コラムスで遊んでみたよ(VCレビューその8) | バーチャルコンソールクエスト

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少し、楽をしようと思い、コラムスを選んでしまいました。
果たして楽が出来るでしょうかね。

コラムスは、セガが1990年にアーケードで発表した作品です。
1988年にテトリスが大ブームとなり、
それに続けとばかりに登場した落ちものパズルです。

縦13マス×横6マスのフィールドに、
縦3マスに連なった宝石が落ちてきます。

宝石の種類はオレンジ黄色水色の6種類。

上から次々落ちてくる宝石を、同色でタテ・ヨコ・ナナメに3個揃える事で
消していきます。

最上部まで積みあがってしまったらゲームオーバー。
で、ここからがコラムス最大の特徴。
消して、落ちてきた宝石がまた3個並んだ場合は続けて消えます。
いわゆる連鎖消しですね。

実はコラムスが元祖です。
以降、連鎖消しは落ちものパズルの重要な要素の一つとなります。

6種類の宝石の他に、宝石を一定数消すと出現する魔宝石というのがあり
魔宝石が触れた物と同色の宝石を一気に消し去る効果があります。
宝石に触れず一番したのフィールドに達した場合は1万点のボーナスとなります。
魔宝石を上手く使えば大連鎖のチャンス。
もちょっとで詰んでしまいそうな場面での一発逆転も可能なシステムになってます。
これも以降の落ちものパズルに大きな影響を与えてますね。

魔宝石に関しては
置いた場所が上部2マス以下の所だった場合、
画面からはみ出た部分が再び落下してきて更に俺のターン!

というまとめ消し2連チャン技がありました。
うまく使うと効果絶大です。

いい作品ではあるのですがシステムのシンプルさが裏目に出てしまったようで
ぷよぷよのような計算された連鎖が狙いにくく淡白な展開になりがちでした。
そこがほんとに惜しい。

メガドライブ版では光る宝石を消せばクリアとなるフラッシュコラムスも収録。
ノービス・アマチュア・プロのカテゴリがあり
それぞれ最初に積んであるブロックが2段から9段まで選べます。
難易度を選んだらクリアまでのタイムアタックに挑戦です。
プロの9段からはほんとに手強いです。

改めて遊んでみると色々なアイデアが盛り込まれた作品でしたね。
落ちものパズルを世に広めたのはテトリスですが
落ちものパズルの発展に大いに貢献したのは
コラムスと言ってもいいんじゃないでしょうか?


テトリスがお父さんでコラムスがお母さんって事でどうでせう?


ということで、偉大なるお父さんや子供たちで遊ぶのもいいですが
たまにはお母さんの相手をしてみてはいかがでしょうか?
なかなか楽しいですよ。

コラムス(メガドライブ・セガ)
2006年12月2日配信開始・DLに必要なWiiポイント:600

僕のおすすめ度 70カラット
(最低は0、最高は一応100)