2006年12月に配信されたタイトル(SFC編) | バーチャルコンソールクエスト

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来月でWiiも1歳ですね。
1年早いなあ。

Wii登場と同時に配信されたタイトルを駆け足で紹介しましたが
調べるのがなかなか楽しかったのでもちょっと続けてみようと思います。
ということで今回は同発組以外の12月配信組をご紹介。
11本ありましたので2回に分けてお送りいたします。
ではまず今回は前編と言うことでスーファミの5本。


スーパードンキーコング(任天堂・2006/12/12)
1994年に登場した作品でまだまだドット絵が主流だった時代に
3Dでモデリングされたキャラやステージってのは
大変新鮮かつ衝撃でありました。
ゲーム自体はオーソドックスな横スクロールアクションです。
ステージのギミックも多彩で非常に完成度が高いのですが
けっこうシビアな操作を要求されます。
まあ簡単なアクションゲームは超難しいアクションゲームより
つまらなかったりしますから。
レベルを上げればなんとかなるRPGと違ってアクションは
プレイヤーの腕にかかってますからね。
ほんとに難しいジャンルですなあ。
先月配信された2がランキング上位を賑わせておりますので
1もそこそこ動いているのではと思うのですがどうでしょうか。
任天堂の作品は1できつかった部分を2で改善してくるパターンが多いので
ゲームビギナーの方は2で十二分に堪能された方のち
1で遊ぶのが変則的ですがおすすめです。


マリオのスーパーピクロス(任天堂・2006/12/19)
縦横のマスの横に記されている数字をヒントにドット絵を完成させる
お絵描きロジックをゲーム化したものですね。
任天堂はこれをピクロスと称して1994年にまずゲームボーイで発売しました。
本作は元々サテラビューで配信されていたタモリのピクロスを
パッケージ化して発売したものです。
ピクロスは根強いファンがいるようでDSでも新作が発売されましたね。
こいつWiiウェア向きだなあ、そのうち出るでしょうね。
ぼくはその面白さはよく判るんだけど目がチカチカしてくるのでちょっと苦手。
じっくりパズルならもじぴったんの方が好み。
歌えるし(笑)
お絵描きロジック大好きな方はどうぞ。


シムシティー(任天堂・2006/12/26)
1989年のマッキントッシュ版が初出のシミュレーションゲーム。
そうかmac版が初代か、なんかうれしいなあ。
(僕はmacユーザーなのです、仕事はWINだけど)
プレイヤーのすることは道路や建物を整備して都市を大きくすること。
といってもインフラ整備さえすれば後は見てるだけ。
ただそんだけ!?
と思うかもしれませんが都市の発展を眺めるのがめちゃくちゃ楽しいのです。
時々住民の不満に対応したりしながら延々眺めてしまいます。
シンプルながら究極の箱庭ゲーム。
吉田戦車氏がはまり道でやらなくていいゲームはないか
という名言を残されてますがシムシティーは
やらなくていいゲームと言ってもいいかもしれません。
スーファミ版はPC版ほどのスペックがないので少々重く
大都市を作ると大変なのでちょっとおすすめしづらいんですが
面白いことには変わりないので未体験の人は是非。
そうそうもう一言、シムシティーの作者とバンゲリングベイの作者は一緒ですよ。


ファイアーエムブレム紋章の謎(任天堂・2006/12/26)
シミュレーションRPGの最初の流れを作ったといっていいであろう作品です。
1990年に発売されたファミコン版をリメイクした1部と
その続編を収録した2部構成。
ファミコン版は伝わりにくいCMと高難度のせいかワゴンセールの常連で
僕もワゴンセールで999円で拾ってきたのですがちゃんと遊んでみると
その面白さにびっくりして、以降友人と言う友人に布教して歩きました。
本作でFC版がリメイクされると聞いた時には狂喜乱舞でしたよ。
こいつの魅力は難易度の高さでしょうか。
簡単にはいかないからこそ面白い世界がある。
とにかくむやみに突っ込むと大切な仲間が還らぬ人になってしまいますので
ゲーム画面から得られる情報を分析して作戦を練りに練る必要があります。
で、作戦を実行。
成功した時に得られる快感と失敗した時にリセットボタンを押す絶望感、
どちらもなんともいえない魅力なんだよなあ。
エムブレム好きはほぼドMだと思います(爆)
お手軽感はありませんがゆっくりじっくりしつこく楽しみたい人にオススメです。


R-TYPEⅢ(アイレム・2006/12/26)
初代が1987年にアーケードで登場して以来、R-TYPEシリーズは
コナミのグラディウス、タイトーのダライアスと並んで
横スクロールシューティング界を代表する作品のひとつですね。
R-TYPEの溜め攻撃とフォースは素晴らしい発明でした。
Ⅲはスーファミオリジナルタイトルで、3作目ということで
システムから難易度に至るまで磨きがかかって一見さんお断りな内容です。
もうこれはシューティングというジャンルの宿命かもしれません。
シューティングゲームの現状がそれを如実に物語ってますよね。
それでもシューティングゲームってのは面白いと思います。
最近ゲームを始めた人には馴染みの薄いジャンルになってしまいましたが
2D対戦格闘以前は超人気ジャンルのひとつでしたから
こうやって熱い時代に作られた作品に出会う機会が与えられてるというのは
いろんな意味で意義のあることだとロートルな僕は思います。
スーファミはスペック的にシューティング苦手だと言われていたんですが
本作はそんな中よく頑張ってるんじゃないかな。
PCエンジン版の初代と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。


以上、2006年12月に配信された(本体発売同時配信組は除く)5本でした。
残りはファミコン4本、PCエンジン2本です。
ではでは次回をお楽しみに(・ω・)/