VCロンチを紹介してみよう企画第5回は
前回に引き続きメガドライブ。
残りの5本をどうぞ。
スペースハリアーⅡ(セガ)
ある人はファミコンが売ってなかったので、
またある人はお母さんが間違って買ってきたので、
とまあ色々理由はあるでしょうけれども
セガSG1000やマークⅢ等セガハードに出会ってしまった人々は
いつしかセガ信者になってしまうようです。
しかしファミコンとの差は歴然。
ソフトの貸し借りしようにもセガユーザーは学年に数人。
なんて状況だった人も多いんじゃないでしょうか。
MSXユーザーより少なかったよなあ、僕の周りでは。
そんなセガ信者達の、今度こそ僕たちの天下が来るとの期待を
一身に受けて1988年10月29日に登場したのがメガドライブです。
その頃は流通がお粗末だったのでほんとに発売日に手に入るのかと
やきもきしたのを今でもよく憶えております。
スペハリⅡは本体と同時にリリースされた作品で
ハングオンやアウトランと共に大型筐体の先駆けとして活躍した
スペースハリアーの続編として登場したのでした。
しかしながらメガドラの命運をかけるには作りこみが足りなさすぎで
明日が来ると信じて疑わなかった背が信者は大きく天を仰いだのでした。
がんばってはいるんだけどね。
というかスペハリのポテンシャルが高すぎだよなあ。
あれは今やっても超名作ですもん。
僕らの望んでいたスペースハリアーはハード終焉期に
スーパー32X版として登場。
うちにもありますが「これだよ、これっ」と涙したものです。
ということで正直オススメできませんが
興味と思い入れのあるかたはどうぞ。
ロンチが大魔界村とソニックだったらその後のセガの歴史は
大きく違っただろうなあ。
でもまあそんなグダグダでハラハラなセガが僕は大好きでしたよ。
今はちょっと元気がなくて寂しい限りですが。
あのカオスをもう一度。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ(セガ)
全世界のセガ信者がどんなもんじゃい!!これがセガの底力じゃ!!!
とヒゲの配管工向かってに拳を振りかざしたであろう
ゲーム史に残る傑作アクションゲームです。
電源入れたときの「セーガー」を聴くだけで
僕なんか感涙して敬礼してしまいます。
島村ジョー(サイボーグ009)の加速装置に勝るとも劣らない脚力で
起伏に富んだステージを駆け巡るスピードときたら
当時のゲームではありえない疾走感と爽快感でしたよ。
やり込む要素も満載ですがまずはひたすら駆け抜けてみるのがいいかと。
ソニックはその後セガの看板として活躍の場を広げていきましたね。
海外ではヒゲの配管工よりも人気があるそうな。
ゲームがあまりにも衝撃的だったので
音楽がドリカムの中村正人氏だったということを忘れてる人も
少なくないかもと思い記しておきます。
中村氏、いい仕事してますよ。
とここまで大絶賛のソニックですが、ステージ設計の詰めが甘かったのか
一部復活するのが難しい箇所なんかもありますので
初心者が体験するならまずは2からの方がいいんじゃないかと思います。
でも1が名作なのは変わりませんので未体験の人は是非。
トージャム&アール(セガ)
セガのVCに対する本気度がよく分かる1作。
普通これを最初には持ってこないよ。
海外で人気を博した作品をローカライズ、
つうかまんまじゃないだろうか。
1992年に発売された作品ですがよくまあこれを
日本で発売しようと思ったもんです。
センスあるよセガは。
まあとにかくツボにハマるとあっちの世界に行って
帰ってこられなくなるゲーム。
もっと説明してくれと言われてもそうとしか申せません(笑)
ファンキーな音楽とポップでサイケな世界観を楽しむ
ある意味非常にアダルトなゲームかもしれない。
お酒飲みながら遊ぶときっと最高です。
僕お酒飲めないけど。
昔の洋ゲーを遊ぶときは緻密さを求めてはいけませんよ。
みんなでばか笑いしながら遊ぶのが正しい姿だと思います。
というか一生懸命クリアを目指すとかバカバカしいからやめときな(爆)
と言いたくなりますね。
ということで普通の日本人ゲーマーには全くお勧め出来ませんが
カートゥーンネットワークやスポンジボブ等
アメリカ産アニメがお好きな方は是非。
ぷよぷよ(セガ)
テトリスが扉を開きコラムスが世界を確立した落ちモノパズル。
そしてぷよは対戦する熱さを僕らに教えてくれました。
パズルゲームはルールが単純なだけに
いつまでたっても色あせない面白さがありますね。
ぷよもぷよ通が配信されているのでコレクターズアイテムに
なってしまいましたが偉大なる先人として配信リストの片隅に
いつまでも残ってほしいものです。
リスター・ザ・シューティングスター(セガ)
セガは”ザ”が好きですね(笑)
メガドライブ後期に発売された傑作アクション。
伸びる腕を駆使してステージをクリアしていきます。
今遊ぶとついつい
ゴムゴムのっ
と叫びたくなるのは僕だけではないはず(笑)
どのハードにもいえることですがハード終末期というのは
技術的には円熟期を迎えていますので
このようなアクション系の傑作が多く生まれる時期でもありますね。
しかし世間の目は次世代に移ってる事が多いので
隠れた名作になってしまう事もまた多いです。
ソニックは速過ぎてついていくのが大変だわ。
なんてかたはリスターなんてどうでしょう?
3億ベリーの賞金首気分で遊ぶのもなかなか楽しいですよ。
以上、VCロンチメガドライブ編終了。
VCで面白いゲームないかと探してる若者に一言。
面白いとか面白くないとかどうでもよくなるくらい
メガドライブは発掘し甲斐がありますよ!!
痛い目にあっても600ポイントなら対した事ないじゃないですか。
お昼1回我慢すればいいんですもの。
僕らなんか5~6千円分痛い目にあってましたからね。
しかし代償が大きかったが故にまともに向き合いましたが
600円だったらすぐ捨てられちゃうかなあ。
まあとにかくネタには困る事はなくなると思います。
VCロンチも残す所あと1回。
最後はPCエンジンです。
ということで次回最終章、お楽しみに(・ω・)/