僕は
だって今月はくまたんち一筋なんだもーん
ただ単にダイヤもジムバッジ4つしか持ってないのに
買ってもやらねえだろう、という判断であります。
買うならダイヤ終わらせてからだね。
さてさて、今日はちとお勉強でもと思いまして。
バーチャルコンソール配信の際に、作品によっては当時のものから
点滅を抑える処理をしていますとかなんとか注意書きがなされてると思います。
で、どうしてこういうことをしなくちゃならなくなったかと言いますと
1997年に起きたポケモンショック問題がきっかけであります。
ポケモンショックwikipedia
総務省「放送と視聴覚機能に関する検討会」報告書
上のふたつ見てもらえれば大体の事は把握出来るのではないかと。
このポケモンショック以降アニメ等子供番組に対するチェックが
非常に厳しくなってまして一番分かりやすいのは番組冒頭の感受性テロップ。
あれに効果があるかどうか疑問が残りますがまずは注意喚起ということでしょうな。
それからアクションシーンになると輝度が何パーセントか押さえられて
暗めの画面になったりとか具体的な修正。
パカ修正入ったなあ、と悲しいまなざしで見つめる事もしばしば。
最近は制作サイドが慣れて来たんでしょうか、規制の範囲内で
効果的な演出をしてる作品も増えてきましたけどね。
ゲームも修正の対象になってる模様で(それとも自主規制かな?)
バーチャルコンソール配信時には修正が加えられているのでした。
ポケモンショックと言えば、ポケモンのシリーズ構成をされていた
首藤剛志さんが最近当時の事を書かれてますね。
WEBアニメスタイル・シナリオえーだば創作術第160回
以前から首藤さんのこの連載楽しみにしてるんですけど
ポケモン制作当時の話題に入ってからはいつも以上に興味深く読んでいます。
ゲーム好きではありましたがポケモンのアニメ化なんて子供騙しだろう、と
始まる前はバカにしていたんですが、いざ始まってみると
けっこう社会風刺的な回もあったりしてなかなか内容が濃く
もういい大人だったんだけど一生懸命観てました。
当然ポリゴンの回も観てまして、たしかに点滅が激しく不快な映像なんですが
まさか現在まで影響を及ぼすような事になるとは思いませんでしたね。
そもそも人を不快にさせる映像演出、というのは昔からありましたからね。
例えばキカイダーのギルの笛の音とか、仮面ライダーの怪人の催眠術とか
渦巻きや補色・点滅を駆使して気持ち悪くなるよう作られてましたよね。
あれ今じゃ全部放送禁止なんだろうなあ。
それにしても、ポケモンショックからもう10年も経ってるのか。
早いなあ。
実は、次にレビューしようとしている作品が僕はちょっと酔っぱらってしまう作品でして
映像酔いもポケモンショックに通ずる問題なので
(総務省のレポートには映像酔いにも少し触れられてますね)
レビュー中にそのこと書こうかと思ったんですけどけっこう長くなりそうだったので
前振りとしてまとめる事にしたというわけであります。
僕が酔いやすい体質である上に、小さい子供を持つ親でもありますので
この手の問題に関しては、特に健康被害が出る可能性のある問題は
真摯に取り組んで、きっちり対応してもらいたいという気持ちがあるんですが
その一方アニオタな自分としては、過去の作品に修正が加えられるのは
とても悲しい出来事だったりもします。
いやほんと、レッツ&ゴーのDVDBOXとか。
あれは逆に具合悪くなるよね。
修正は必要かと思いますけど作品を理解してない方々の
無意味な自主規制は勘弁して欲しいなと思う今日この頃であります。
以上、パカパカは比較的大丈夫なマダオがお送りしました。
次のレビューはなんじゃろなー
ではでは(・ω・)/
