Wii発売と同時配信タイトルを除いた11作を紹介する企画後編。
ファミコン4本とPCエンジン2本をご紹介。
まずはファミコンからいってみよう。
マリオブラザーズ(任天堂・2006/12/12)
ファミコンでしか遊んだことない人もいるんでしょうな。
昔のゲーセンは危険地域でしたからね。
1983年にアーケードで登場したマリオ。
画面固定型のアクションゲームでカメ・カニ・ハエが下水管から出てくるので
床の下からジャンプでひっくり返して蹴ると得点になり
連続して蹴るとダブルアップするシステムは
大分形を変えてますがスーパーマリオにも引き継がれてるシステムですね。
それからペーパーマリオなんかに出てくるPOWブロックも
マリオが元祖。
マリオでは床全体を揺らすことができる便利アイテムでした。
マリオといえば対戦。
対戦、というか協力するも対戦するもプレイヤー次第という
非常に人間性の出る同時プレイはアイスクライマーやバルーンファイトといった
初期の任天堂ゲームの特徴でもありますな。
協力しようねといいながらいつ裏切るかハラハラしながらのプレイは
対戦することを前提に作られた最近のゲームではあまり味わえません。
ということでファミリー層にオススメ。
子供を人間不信にするかしないかはあなた次第(笑)
ワリオの森(任天堂・2006/12/12)
ファミコン末期に出た落ちモノパズルです。
すんません、遊んだことがないのでこれ以上はなんとも。
公式サイトのルールを見るとけっこう複雑だなあ。
遊んだことがある人がいたら面白いかどうか教えてください(笑)
500ポイントだし一度遊んでみようかな。
影の伝説(タイトー・2006/12/19)
1985年にアーケードに登場した本作は超人的なスピードとジャンプ力で
縦横無尽に駆け巡る主人公が白土三平の忍者劇画を彷彿とさせ
たちまち人気者となりました。
翌年ファミコンに移植、グラフィックは頑張ってはいるものの微妙、
しかし動きの軽快さはまずまずだったんじゃないかな。
やはりこの時代はオリジナルの偉大さを越えるのは無理だったからなあ。
ということで大きくスケールダウンしてますから遊びたいなら
PS2のタイトーメモリーズの方がいいのではと思いますが
ファミコン版に思いいれのある人はどうぞ。
忍者じゃじゃ丸くん(ジャレコ・2006/12/26)
ジャレコはUPLがアーケードで発売して好評を博していた
忍者くん魔城の冒険を移植して大ヒット。
それに続けとばかりに1985年に発売されたのがこのじゃじゃ丸くんです。
忍者くんのシステムを引き継ぎつつもステージ構成は
縦スクロールから横スクロールに変更。
また忍法が使えるなど独自の要素も追加。
最強忍法ガマパックンは覚えてる方も多いのではないでしょうか。
クラシックな作品なのでクラシックな面白さはあるのですが
僕は当時UPLの忍者くんが好きだったので
大分様子の変わったこの作品には少々複雑な感情が。
なのでじゃじゃ丸くんよりも1作目やUPLが直々に発売した
忍者くん阿修羅の章の登場を心待ちにしています。
以上、ファミコンの4作品でした。
続いてPCEエンジン。
R-TYPEⅠ(ハドソン・2006/12/13)
アイレムが放った横スクロールシューティングの金字塔の
完全移植を目指すあまり前後編に分かれてしまったという
よくよく考えるとものすごい作品です。
だって本作には4ステージしか収録されてないんだもの(笑)
ということで移植度はかなり高いですが
CD-ROM2作品が配信が始まったことを踏まえると
のちにアイレムからⅠ・Ⅱセットにして発売された
R-TYPE complete CDの配信を待ちたいところです。
ネクタリス(ハドソン・2006/12/20)
1989年に発売されたウォーシミュレーションです。
当時も今も、ウォーシミュレションといえば敷居が高く
クリアもかなり時間のかかるジャンルなのですが
このネクタリスはクリアの条件が拠点制圧か全滅の2種類だけ。
そして時間のかかる最大の原因であるユニットの生産を廃し
初期勢力だけで乗り切るシステムにしたこと。
これがゲームの敷居を下げつつも非常に奥深いものにしており
未だに傑作と語り継がれる理由の一つとなっております。
詰め将棋の感覚で攻略できるテンポの良さは
なかなか時間の取れない大人には最高です。
VCで配信されてるシミュレーションでオススメと訊かれたら
迷わず最初に答える1作。
未プレイの方は是非。
以上、本体同時発売組以降に12月に配信されたVCタイトルでした。
ファイアーエムブレムとネクタリスはシミュレーションの歴史を知る上でも
必ず遊んでおいた方がいい作品ですね。
こんな感じでVCの歴史は刻まれて行きました。
さてさて、ここから各社どんな動きを見せたんでしょうか。
この頃のランキングはどんなんだったんだろうなあ。
ここまできたらもう続けるしかないでしょう。
ということで、時間が出来たらは2007年1月配信タイトルもいってみようか。
その時までお楽しみに(・ω・)/