2007年7月に配信された作品を紹介するコーナー。
3回目の今回はメガドラの5作品です。
それでは早速。
ザ・スーパー忍Ⅱ(セガ・2007/7/3配信開始)
1987年にアーケードで登場した忍-shinobi-。
当時僕の周りでは和風ローリングサンダーと呼ばれてましたな。
テーブル筐体でのセガは他社人気作の二番煎じ的な作品多かったですよね。
ただセガのゲーセンは数が多かったのでローリングサンダーより
見たことある人は多いのでは。
そんな、ちょっと微妙な作品だった忍ですが
2年後メガドラでザ・スーパー忍として帰ってきた時はすごかった。
影の軍団を完璧にパクったタイトル画面に度肝を抜かれ
後半のボスはスパイダーマン、バットマンにゴジラとメジャー級キャラのオンパレード。
もちろん許諾なんて取ってないよね(笑)
ということで版権上色々問題あるようでVCでの配信はⅡから。
Ⅱは普通に良くできたアクションゲームで
無難にオススメできるいいやつなんですが
メガドライバーの多くが待ってるのはⅠだろうなあ、やっぱり。
シャイニングフォース~神々の遺産~(セガ・2007/7/10)
ファイアーエムブレムに対抗した、かどうかは分かりませぬが
3DダンジョンRPGだったシャイニング&ザ・ダクネスに続く
シャイニングシリーズ第2弾はシミュレーションRPGでした。
シミュレーションRPGといえばイベント→編成→バトルがワンセットな感じですが
こちらはイベント部分がRPG寄りの作りだったので
FEや他のシミュレーションRPGよりも馴染みやすく遊びやすかった記憶があります。
こいつはシミュレーション風RPGと言ったほうがいいか。
難易度もさほど高くなく、戦闘シーンも見ごたえがあるので
シミュレーションRPGの入門用として最適な1本です。
イチダントアール(セガ・2007/7/17)
ゲーセンで人気を博したミニゲーム集・タントア~ルの続編。
クエストモードがありランダムエンカウント方式でミニゲームをするのは
なかなか愉快でした。
そういえばこの頃のセガはボナンザブラザーズのデコボココンビを
結構起用してますよね。
僕もROBO&MOBOは大好きです。
表の顔として活躍してきたソニックはさすがにマンネリ感があるので
ここらでひとつ彼らをメインにWiiウェア辺りで活躍してみては
なんてことを思う今日この頃。
ダイナマイトヘッディー(セガ・2007/7/24)
トレジャーが贈る横スクロールアクション。
トレジャーと言えばエイリアンソルジャーやレイディアントシルバーガン、
そして4月9日からxbox360でダウンロード販売が始まった斑鳩等
硬派な職人集団というイメージを持たれてる方も多いのではと思いますが
バンガイオーやひっぱリンダのようなコミカル路線モノもよく作ってるのです。
そうそうDS版バンガイオーはコミカルな面が影を潜めていてちょっぴり残念でしたね。
僕はトレジャーのこっちの顔も好きです。
ダイナマイトヘッディーを最初見た時僕は思わず
「へべのくびちょんぱあたーくかよっ」と突っ込んだものですが
そこは天下のトレジャー。
くびちょんぱあたーくも使い方次第でこんなにも面白くなるのかと
感心しきりでした。
これかなりオススメです。
大魔界村(セガ・2007/7/31)
出ました、カプコンの人気作を
元ソニックチームの中裕司氏が移植した伝説の作品。
ソニックにナイツ、ファンタシースターオンライン等
中裕司氏の仕事はどれも最高ですがどれかひとつ挙げろと言われたら
僕はやはりこの大魔界村の移植ではないかと思います。
アーケード版の10分の1程度しかないメガドラのスペックで
プログラム技術を駆使してほぼ完璧といっていい完成度の移植を実現。
セガ信者の期待を裏切る作品が続いた初期のメガドラタイトルでしたが
本作の登場でセガ信者は胸を張ってメガドライバーを名乗ったのでした。
オリジナルではなく移植作が語り草になるのはすごいですよね。
あっ、海腹川背さんのような不幸な語り草はけっこうあるか(笑)
とにかく今遊んでも間違いなく面白い名作なんですが
ロートルにはそれ以上の感動が蘇ります。
これは当時をリアルタイムに体験した人にしか分からん感情だろうなあ。
ロートルであることがちょっとだけ誇らしい一瞬でもあります。
以上、2007年7月に配信されたタイトルメガドラ編でした。
ではではまた次回(・ω・)/