バーチャルコンソールでこれまで配信されたタイトルを
解説しながら思い出話をする企画、今回は2007年1月配信組を
4回にわたってのんびりやっていきたいと思います。
ということで第1回目はファミコンタイトル4本です。
いっき(サンソフト・2007/1/16配信開始)
1985年に登場した、百姓一揆をモチーフにした
トップビューのアクションゲームです。
アクションというよりシューティングっぽいんですけどね。
しかし一揆といいながら参加人数は最大2名です(爆)
しかも相手は忍者で武器はカマの竹やりのみ。
無謀にもほどがあるなあ。
4つのマップがありマップ内に散らばる小判を8枚集めるか
不満の矛先である代官を捕まえればステージクリア。
その時ステージ内に落ちているけむりを入手していると
ボーナスステージへ行きます。
いっきといえば腰元ですな。
キモかったなあ。
昔はキモいなんて言葉ないので
単に「気持ち悪ぃ」とか「腰元だ、吐きそう、オエー」とかいって
盛り上がってたような気がします(笑)
一応アーケードの移植作だったりするんですよ、こいつは。
昔のゲーセンはカオスだなあ。
当時はゲームの選択肢が少なかったのでこれはこれで
クソだなんだ言いながら十分楽しんでた気がしますが
今遊ぶにはクラシックすぎますね。
話のネタとして遊ぶ作品お探しの人にはちょっとオススメしときます。
このタイプだったら僕はセガの忍者プリンセスで遊びたい。
アイスクライマー(任天堂・2007/1/16)
冬が近いせいか現在VC人気ランキングの下の方で
ひょっこり顔を出してますね。
ハンマーもった防寒着の子供達が上にあるボーナス目指して
ステージを登っていくアクションゲームです。
2人同時プレイでは相方の登るスピードについていけないと
スクロールアウトしてミスになり、ハンマーでの殴りあいも出来たので
熱い大戦ソフトとして人気を博しましたなあ。
任天堂はこのソフトを始め1985年近辺に銀色のパッケージで
対戦が熱いタイトルをいくつも発売しておりどれが好きかって話になった時
一番人気があったのがアイスクライマーじゃなかったかと思います。
次が本日配信開始のバルーンファイトかな。
ちなみに僕はこの時期だとクルクルランドが1番だと思ってます。
早く配信されんかなあ。
パルテナの鏡(任天堂・2007/1/23)
1986年にディスクシステムで登場したサイドビューのアクションゲーム。
その難しさは有野課長の挑戦っぷりを見てご存知の方も
多いんじゃないでしょうか。
まあとにかく序盤が難しい難しい。
このゲーム、しっかり稼いでないと一向にパワーアップしないシステムなんで
とにかく非力な序盤にきっちり稼げるかどうかがポイントですね。
序盤頑張れれば装備が強化される後半はかなり楽に進めるので
序盤の壁を越えられたかどうかで評価の分かれる作品であります。
僕は当時めちゃくちゃ頑張ったので大好きな作品のひとつであります。
メトロイドと同じくプレイ時間によってエンディングが変わりますが
1番いいエンディングにも辿り着いてますよ。
今は無理だなあ。
砦の茄子地獄でうんざりです(笑)
リンクの冒険(任天堂・2007/1/23)
1987年にディスクシステムで登場したアクションRPGで
ゼルダシリーズ唯一のサイドビュー作品ですね。
雑魚といえど手強い、1対1のバトルを味わえる傑作です。
僕はこれ危うくクリアできなかったゲームになりそうだったのですが
詰まりに詰まってから半年ほど放置したある日、
どのゲームも飽きたなあなんてふと手を伸ばしたら
何故だか物語を進める事が出来ましてその後一気にクリアしたのでした。
あのラスボスとの一戦の後の展開は未だに忘れられません。
首の皮一枚でクリアした最も印象深いラストバトルの一つとして
SFCのFFVのラスボス戦と共に心に刻まれております。
歯ごたえのあるゲームをお求めの方にオススメ。
以上、2007年1月に配信されたVCタイトル・ファミコン編でした。
普通名作で固めたい所だと思うのにいっき配信というのはすごい。
ある意味任天堂のヴァーチャルコンソールへの本気度が分かる
ラインナップですね。
出来うる限り配信します、アーカイブとしてがんばります、
という意気込みを感じてしまいました。
ファミコンは1200本以上の作品がありますが権利の許す限り
クソゲーであろうと配信してもらってパーフェクトアーカイブスを
目指してもらいたいものです。
ではではまた次回(・ω・)/