日本でコロナ恐怖が最初に高まった今年3月、
当時、パーソナルセッションでダイエットに取り組んでいたお2人のお客様から、口を揃えて
「今、課題に取り組むのはしんどい」
そう言われました。
「トイレットペーパーが売ってなくて3軒もスーパーを回らなくちゃならない」
「孫の学校が休みになって面倒をみなくちゃいけなくなった」
「とにかく、いろいろ気忙しい」
「トイレットペーパーの品切れとダイエットが一体どう関係するっていうのよ!😆」
正直ビックリしたものです。
コロナを言い訳にするのは
単なる「逃げ」でしかないし、
せっかく順調に進んできたのに
何故そんな事を言い出すのか・・・
残念でしかありませんでした。
「こんな時だからこそ、基本的な生活習慣・食習慣を整えて、健康を向上する意義は大きいと思いませんか?」
そう説得するも空しく、
戦意喪失していくお2人をただ黙って見守るしかなかったのは苦い思い出です😅
でも、これに似たような事って、
よくありますね😅
「やらなきゃいけない」
「やった方がいい」
頭ではそうわかっていることも
「イヤイヤ、今は仕事がゴタゴタしてるし」
「子供が受験だから」
「旦那の仕事が忙しいし」(←これはかなり苦しい言い訳じゃないか?😆)
あれこれ理由をつけては先伸ばしにしてること、
山ほどあるわ🤣
そもそも、やりたくない
やる意義が低い
そう思うことは、暇でも手をつけないですけどね。
そうではなくて、
一旦は乗り気で始めたことなのに
途中で「難しい」と思ってやめてしまう。
その理由は、
脳の前頭前野の働きにあるそうです!
脳科学者の中野信子さんはその著書で、
ダイエットが頓挫する理由として
脳の前頭前野の「余裕の無さ」について解説しています。
ダイエットは「理性」の働きによる行動です。
食事の質や量をコントロールするという
客観的かつ合理的判断に基づいた行動です。
食欲に任せて、
好きなものを好きなだけ食べるのが「本能」
子供や動物は本能で生きていますが、
人間は年齢と共に脳の前頭前野という部分が発達し、本能をコントロールしながらより高度な思考と判断をもって生きていくように進化しました。
そのおかげで文明的な社会が築かれているのですね。
が、ご存知の通り、加齢と共に脳の働きは低下、
歳を取るほどに子供にかえります。
(→前頭前野の働きが落ちていき、再び本能的な行動に支配されていく)
だから歳を取ると、
新しい事を勉強したりチャレンジしたり、頭フル回転しないといけない行動が億劫になるー!
年齢と共に、脳の衰えと共に、
【ダイエット】のような、客観的・合理的判断に従う行動(これをトップダウンと呼ぶそうです)は難しくなり、
考えなくても出来る、身に染み付いたこれまでの慣習的行動に引き戻されてしまう。(←これをリバウンドと言う)
ましてやコロナ禍、
未曾有の出来事に直面したとき、
初めての事態に対峙しなければならなくなったら、もうそれだけで脳のCPUはキャパオーバー!!
最優先事項に専念できるよう、
それ以外の事は理性的な思考よりも直感的な判断で賄うことに。
つまり本能的に、安定した行動(これをボトムアップと呼ぶ)を取るようになるということです。
トイレットペーパーがどこに行っても売り切れててない‼️
これは、人によっては結構な非常事態なのかもしれません。
そうであれば、この事態をどう切り抜けるべきかと考え始めたら、もうダイエットへの取り組みなんて蚊帳の外😅
簡単にシフトチェンジされてしまいます。
食べる事は基本的に本能的な行為ですから、
合理的に、理性的に
「何をどう食べるべきか」なんて考えるのは、
かなり高尚で余裕がないと出来ないことなのかもしれません。
食に無頓着でいて病気にでもなれば、今度はその改善が生きる為の最優先事項になりますから、
ダイエットにも精が出るというものです。
ちょっと忙しくなったくらいで、
ちょっと環境が変わったくらいで
リバウンドするくらいなら
まだまだ健康な証なのでしょう。
とはいえ、そんな事の繰り返しで、
人生の貴重な時間を無駄に費やしたくはないものです。
そして健康なうちにさらにキレイになれたら、
人生はもっともっと楽しくなりますよね♪
人生の様々な諸問題に左右されず、
目的に向かって粛々とダイエットを進めるには、
脳の前頭前野の働きに余裕をつくる(タスクの処理能力を上げる)
これしかありません!
でも、年齢に抗って
脳機能を高めるなんてできるのでしょうか?
前出の中野信子先生の本には
「日常で、ちょっとだけいつもと違うことをしてみる」
これを心掛けるといいと書いてあります。
いつもと違う道で帰る
いつもと違うスーパーに行く
いつもと違う銘柄のお米を買う
etc.
日常が平和である時に、
敢えてちょっとだけ小さなチャレンジをするんです。
ダイエットに関係ないことで全然オッケー👍
あの山Pも言ってますよ❣️
「迷ったら自分にとって困難な道を選べ」と。
そういう小さなチャレンジ、負荷が脳を刺激して前頭前野を活性化します。
私がダイエットセッションをしていて、
「この人はすぐに結果を出すだろうな♪」と思う方々には(そして間違いなく凄い記録を打ち出す!)、ある共通項があります。
それは、
私の提案を、まずはそのまま実践してみる姿勢です。
新しい事を受け入れる能力が高い。
日頃から「ちょっと違う事を行う」心掛けがあったのでしょうか。
新しい事に対して好奇心旺盛であり、
また実践できる余裕があるということです。
それに対して、
「昔は良かった」という口癖、
このセリフは脳の衰えのサインだそうですよ。
ダイエットセッションが上手く進まない方には、
過去の成功体験から離れられない
こだわりが強い
つまり、「これまで」への執着(ボトムアップ思考)が強い傾向があります。
これは、決して意固地なのではなく
ご本人は「変わる」つもりで臨んでいるのだけれど、
いざ非日常に直面した途端、
(改善プログラムは非日常ですからね)
トップダウン(合理的思考)からボトムアップ(本能的行動)へとシフトチェンジしてしまう!ということです。
そしてこのこと自体がさらにご本人を苦しめる。
かつての私はそこまでの理解がなく、
(ごめんなさい😭)
わざわざお金を払ってプログラムに申し込んでいるにも関わらず、
「変えてみよう」としないのは何故だー?😆
と不思議でしょうがありませんでした。
ダイエットに限らず、何かにチャレンジしてみようと思っても続かない。
得意なこと、好きな事・物を優先して楽に上手くいく道を選びがち。
セーフティゾーンは心地好いものです。
けれど、なんだか物足りない、
このままじゃいけない気がする、
そう思うのであれば、
まずは小さなことから
「いつもと違う何か」を取り入れてみましょう!
そのトレーニングは脳のキャパシティを広げ、
ダイエットという壮大な改革においても成功者となり得る力を養います。