ネットでこんな記事を拾いました。

正直、いかがなものかと思います。


TOPIX

 

□ ゲームをやめない子への声かけ


□ 勉強に対する意味付け


□ ゲームの時間を守らないなら



 ゲームをやめない子への声かけ


「宿題や家の手伝いをきちんとやった後でなら、気がすむまでゲームで遊んでいいよ」と声をかけてあげたり、「宿題は必ず朝、学校に行く前にやる」といったルールをつくったりすると、使える時間をどう使うか、自分で考える力にもつながるそうです。


サムネイル

やってますね。

2つ言いたいことがあります。

一つは、ゲームをやりたい子にこの声かけは宿題や手伝いを適当にやって、さっさとゲームに取りかかるだけです。手伝いなら親が見て、精度が悪ければやり直しをさせるという手段に出られますが、宿題はどうでしょう。小学校高学年にもなると、学校の宿題の精度を親が把握するのにはそれなりに時間がかかります。中学受験塾の宿題なら精度がわからないことも普通です。そうすると、○×を見て精度を判断するようになってしまいます。で×が多いと叱ったり、やり直しをさせたりするようになるわけです。最悪です。学習の場合は結果を叱るのは良くないことです。誤魔化す子を作るからです。


この声かけによってゲームをやりたい気持ちが先にたち、慌てて宿題を片付けるように習慣がつくとお子さんはアタフタさんに変貌し、真面目にやってるのに成績が伸びない子になっていくわけです。


そして2つ目に言いたいことは

  勉強の意味付け

お子さんにとっての勉強に対する意味付けが「好きなことをやるために終わらせなければならない嫌なこと」に固定されます。

これでは勉強に前向きに取り組む子には絶対にならないですよね。勉強=嫌なこととは大昔から学校の先生が勝手に定義して、それに基づいた躾をしてきています。「嫌なことは先に片付けちゃいなさい」という伝統的なセリフです。

しかし、本当に勉強は嫌ことですか?苦行ですか?知らないことを知ることは楽しいと感じませんか?できなかったことがすらすらとできるようになったときに楽しさを感じませんか?

お子さんの勉強に対する意味付けは大人の声かけによっていくらでも変わります。

どうせなら勉強だって面白いものだという意味付けを持ってもらいたいですよね。だとするとこの声かけはNGです。


  ゲームの時間を守らないなら

ゲームを破壊してください。お子さんの目の前で。そして、二度と与えないことを伝えてください。ゲームを時間を守らないということは約束を破っても平気ということに他なりません。


約束を破っても平気でいられるまま大人にしては絶対にいけません。なぜなら約束を平気で破る人は絶対に社会で活躍ができないからです。

大人になっても約束を守れないことはあるでしょうが、誠心誠意約束を守ろうと努力をした結果であり、そして「悪いことをしたな」と思うことが普通です。約束を平気で破る人は誰からも信用されません。信用されないなら仕事はありません。仕事がないなら生きていけません。

ここは甘やかしたり、大目に見るところではないと思います。そして、約束を破っていると大変なしっぺ返しがくるということを学ばせる機会です。