1月24日中学受験生へ最強のシャーペンが爆誕
04/27補遺
書きやすいし、1時間完全集中しても全くノックしないで問題集解けますね。いやー、こりゃいいわ。




受験生に最強の量産型シャーペンが爆誕。

 1月24日に老舗文具メーカー「ぺんてる」から発売された「オレンズAT」が文具好きや受験業界をざわつかせているのはご存知でしょうか。


製作のコンセプトは「思考を止めない」です。


 


 

受験業界に革命を起こした最強のシャーペン、「オレンズネロ」の量産型とも言える本機。ぺんてるオリジナルの「オレンズシステム」はペン先のパイプが心を守る動きをして、折れにくくするという仕組みです。

これだけなら「デルガード」の方が安価だし、デルガードで良くね?となるところですが、オレンズシリーズは芯が短くなると自動でちょっとずつ芯出しをしてくれる仕組み「自動芯出し機構」が組み込まれています。極端な話、ワンノックしただけで、芯が短くなるまで書き続けられるわけです。

この自動芯出し機構が受験業界に革命を起こしています。そう。芯出しのためのノックが不要なのです。
時間との戦いという要素がかなり強い中学受験において、芯出しのためのノックはタイムロスですよね。
持ち替えて数回ノックで10秒は無駄になりますし、筆圧コントロールが未熟な小学生はよく芯を折ります。
一回の試験で、10回近く、ノックアクションをすることもザラです。試験中100秒は、1問から2問解く時間に匹敵します。

また、授業中や問題演習中には、ノックアクションのタイミングで集中力が途切れます。せっかく集中したところ、芯が折れ集中力ダウン。芯が短くなって集中力ダウン。これも小学生が挑戦する中学受験ならではの場面です。
これまでのオレンズネロは私の中では「おすすめの最強シャーペン」ではあるものの、推すのにためらいがありました。理由は三つ。オレンズネロは重いんです。18グラムです。だから長時間使用すると疲れる。そしてグリップが滑る。最後に「芯がペンの中でよく折れている。」これらの理由から、便利だけど小学生は使いにくく感じる人も、多いだろうなあと思っていました。
そして結構お高い。正規価格だと確か3000円を超えていたはずです。
ところが、この新発売のオレンズATは、ネロが抱えていた問題を大幅に改善した仕上がりになっています。大部分に樹脂部品を使うことによって15グラムにまで軽量化しています。さらに上部を樹脂、下部を鉄にすることで低重心化に成功。重心が下がったおかげで、安定感がでて長時間使用しても疲れにくくなっています。低重心のおかげで持っている感覚も非常に軽く感じます。また、グリップも滑らないように改善がされました。樹脂部品のおかげで、内部で芯が折れやすかった点も見事に改良されました。
これぞ中学受験生のための逸品ではないかと思います。

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