次世代を担う子供たちの現在そして未来 -88ページ目

25年前の影と現在の光

 今日は長男が通う高校の保護者会。次男の体育祭も重なったため,私が保護者会へ出席することになった。当然クラス役員の選出なるものがあり,過去に苦い経験(詳細はコチラ )を持つ私自身や嫁はもちろん,当時の顛末を知る「嫁の知り合いの方々」にまで心配されるほどの,不安な出席であった。


 嫁の過度な心配をよそに,とくに抽選もないままに役員選出は終わり(^^),入学から1ヶ月を経たクラスの様子などを聞いて帰ってきた。


 塾講師を長くやっていると,この学校に入学するまでの「生徒の苦闘ぶり」や「保護者の一喜一憂の様」を直接見る機会は数多くあるのだが,入学後の様子だけは直接見ることができない(当たり前だが)。それが長男の入学によって,正々堂々「保護者として」触れることができるようになり,ちょっとだけ嬉しい気分であった。


 どうやら,特に問題なく高校生活のスタートを切れたようである。

 私自身の高校スタート時に比べれば,何百倍も順調だと思う。



 私自身は,特に学校のことを調べるわけでもなく,「偏差値」と「上り電車に乗りたくない」という気持ちだけで軽く高校を選んでしまい,その入学式の日に,


明確な理由を述べるわけでもなく,昇降口でいきなり生徒たちに平手打ちをかます体育教師


を横目で見るところから始まっているから・・・,


決してポジティブなスタートではなかった。


 もちろん,充実感なんてものは与えられるものではなく自分で創出するものだから,楽しいことを見つけられなかった自分が悪いということは百も承知である・・・。


 結局,「無気力ではあるが退学する勇気もない」というだらけた高校生活を送り,高3の11月に家出(コチラ を参照してください)することで強引なリセットを試みることになる。




 この学校に来ると,どうしても当時のことを思いだす。25年前の家出の際に,私が流れついた地が「この学校の所在地」であったからだ。当時の記憶といえば・・・,


 晩飯を買いにボロボロの格好で駅前の西友にいったとき,明らかに自分とは異質の高校生たちが帰宅している様子に出くわした。私服だし,髪型も自由だし,会話が標準語だし(笑)。


 仕事場に戻って「あの高校生たち」のことを聞いてみると,私の高校の「管理・暴力・受験」とはまさに180度対極の位置にあることがわかり,「同じ高校生なのにどうしてこんなに違うのだろう」と,下校途中の生徒たちを本当に羨ましく思ったものだった。冗談抜きで,彼らが「光り輝いて見えた」のである。逆に言えば,自分の心境がそれだけ暗かったということであるが・・・。



それから25年,自分の長男が幾多の高校の中から,彼自身の選択で「光り輝いて見えた」この学校に入学した。


心の底から「充実した高校生活を送ってくれ」と思う。

親としては「金の払いがいがある選択をしてくれた」と,心の中では感謝している。

慌てず騒がず自衛しましょう

 ついに新型インフルエンザの感染者が確認されましたね。


舛添厚労相「早急に検査を」 感染者と同乗の客に呼びかけ

 カナダや米国から帰国し新型インフルエンザに感染した大阪府内の高校生ら3人について、厚生労働省は9日、搭乗していた航空機の便名について、ノースウエスト25便だったと発表した。このうち近くに座っていた乗員乗客49人を一時隔離したが、残る搭乗客について舛添要一厚労相は同日、記者会見で「早急に検査を受けてほしい」と要請した。 (NIKKEINET 08:44)



 どうやら,「一旦機外へ出た後自己申告してきた感染者」の周辺に座っていた数名についてはチェックできていないとか。ようするに感染の可能性がある者が国内に流出してしまったと。


 この便は,夕方17時頃成田着のようです。機内検疫とイミグレでどのくらい時間をとられたのだろう?


 ポイントは彼らが立ち寄った可能性が高い成田空港内・東京駅もしくは上野駅ということになりそうですね。私は昨日東京駅・上野駅を19時頃経由していますが,ギリギリで大丈夫かな???


 人前で話す仕事をしている以上,こういったこと(流感対策)には敏感でなければ。先生や講師の皆さん,水疱瘡やはしか,おたふくなどの予防接種は当然受けていますよね(^^)。できる限り自衛すること,そして他者に撒き散らさないようにすること,これらはこの商売をしている者にとっては義務です。





四十の手習いシリーズ(3)

 車の免許をとるために教習所に通っていた頃,仮免をとった後の路上教習が楽しくて仕方なかった覚えがあります。ちょっと慣れてくると,実戦で試してみたくなりますよね。


 モノポリーも同じことで,ちょっと試してみたくなりまして・・・。



5月3日,4日と大会に出場してきました。


 3日は渋谷,4日は前橋です。もちろん「楽しくやりたい」という方もいらっしゃるのですが,特に3日は「優勝者には全国大会の出場権」がかかっていたこともあり,ほとんどの人が「勝負」に来ていました。


仮免でサーキットに出るような無謀な試みではありますが,体感してみないとレベル差がわからないわけで。


百聞は一見にしかず


というやつです。



 両日とも3ゲームずつやりましたが,勝負になった(1位争いができた)のは1ゲームずつでした。勝負どころの仕掛けが甘くて勝ちきれず。「局面の大転換」を自分で仕掛けられないと勝てません。

 負けたゲームでは「こうすればよかった」と自分の動きを反省することしかり。その反省の局面を他のプレイヤーに聞いてみるとずれていないので,「自分の思い切りの無さに問題あり」ということがわかってきました。

 

 あと「スピード感のなさ」。たぶん,脳みそがフル回転していないのでしょう。しばらく使っていないので,メンテナンスが必要だと思われます。


他の人の「真剣モード」の戦いぶりに触れることもできたので,経験値はあがった気がします。


 

 昨日今日で,冗談でもなんでもなく「強くなりたい」と思ってます。こんな心境は本当に久しぶり。塾講師に成り立ての頃以来じゃないだろうか・・・。

四十の手習いシリーズ(2)

 例えば,早慶の附属高を目指して進学塾に途中入塾する生徒(地力あり:中2:塾経験なし)を想定してください。カリキュラムの問題が生じるので,塾の対応は2通りあります。


・初めは下のクラスで勉強し,個別の課題を消化しながらカリキュラムの差を埋め,タイミングを見極めてから上のクラスで勉強する。


・地力があるので,とりあえず上のクラスに入って勉強する。分からないことがあって当然だし,カリキュラムの差を埋めるための個別課題もあるので大変だが,目標が定まっているのなら上で。


 お母さんだとおそらく10人中8人くらいが前者を選択するかな。女子の場合だと,前者を「自分の意志で」選択する子はほとんどいない,男子でも半分以下というところか。


 私は100%後者を勧めます。もちろん細かく状況をチェックすることが前提ですが。特に数学では,やはり早い段階から「よりゴールに近い集団」の中に身を置くことが重要だと思います。計算のスピード1つとっても「受かるためにはどのくらいの速さが必要か」を早く知って,足りなければ補う算段をサッサとつけたほうがいい。


 1つクリアして→次の壁にぶつかり→また1つ越えて→また次の壁


と,階段を登るようにステップアップするよりは,まず頂上を見せておいて足りないものを気づかせるほうが有効でしょう。よく少年野球チームがプロ野球の試合を観戦しにくるのと同じです。


 

 という考えの人が四十にして手習いを始めるときにはどうするべきか。高いレベルを目指すなら,当然より高いレベルに身を置いて勉強するべきですね。


 で,4月から「モノポリー講習会」に参加してます。講師は2名の世界チャンピオン。ほぼ独占状態に近い夢のような環境で,一緒にゲームをしながら色々と教えてもらっています。私は仕事柄「サイコロを2個ふったときの確率」は頭に入っているのですが,それをどう生かすかということまでダメ出しされながら学んでおります。で,違う機会にゲームをすると,勉強した局面がいきなり現れたりするわけです。でもイメージどおりにやれなくて頭を抱えたりして。


子どもが「やったことがテストに出た→でもできなかった」みたいなもので,かなりへこみます。本当に夜眠れなかったりします。


 嫁はあきれていますが,一応「この人真剣なのね」ということは伝わっているようです。


モノポリーワールドエディション
これ,昨日いただきました。
2,901円 Amazon.co.jp






四十の手習いシリーズ(1)

 フリーで仕事をするようになって最も良かったこと,それは


土日を自由に使えるようになった


間違いなくコレでした。しかし,しかしですよ・・・



 最初のうちこそ,嫁も「土日に自宅にいる夫」を歓迎してくれたのですが,今となっては皆さんのご想像の通りの有様でして,すっかり私は粗大ゴミ扱いされていたわけです。


そこで,昔から好きだったモノポリーでもやろうかと・・・。


 調べてみると埼玉でもやれる場所があったので,実は昨年末からチョクチョク出かけるようになりました(つまりハマったわけです)。ひさしぶりに「眠っていた何か」に灯がついた感じです。


 だって,初めて相手をしてくれた人の自己紹介が「○○年の日本チャンピオンのAです」とか「××年の日本選手権の決勝までいったBです」ですから(^^)。1ゲーム遊んでもらったら「たぶん大丈夫でしょうから後は実戦で」と,その後は常連さんたちの卓に放り込まれ,何が何だかわからないうちに初回が終わったわけです(笑)。


 2回目の参加をした後,そこの世話役の方にこんなことを言われました。


モノポリーをやる人には「楽しくやれればいいという人」と「真剣に強くなろうとする人」がいる。モノポリーには世界選手権(4年に1度:今年)があり,日本選手権は毎年行われている。ここに来ている人の中にはこういったイベントでの優勝を目指して真剣にやっている人もいる。秋田さんもやりませんか?


と。悪魔のささやきですね(^^)。


 ここ数年塾講師を休業してから,欠けていたのはこの「何かを追い求める」感覚だったわけです。合格実績という目先の結果を追い求めることがなくなり,長期的なスパンで物事を進めていく仕事が多くなった分,物足りなかった何かをバチっと埋めてくれました。


 なにせ「人からアドバイスされる」ということでさえ久しぶりなのですから。フリーで仕事をするようになって以来「こうしたほうがいいよ」とか「あれはダメだったね」と言ってくれる人がおらず,むしろ「自分がペラペラしゃべったり書いたりすることが正しい(真偽がどうであれ,フリーがこうでなくてはやっていけない)」流れの中で生きていたので,ゲーム後に「秋田さん,あそこは違う手だったね」と言われることすら新鮮だったのです。


 ということで,四十の手習いとして謙虚に勉強することにしたのです。