では、前述の松沢先生の
本とは相反する、チンパンジーにも「おばあさん仮説」
が紹介されていたのが特に面白かったです。
実は、子育てを終えた女性のチンパンジーが
おばあさんの役割をしないこともない、
することもあるというエピソードです。
日本全国の販売所のリンクを貼っておきます。
最新号はなるべく販売者さんから買って欲しいとの
ことですが、バックナンバーは5冊から郵送も
できるそうです。興味のある方はいかがでしょう?
という訳で今日、お勧めしたかったのはビッグイシューの
購読とチンパンジーの面白い話でした。
オーランド・ブルームのファンの方もいかがですか?
インタビューが載ってます。