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ポッドキャストユーザーの8割は男性

Podtracの調査によると、ポッドキャストを実際に聴いたことがあるというユーザーは男性が78%と圧倒的に多かった。

 米国のポッドキャストユーザーは現在、男性が大部分を占めているが、女性にも浸透する兆しがある――。ポッドキャスト広告サービスを手掛けるPodtracが12月27日、こんな調査結果を発表した。

 調査はPodtracの委託でTaylor Nelson Sofresが実施。米国のネットユーザーを対象にポッドキャストについてアンケートした。

 「ポッドキャスティング」という言葉を知っていると答えたのは全体の32%。そのうち実際にポッドキャストを聴いたことがあるのは32%だった。

 実際に聴いたことがあるというユーザーは、男性が78%と圧倒的。しかし過去1週間以内に聴いたというユーザーの内訳では、女性が51%だった。

 ポッドキャストは登場から1年しかたっておらず、インターネットユーザーも初期のころは男性が圧倒的だったとPodtracは指摘。最近ポッドキャストを聴いたという女性が非常に多いことから判断すると、ポッドキャストの利用者層における男女比率はバランスが取れる方向に向かいつつあると分析している。(2005.12.28/IT Media)

銀行情報盗むハイブリッド型トロイの木馬「Nabload.U」

Panda Softwareによると、「Nabload.U」は主にスペイン語圏のユーザーを標的としたトロイの木馬。MSN Messenger経由で感染する。

 セキュリティ企業のPanda Softwareは12月26日、MSN Messenger経由で感染し、オンラインバンキングのパスワードなどを盗み出すトロイの木馬「Nabload.U」が出現したと報告した。

 このトロイの木馬はMSN Messengerでスペイン語のメッセージを送信する。個人的なメッセージを装って特定のURLを参照するよう仕向け、ユーザーがこのURLをクリックすると、別のトロイの木馬「Banker.bsx」がダウンロードされる。

 ユーザーが特定のオンラインバンキングサイトにアクセスすると、画面上でログイン名やパスワードなどの情報をキャプチャし、盗んだ情報を外部の電子メールアドレスあてに送信する仕組み。主にスペイン語圏のユーザーが標的となっている。従来型の攻撃と違ってキーロガーを使わずに情報を収集するため、銀行が仮想キーボードを使っている場合でも防げないという。

 PandaLabsディレクターのルイス・コロンズ氏はこのトロイの木馬について「複数の手口を組み合わせたハイブリッド型ウイルスの一例」だと指摘。「ユーザーがURLをクリックするとトロイの木馬がダウンロードされ、スパイウェアやフィッシング攻撃と同様の手口も使っている。痕跡を残さずにデータを盗むことを狙ったトロイの木馬であることは間違いない」と解説している。(2005.12.28/IT Media)

休暇中のWebアクセスには注意、Windowsに新たな未パッチの脆弱性

米SANS Instituteは12月28日、Windowsパッチが存在しない新たな脆弱性が発覚したことを警告した。これを悪用する攻撃サイトも登場している。

 米SANS Instituteは12月28日、Windows OSに、パッチが存在しない新たな脆弱性が発覚したことをWebサイトを通じて警告した。この脆弱性を悪用するWebサイトも公開されている。年末年始で私用でのインターネット利用やグリーティングカードなどのやり取りが活発になるこの時期だけに、特に注意したい。

 この脆弱性は、Windows OSが備える画像処理ライブラリ「Graphics Rendering Engine」に存在する。Webサイトを通じて、細工を施したWindowsメタファイル(WMF)形式のファイルを開くと、任意のコードを実行される可能性がある。

 事実悪用サイトでは、HTMLファイルを開くだけで脆弱性を突かれ、トロイの木馬のダウンロードが試みられるという。SANSによると、これはアンチウイルス/スパイウェアソフトを装ったプログラムで、マルウェア削除のために正式版を購入するようユーザーを騙す悪質なものだ(関連記事)

 Bugtraqメーリングリストへの投稿やSANSによると、この脆弱性は最新のパッチをすべて適用したWindows XP SP2にも存在するという。さらにSANSは、AMD64マシンでの結果と断りながらも、攻撃サイトに試しにアクセスしたところ、バッファオーバーフローの発生を防ぐDEP 機能が停止したことも報告している。

 Microsoftは2005年11月の月例パッチ(MS05-053) で、同じくGraphics Rendering Engineに存在する脆弱性を修正していた 。しかし今回悪用されている脆弱性は、これとは別の問題と見られる。今のところ、Microsoft側からはこの問題に対する情報やパッチは提供されていない。

 したがって攻撃を避けるには、「信用できないWebサイトは訪れない」「不用意にリンクをクリックしない」といった手段で自衛するしかない。併せて、多少不便になるが管理者権限でのPC利用を極力避けるとともに、ウイルス対策ソフトを最新の状態で利用するようにしたい。

 なお「Internet Explorer以外のWebブラウザを利用する」ことも1つの手だが、SANSの情報によると、たとえFirefoxを利用していても完全に安全というわけではない。Firefoxで攻撃サイトを訪れた場合、Windows標準の画像ビューワー「Windows Picture and Fax Viewer」で画像を開くかどうかを尋ねられ、もしここで「はい」を選択してしまうと、同じように攻撃コードが実行されてしまうという。(2005.12.28/CNet)

MSN Messengerのβ版装うウイルスに注意

F-Secureによれば、この手口ではMSN Messenger 8のβ版が流出したと称してウイルスをダウンロードさせ、マシンをボットネットサーバに接続してしまう。

 MSN Messengerのβ版を装った新ウイルスが出回っているとして、セキュリティ企業のF-Secureがブログに情報を掲載した。

 このウイルスは「msgr8beta.com」のサイトを通じて感染する。同サイトには「Messenger 8 BETA has been leaked!」(Messenger 8のβが流出!)と記載され、MSN Messenger 8には「多数の新機能」があると宣伝。リンクをクリックして「MSN Messenger 8 Working BETA」をダウンロードするよう呼び掛けている。

 しかし、このサイトからダウンロードした「BETA8WEBINSTALL.EXE」を実行すると、自分のマシンにインストール済みのMSN Messengerで全連絡先にあててダウンロード用のリンクを記載したメッセージを送信するほか、マシンをボットネットサーバに接続してしまうという。

 F-Secureでは、「MSN Messenger 8など(少なくとも今のところは)存在しない」として、だまされないよう注意を促している。(2005.12.28/IT Media)

株式会社デジソニック、インターネット決済サービスを開始

映像およびDVDの制作、製造、販売およびインターネット配信までを手がける株式会社デジソニック (東京都渋谷区)は、2005年12月よりインターネット決済サービス『ソニック・ペイメント』を開始した。
同サービスでは、通常の物販決済のほか、ダウンロード販売、Pay Per View販売といった商品発送を伴わないデジタルコンテンツの決済にも対応している。
また、携帯電話用の決済フォームを用意されているので、モバイル・コマースでの利用も可能だ。決済環境については、主要クレジットカード会社35社と接続していて、国内で利用されている全てのクレジットカードを利用することができる。
同社では、同サービスをASP方式でクライアント各社に提供するほか、来年2月頃より開始予定のECサービス、Web動画配信サービスと組み合わせることで、リアル流通からEC流通までを包括する、総合的なコンテンツ・ビジネス・ソリューションを提供していく。
さらに来春以降には、現在開発中のモバイル向けカード認証システム『QRickカード』(仮称)と連動した新しいモバイル決済事業にも着手する予定という。
なお、同社では、2007年株式公開を予定している。 (2005.12.28/DoorBoys)

AIT、電子帳票と決裁・承認プロセスを連携したシステム発売

AIT(東京都江東区、望月直行社長、03・5245・7771)は、メタソフト(東京都江東区、吉田泰久社長、03・5646・6461)と技術提携して電子帳票とワークフロー(決裁・承認システム)を組み合わせたソリューションを開発、近く営業に乗り出す。08年にも制度化が見込まれる日本版SOX(企業改革)法をにらんで需要が高まるとみている。3年間で60システムの販売を目指す。

 メタソフトは自社開発のワークフローソフトのソースコードを開示し、AITはJFEシステムズが開発した電子帳票システム「ファイブリッジII」のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を利用して連携させる。

 電子帳票とワークフローを組み合わせることで、企業内の原本保存などを含む文書管理と決裁・承認プロセスを一貫して記録できるソリューションを実現する。

 企業の健全経営を見るSOX法では、「基幹データの情報処理だけでなく、意思決定までのプロセスを遡及(そきゅう)し、公開する体制が要求される」(メタソフト)見込み。AITはこの点を強調して新ソリューションの販促を行う。価格は数百万円程度からという。

 AITはSRAと日本IBMによる共同出資のシステム会社。05年3月期の売上高は約89億円(前年度比約37%増)。オープン系システムに強みを持ち、パッケージソフトの販売を強化している。今後はワークフロー機能を手始めに、ファイブリッジIIに機能を追加して他社と差別化を図っていく。(2005.12.28/日刊工業新聞)

東和メックス、手書き風にも対応できる店舗向けLED表示機を発売

東和メックスは、文字の明るさを32段階で制御できる店舗向け白色発光ダイオード(LED)表示機「モダンサイネイジシリーズ スワン」を発売した。表示サイズは縦1152ミリ×横384ミリメートルと従来機の2倍に大画面化した。手書き風のデザインやアルファベットなどユーザー固有の文字を表示でき、コンテンツの作成にも応じる。価格は両面表示タイプが120万円、片面タイプが73万円。(2005.12.28/日刊工業新聞)

PCC、ドアホン機能搭載のコードレスIP電話機を発売

パナソニック・コミュニケーションズ(PCC)は27日、入り口のドアホン付近の画像を液晶画面で確認できるコードレスIP電話機「ラ・ルリエ」を06年1月30日に発売すると発表した。通常の電話だけでなく、訪問客が来たときにドアホン越しに応答できる。中小企業に導入を目指す。価格は49万4000円。月産2000台を目指す。

 電話着信時に、あらかじめ登録した発信者の名前を音声で知らせる機能を持たせた。1500件まで登録できる。外線通話中にドアホン着信があった場合、ワンタッチ操作で通話を保留し、来客対応に切り替えが可能。表示液晶は見やすい角度に調節できるなど、使いやすさに配慮した。(2005.12.28/日刊工業新聞)

システムトークス、2万円以下の携帯型ビデオ再生・録画機発売

システムトークス(東京都中央区 板坂太郎社長、03・3639・0167)は、実勢価格が1万9800円と2万円を切る携帯型ビデオレコーダー/プレーヤー「ムービービジョン エス」を発売した。ビデオやテレビ番組の映像を本体に直接録画して再生する。音楽再生やFMラジオ、ボイスレコーダーなど多機能を備えている。

 ポケットやバッグに入れて持ち運べるコンパクトサイズ。バッテリー装着時の重さは95グラム、液晶サイズは2・5インチ。動画ならば最大約3時間の再生が可能で、本体内蔵のメモリー以外にSDカードに対応。マイクロソフトのウィンドウズに標準搭載されているウィンドウズメディアプレーヤーに対応し、音楽CDを簡単に取り込める。(2005.12.28/日刊工業新聞)

パイオニア、光ピックアップ搭載でDVD兼用のBD駆動装置を発売

パイオニアは27日、パソコン内蔵用のブルーレイ・ディスク(BD)駆動装置「BDR―101A」を06年1月末に発売すると発表した。追記型、書換型の1層ディスクへの記録、再生とともに、1層・2層の再生専用ディスクに対応した。当初、パソコン、パソコン周辺機器メーカーに出荷し、自社ブランドでも発売する。価格は明らかにしていない。

 新製品はDVDとの兼用光ピックアップを搭載し、DVDの記録、再生も可能にした。従来の傾き補正、球面収差補正に加え、新たに非点収差補正技術を採用し、記録・再生特性を向上させた。

 米ラスベガスで06年1月5日から開かれる国際家電見本市で展示する。(2005.12.28/日刊工業新聞)