ファミコンが大充実の3月ラインナップ。
その分スーファミと64作品の配信は無しと少し寂しい気もしますが
楽しみは毎月少しずつ、ですね。
まずはファミコン大攻勢の先陣を切って来週登場する2本をご紹介。
メトロイド(任天堂)
1986年に登場したメトロイド。
マリオのような横スクロールアクションが多い中
縦横無尽に広がる迷宮を探索するアクションゲームは
遊ぶたびに驚きと興奮を僕らに与えてくれたのでした。
サムス得意のモーフボール形態&ボムでルートを開拓し
その先でアイテムを見つけた時のうれしさは格別。
最後の間まで到達出来た時の興奮は今でも忘れられません。
そしてラスボスと死闘の後に訪れるエンディング。
クリアタイムでエンディングが変化するのってこれが元祖じゃないかしら。
ジョイカードmk.Ⅱを使ったボムの滝登りでショートカットしまくって
1時間前後でクリアした時に現れたサムスの姿にはびっくり。
ゼロスーツサムスの存在でネタばれしちゃってますけどね(笑)
いやあ、今思えばたいしたことないドット絵なんですけど
始めて見た時にはなんとも神々しく美しい姿に感動したもんです。
僕はディスクシステムで登場した任天堂タイトルの中で
最高傑作ではないかと思っています。
メトロイドプライムの3D酔いは尋常じゃなく
泣く泣くメトロイドシリーズを断念している僕ですが
初代はいくら遊んでも酔いませんので火曜日を楽しみに待ちたいと思います。
スターラスター(バンダイナムコゲームス)
1985年12月7日、ひっそりと登場したのがスターラスター。
ファミコンが誕生して間もないこの時期に、
ファミコンで3Dシューティングを作ろうと思ったことがすごい。
これがどれだけすごいことかといいますと
80年代3Dシューティングの金字塔、セガのスペースハリアーが
世の中に登場したのが1985年11月。
ほぼ同時ですよ。
まあファミコンの3Dシューティングはこれ以前に
ゲイモスやスカイデストロイヤーが登場してますんで
そこまですごいというわけでもないですが(笑)
しかし、スターラスターは只の3Dシューティングではなかった。
先に出た2作品は淡々と敵を撃墜していくものであったのに対して
スターラスターにはなんと暗黒惑星を探し出すという
アドベンチャーモードがあったのです。
画面下のマップを睨みながら暗黒惑星への道を示すキーとなる惑星を巡り
時には敵要塞にアタックを敢行。
気分はミレニアムファルコン号を駆るハン・ソロ。
はたまたデススターに挑むルーク・スカイウォーカー。
自機にはエネルギーが設定されていてエネルギー残量に応じて
探索するか補給するか戦略を練る必要があり
うかうかしてると敵襲を喰らうという非常に緊張感溢れるゲーム展開。
ここまで戦略性に富んだ3Dシューティングには
長い事ゲームやってますが滅多にお目にかかれません。
ということでファミコンタイトル中でも屈指の傑作なんですが
当時アドベーチャーモードの完成度の高さを理解するのに
プレイする僕らの方が全然追いついてなかった。
折しも、世の中スーパーマリオ旋風が吹き荒れてる真っ最中で
だれもが直感プレイの虜だったので
この戦略性の高さはただの不親切、画面も非常に地味であった為
たちまちワゴン行きという憂き目に。
僕も最初は宇宙を彷徨ううちにエネルギー切れで撃沈と
なんだこのクソゲーと思いましたからね。
今と違ってゲーム雑誌もなく説明書も説明不足でしたから
クソゲー認定されても仕方ないかなとも思います。
しかし幸か不幸か当時はクソゲーだろうがなんだろうが
初回からかなり出荷されてまして少ないお小遣いでやりくりするため
ワゴンで安かったからと手にした人も多くいたようで
その中でこいつの真の魅力に辿り着いた人がその熱さを語り継いできた結果
今ではカルトゲーとしての地位を獲得しております。
グラフィックは旧世代、それもファミコン初期の作品なんで
圧倒的に劣りますがアドベンチャーモードの面白さは
未だ健在ではないだろうかと思います。
是非是非多くの人に遊んでもらいたい。
それにしてもVC版ではどうやって救援呼ぶのかな、
2コンマイクないけど(笑)
以上、火曜日配信予定の2タイトル紹介でした。
予告通りスターラスターはレビュー並みの長文です(笑)
どっちもロートルな僕には超キラータイトルだなあ。
水曜日会社休もうかな(爆)
ではではまた次回(・ω・)/