子供に誤魔化し、取り繕う癖がどうして身につくのか。
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悪気なく行われる授業内の不正行為
こういうことを述べると保護者の方の反応は大きく二つ。一つは純粋に驚かれるパターン。もう一つは「さもありなん」というため息混じりの表情。何の話かといいますと
「授業中に自分の解答を改竄する行為の話です。」めちゃくちゃ沢山の子が悪気なく、呼吸するかのようにやっています。
何がどう改竄されているかというと…
1、授業中に問題演習をする
2、解説を聞いている間に、これは不正解だと思ったら自分の解答を消しゴムで消す。
3、講師が正解について発表すると、それを予め消しておいた自分の解答に写す
4、元々その解答を書いていたかのように赤丸をつける
2の消しゴムで消すフェイズを更に省力化してそもそも解答を書かないで答えを待つという猛者もいます。
結果的に赤丸が並んだノートが出来上がります。
なんとまぁ、この癖は小学校1年生時点で既に多くの子に確認されており、また、小6の受験コースでも未だに続けている子が沢山います。
この応用版に「小テストで自己採点をさせられたときに同じ手口で点数を盛る」という技があります。
そして最終形が模擬試験や入試でカンニングをする。(他者の答案を盗む類いのチート)になるわけです。
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生徒から視力回復の報告がありました。
私も愛用しています。疲れ目の回復にはオススメです。私自身は長年の目脂から解放されています。コロナ禍で増えたリモート授業や動画授業の視聴からお子さんの目を守るのにオススメしています。
なぜこんなことを⁉️
学校の授業参観にて
学校の授業参観にて、その原因を垣間見た気がします。もちろん先生にも寄るのでしょうが、「間違えることは良くないこと」という前提で展開される授業が非常に多いんですよ。
私が見たのは、先生に当てられて間違えた答えを言った子に向けて、クラス全員が「違いま~す」と合唱をした場面でした。
これ、多分、普段から先生がしつけてるだと思います。これやられたら「間違えたら恥だ」と刷り込まれてしまいますし、違いま~すと言いながら、自分の答えを消している子もいました。間違えるより、わかりませんと言った方がマシという感覚も小学校で醸成されるのかもしれません。
こんなことやってても力がつかないのは間違いありません。しかし、まあ、小学校教育の限界なのかもしれませんね。