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KDDI、携帯電話向け映像・音楽配信を拡充へ

 KDDI(au)は映像・音楽など携帯電話向け配信事業を拡充する。来夏をメドに30分程度の映像番組を有料で流すサービスを始め、音楽配信ではパソコンとの間で楽曲をやりとりするなどの機能追加を検討中。電話番号を変えずに通信会社を変更できる「番号継続制度」が来秋始まるのを受け、NTTドコモに先駆けて高度な配信サービスを導入、若者を中心に利用者獲得を進める。

 来夏にも配信を始める映像番組の内容は、最大30分程度のお笑いや通信販売、音楽、アニメなどを予定。従来も6分程度の短時間番組を流していたが、深夜に端末にダウンロードするなど使い勝手が悪かった。新たに多数の携帯電話に映像を一斉配信できる技術を採用し、疑似的な放送サービスを実現する。

 利用者は見たい番組を登録し、配信を受ける。現行の有料配信サービスは月額100―300円程度。新サービスの料金は未定だが、同様の課金制度を採用する(2005.12.2/日本経済新聞)

ソフトバンク、モデムレンタル事業売却で850億円調達

 ソフトバンクは1日、非対称デジタル加入者線(ADSL)の顧客向けモデムレンタル事業を年内にも機関投資家などに売却すると発表した。調達資金は合計で850億円。高金利の借り入れ返済や、携帯電話事業の参入準備に充てる。

 モデムはADSLの接続に必要な通信機器で、契約者から毎月平均で1000円弱のレンタル料を得ている。(2005.12.1/日本経済新聞)

NECエレ、500万画素カメラを携帯に搭載できるモジュール開発

NECエレクトロニクスは500万画素のカメラを携帯電話端末に簡単に搭載できるモジュールを製品化、30日にサンプル出荷を始めた。同モジュールは画像処理用LSI、相補性金属酸化膜半導体(CMOS)センサー、レンズ、オートフォーカス機構、シャッター、フラッシュメモリーなど一式を供給する。価格は1万8000円。06年度第1四半期(4―6月)から量産、販売目標は月20万個。モジュール化により、端末メーカーは開発期間を従来の約半分の4カ月に短縮できる。(2005.12.1/日刊工業新聞)

マクドナルドと無線LANのいい関係――日本テレコム

マクドナルドに日本テレコムの公衆無線LANサービスが導入された。店舗ネットワークの空き帯域を有効利用し、マクドナルドにビジネスマンを呼び込む。

 12月1日から全国のマクドナルド2600店舗に、日本テレコムの公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」が導入された。店舗ネットワークの空き帯域を利用したサービスで、店舗がすいている時間帯にビジネスマンを呼び込むツールになると、担当者は期待する。


 マクドナルドの顧客の中心は親子連れや高校生だが、無線LANのユーザー層の中心はビジネスマン。既存の顧客層よりも財布に余裕があり、1人あたりの売上高は高まるだろうと、日本テレコムのインターネット・データ事業本部インターネット事業部の安川新一郎事業部長は期待する。

 ビジネスマンは仕事の合間のメールチェックなどに無線LANを利用するため、昼のピーク時だけでなく、午前中や夕方など比較的すいている時間帯にも来てもらえる上、それほど長居せず帰ってくれ、回転率も高まる。「実験で導入した店舗の売上高は数%高まった」(安川事業部長)

 プロモーションを通じて、マクドナルド=モバイルポイントというイメージを定着させていきたい考えだ。「アクセスポイントが数千あっても、どこにあるか分からないのでは意味がない」と同社無線LAN事業戦略室の中村圭祐室長は話し、マクドナルドに行けば必ずある、という安心感を売りにしたいという。

 マクドナルドへの導入で、BBモバイルポイントのアクセスポイント数は従来の約4倍、3200に増え、競合他社に劣らない数になった。回線はISPにホールセールしているため、グループのYahoo!BBやODNに加え、@niftyやDION、DTIなどでも利用できる。店舗からの引き合いは強まっており、マクドナルドのように全国規模で展開するチェーン店への新規導入も近々発表できそうという。

面展開は時期尚早

 ライブドアが行っているような、アクセスポイントの面展開は行わない。IEEE 802.11a/b/gは電波到達範囲が狭く、広範囲だと通信が途切れやすい上、電波干渉の問題もある。「面展開を一度宣言すると、少しでも通信が途切れれば信用を失ってしまう」(安川事業部長)

 「モバイルとノマディック(遊牧民的)を分けて考える必要がある」と、安川事業部長は指摘する。モバイルノートPCなど、モバイル対応のネット端末利用者が増えたとはいえ、実際に移動しながら操作する人は少ない。移動中途切れずに利用できるAPはまだ必要な段階には入っていないと考える。

 ソフトバンクが携帯電話への参入を決め、携帯電話端末での無線LAN利用にも注目が集まる。「あらゆる可能性は否定しない」(中村室長)としながらも、具体的な事業展開は未定とした。(2005.12.1/IT Media)

三井住友カード、携帯クレジットサービスを開始

 三井住友カードは1日、携帯電話をかざすだけでクレジットカードのように支払いができる携帯クレジットサービス「三井住友カードiD(アイディ)」を開始した。ビックカメラなどで利用でき、今月中に加盟店を約3000、来年3月までに2万に拡大する。iDはNTTドコモの決済ブランドで、他のカード会社も早ければ来年からiDを導入する見通し。

 iDはサイン、事前入金が不要で、素早く支払える。支払いは従来のクレジットカード利用分と合算し、後日口座から引き落とされる仕組み。三井住友カードは3年間で1000万人の会員獲得を目指す。(2005.12.1/日本経済新聞)

やっぱり今年も「2ちゃんねる」 Yahoo!検索ランキング

Yahoo!JAPANの2005年検索ワードランキングが発表された。今年も総合トップはやっぱり「2ちゃんねる」だった。

 ヤフーは12月1日、2005年の検索ワードランキングを発表した。総合トップは4年連続で「2ちゃんねる」だった。

 今年1月1日から10月31日までに検索されたワードを集計した。検索のために入力されるワードは1日当たり数十万語に上り、同社はこれらをネットユーザーの関心や世相をはかるマーケティングデータとして活用している。

 総合では1位「2ちゃんねる」、2位「Google」は昨年と変わらなかったが、3位に昨年4位の「楽天」が上昇。「MSN」が3ランクアップで8位、9位には「livedoor」が昨年の32位から大幅アップでランクインした。

 12位にはソーシャルネットワーキングサイト(SNS)最大手の「mixi」、42位には「ブログ」が昨年のランク外から登場。15位「愛・地球博」、40位「電車男」なども昨年の圏外からランクインした。(2005.12.1/IT Media)

携帯向け地上デジタル放送、来年12月までに全国で

 総務省は1日、携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」のサービス開始の目標時期を示したロードマップ(行程表)を発表した。

 2006年4月から関東広域圏や近畿、中京エリアなどで始まり、06年12月までには九州エリアも含めて全都道府県でサービスが始まるとしている。受信には専用の携帯電話端末などが必要となる。

 関東広域圏のように、NHKと在京民放キー局がそろって06年4月から放送を始めるところがある一方、岩手、富山、長野、福岡、沖縄などNHKが先行し、地元民放が遅れて放送を始める地域もある。

 都道府県別の放送開始時期は以下の通り(先行局を基準に分類)。

 ▽06年4月=青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、新潟、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、富山、岐阜、愛知、滋賀、三重、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、福岡、沖縄▽06年5月=福井▽06年6月=北海道▽06年7月=石川▽06年10月=鳥取、島根、広島、山口、徳島、愛媛、高知▽06年12月=岡山、香川、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島
(2005.12.1/読売新聞)

Perlに脆弱性? 懸念高まる

Dyad Securityは、オープンソースのスクリプト言語「Perl」に深刻な脆弱性が存在する可能性があるとするアドバイザリを公開した。 Dyad Securityは11月30日、オープンソースのスクリプト言語「Perl」に深刻な脆弱性が存在する可能性があるとするアドバイザリを投稿した。一方で複数のセキュリティ専門家は、この脆弱性の存在に疑問を投げかけている。

 Dyadの警告によると、この脆弱性を悪用されるとDoS攻撃が引き起こされる恐れがある。Dyadはさらに、攻撃者にサーバへのアクセスを可能にし、悪意あるアプリケーションを立ち上げることも可能だとしている。

 複数の他のセキュリティ企業の研究者がこの脆弱性についてテストを行ったが、確認できたのはDoS攻撃の可能性だけだった。

 SecuniaのCTOを務めるトーマス・クリステンセン氏と彼のチームは、さまざまなバージョンのPerlで脆弱性のテストを行った。しかし、悪意あるコードの実行を可能にする脆弱性は発見できなかったという。

 「それ以上の悪用が可能であるという可能性は否定していない。この問題が本当なのかどうかを見極めるには、さらなる詳細が必要だ」(クリステンセン氏)

 「我々自身が適切なバージョンをテストしたのかどうか、判断が困難だ」(クリステンセン氏)。Dyadによるオリジナルのアドバイザリでは、脆弱性を含むPerlのバージョンが明示されていなかった。しかもクリステンセン氏によると、この脆弱性は、特定の方法でPerlを含んだ特定のアプリケーションでのみ生じるという。

 クリステンセン氏はまた、著名なセキュリティ専門家でありDigital Defenseの創設者の一人でもあるHD Moore氏による、Full-Disclosureメーリングリストへの投稿の件も指摘した。Moore氏もまた、とあるバージョンのPerlで脆弱性をテストしたが、悪用は不可能だったという。

 クリステンセン氏によると、DoSの脆弱性の疑いがあるアプリケーションは2つあり、悪用を避けるため、それぞれアプリケーションからのPerlの利用法を変更したという。「われわれが知る限り、今のところPerlそのもののアップデートはない」(同氏)

 そのアプリケーションとは、OSの設定を行うためのWebベース管理ツール「Webmin」と、そのうち必要最低限のものだけをまとめた「Usermin」だ。

“電子ペーパーポスター”実用化へ 東京駅で実験

東京駅構内の待ち合わせスペースで、日立製電子ペーパーでニュースや広告を掲示する実証実験が始まった。

 日立製作所とジェイアール東日本企画は12月1日から、JR東京駅地下の「動輪の広場」で、「電子ペーパーディスプレイ」の実証実験を始めた。A4サイズのモノクロ電子ペーパーを6枚搭載したモニュメントを設置。待ち合わせ中の通行客などに見てもらって感想を聞き、来春の製品化につなげる。

 電子ペーパーは電源を切っても表示を維持できるため、省電力なディスプレイとして期待されている。ソニーが電子書籍端末「LIBRIe」で採用 したほか、セイコーウオッチは腕時計に搭載 するなど、各社による実用化も徐々に進んできた。

 実証実験で展示する日立の電子ペーパーは、13.1インチで1024×784ピクセル表示。プロセッサや充電池、無線LANモジュール、8Mバイトメモリを内蔵しながら、薄さ6ミリに抑えた。配線不要でどこにでも設置できるのが売りだ。

 実験では同社の広告画像や時事通信社のニュース、天気予報などを表示。コンテンツは5分ごとに書き換える。日立社内のコンテンツサーバから、近くのキヨスクに設置したサーバにAIR-EDGEでコンテンツを送信し、無線LAN(IEEE 802.11b)で電子ペーパーに配信している。


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 内蔵メモリに画像データを蓄積しておけば、ネット環境がなくても利用できる。内蔵電池は充電式で、5分に1回の書き換えなら半年~1年程度持つという。

 同社交通システム企画部の鈴木薫主任技師は、同社の電子ペーパーの強みとして、ネットワークの構築からコンテンツ配信、ハード提供までワンストップで対応できる点を挙げる。電子ペーパーのカラー版も開発中で、来年度中には実証実験に入れそうだと話した。

 JRグループは、駅構内の店舗を充実させるなど、乗降客の“駅ナカ”利用を推進中。「駅構内の限られたスペースで、いかに情報発信していくか模索したい」とジェイアール東日本企画の中村芳明広報部長は話し、今後も新技術を積極的に試していきたいとした。(2005.12.1/IT Media)

ソースネクスト、“イチキュッパ”シリーズに「ときめきメモリアルONLINE」が登場

ソースネクストの事業戦略説明会にて、同社が新たに発売するセキュリティ対策ソフト「ウイルスセキュリティ500」を始め、「機動戦士ガンダム」をフィーチャーした新製品などが発表された。ここでは新作ゲームの情報を中心にお伝えする。

 1980円(税込)というお手頃価格の「Quality イチキュッパ」シリーズに、コーエーの「凱歌の号砲~エアランドフォース~」、「鋼鉄の咆哮2~ウォーシップコマンダー~」、コナミの「ときめきメモリアルONLINE」が加わる。

 2002年5月に登場した「凱歌の号砲~エアランドフォース~」は、プレーヤーが自由解放軍の指揮官となり、軍事政権下にある日本の解放を目指すタクティカル・ウォーゲーム。「鋼鉄の咆哮2~ウォーシップコマンダー~」は、2002年8月に登場した海戦アクションゲームで、別の次元へと時空転移したプレーヤーが、その世界で「第零遊撃部隊」を結成、作戦隊長として列強国と戦闘を繰り広げていくというものだ。ともに、2005年12月23日に発売される。

 コナミのPCオンラインゲーム「ときめきメモリアルONLINE」パッケージ版は、手に入れればずっと遊べるというわけではなく、30日間有効のパッケージとなっている。

 本作は現在β2テスト前ということもあり、正式サービスの概要は明らかにされてはいないが、「Quality イチキュッパ」シリーズにラインアップされたことにより、料金体系の目安となるものができたと言えるだろう。

 このほか、カプコンの人気シリーズ「逆転裁判」が、「逆転裁判PC」として2005年12月23日に発売される。価格は2970円(税込)。

 「逆転裁判」はプレーヤーが弁護士・成歩堂龍一となり、依頼人の無実を証明していく、法廷を舞台にしたアドベンチャーゲーム。PCには初移植となっており、来春には「逆転裁判IIPC」、「逆転裁判IIIPC」の発売も予定されている。

●何だ? この感じ……シャアか!

 2006年2月3日、携帯電話メモリ編集ソフト「携快電話」シリーズに、機動戦士ガンダムの人気キャラクターであるアムロ・レイとシャア・アズナブルが音声ガイドをしてくれる「携快電話13 機動戦士ガンダム特別版」が登場する。

 「携快電話」は、専用接続コードでPCとケータイをつなぐことで、ケータイ内のさまざまなデータをPCに保存・編集し、ケータイにデータを戻すことも可能なソフト。紛失や損壊といった万が一の事故にもおびえることがなくなるので安心だ。

 新たにラインアップに加わる「携快電話13 機動戦士ガンダム特別版」では、先にも述べた通り、アムロやシャアの音声ガイドのもと、ケータイメモリの編集を行うことができる。

 例えばアムロなら、「親父にも言われたことがないのに。」、「だ、駄目だ! ケーブルを抜いちゃ駄目だ!! 光とデータの渦が溶けていく……あれは憎しみの光だ。」、「や、やってやる。やってやるぞ。携帯電話のデータがなんだ。」。シャアならば、「早い、何というダウンロード性能。」、「見せてもらおうか。貴様の携帯の性能とやらを。」、「その力、携快電話が与えてくれたかもしれんのだ、ありがたく思うのだな。」といったオリジナルセリフを聞くことができる。

 すっかりオリジナルセリフに酔いしれていると、突然、応援に駆けつけたシャア・アズナブルの声優、池田秀一氏が現れる。普段PCはあまり使わないという池田氏は「シャアはニュータイプですが、私自身はオールドタイプですから……」と語る。

 とは言え、ケータイとなれば話は別なようで、飲み屋でうっかりケータイをなくしてしまったエピソードを披露してくれた。この時、“ここで携快電話の話になるんだな”と思ったのだが、池田氏は「行きつけの飲み屋さんだったこともあり、次の日に届けてくれました」とあっさりコメント。

 話のオチがどこで出てくるのかと冷や冷やしていると、酒に酔った自分に対して「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものは」との名ゼリフを残し、さっそうと会場を後にした。(2005.12.1/+D Games)