そろそろ今年のコメ作りの始まりです。
最初の品種が芽を出しました。
コレは極早生系のコシヒカリです。

コシヒカリは米粒の表面の糠層が固く発芽抑制物質を含むので芽が出にくいです。
とは言っても、イネの中では、って話ですから、ちょっと日にちがかかる程度で播いとけばちゃんと出ます。
私は一本植えにするので、苗は少なくて済みます。
一方、こっちは収穫から一年半たったイネ。2024年収穫の古米です。

倉庫の中にぶら下げたままです。
一束が一系統で、まだ残り30束くらいあります。
去年収穫したヤツはほぼ終わりました。一系統ずつ味見をして残す系統を選びます。
味の良かったヤツから今年も作付けます。
急がないと播種期が遅れるので、毎食、1系統ずつ食べてチェックしています。
ジャポニカからインディカ、モチもウルチもあるので、毎食いろんな味のコメです。
インディカは粘りは少ないけど、甘みの強いのがあります。中には和菓子みたいな本気で甘いやつがあったりします。
インディカでもモチ米はちゃんと粘りがあり、美味しいモノも多いです。
ジャポニカとインディカを交配したものは色んなタイプが出ます。
日本で味わう様な、モチモチタイプもあれば、チャーハンやカレーに向くパラパラもあり、リゾットなどに向くコチコチのヤツもあります。中には、ちょっと表現が難しいのですが、フワフワした感じの柔らかくて軽い食感のモノもあります。
こんなバラエティー豊かなコメを食べていると、日本の市場は奇妙に一点に収斂している様に見えます。農水省や農研機構は様々なタイプのコメを育成しているので、スーパーなんかにももっといろんな種類が並べばいいと思います。
最近、初めて気付きましたが、こうして涼しめの風通しの良いところで藁のままでぶら下げて貯蔵したコメは古米になってもおいしいような気がします。
虫も付かないし、カビも来ません。
まあ、播けば芽が出る状態の生きたコメですからね。
場所を食うのでなかなかこんな事は出来ませんけど、ウチなんか見たいに藁も色々使うために貯蔵している場合は、結局、場所は同じくらいかかりますから、味が劣化しないならこの方法もアリかも、と思います。
マグレかもしれませんから、今後、なんどか試して確認してみたいと思います。