
私が社員としてメインでやってた時は、社会界隈じゃ自由自在は必携アイテムでしたがね〜。
社会なんて自学が前提の科目なんですが。小学生なんて、調べ学習の方法を教えておかないといくら宿題で問題を出しても、分からないところは答えを写して終わり。頭にはまるで残らない。どうりで、社会の得点がよくない生徒が多いわけだ。
予習シリーズは分冊になっているし、小4から段階的に社会を身につけていく構成になっているから参考書、辞書として使うには持て余すんですよね。
日能研の栄冠シリーズも構成的には予習シリーズに似ていて、初学者が段階的に社会の知識を身につけていく構成。SAPIXに至ってはプリントなので、なおさら辞書として検索するには不向き。
塾業界によくいる「とりあえず、自分が知っていることを教えて、給料もらえればいいか」タイプの講師だと市販の教材なんて見もしないだろうし、生徒の成績なんぞ、上がろうが下がろうが、あんま気にしてないんでしょうね。
小6は5月末までに算数の復習を終え、算数は過去問演習が中心になる(+下剋上算数またはステップアップ問題集)一方で6月から理社は総復習モードに入ってもらうことになるんです。(塾のカリキュラムだと復習が不十分で過去問演習に入れない。)その時に調べ学習の習慣がついていないと自学の効果がかなり下がります。
まずは、辞書的に使えるベースキャンプ(分からないことがあったら戻ってくる参考書)として自由自在を準備してもらいたいです。
さらに、これまでの知識のアウトプット調べ学習を兼ねて
自由自在に対応した問題集を一周。よくを言えば2周しておいてください。各ページ毎に解答が分からないところは自由自在の方探す。探し終わったら丸付け。丸付けの際は〇と✖だけをつけ、正解は書かない。
5分インターバルを取って✖の問題の正解を自由自在から探す。というトレーニングを是非行って見てください。
重要語句のアウトプットはメモリーチェックで別に時間を取ってやって下さい。よく、コアプラスを勧める方やSAPIX生だからとコアプラスにこだわる方がいます。コアプラスも良い教材なんですが、知識を増やすというよりは、頻出の問題に対して解答を暗記させる構成なので上級者向きです。SAPIX組分け偏差値で50
を常に超えているような子でなければ、メモリーチェックの方が効果があると私は思います。
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