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TBS、インデックスとネット配信会社

 楽天から経営統合提案を受けているTBSは携帯電話向け配信サービスのインデックスと、番組のインターネット配信を手掛ける共同出資会社を設立することで大筋合意した。TBSはほかにも楽天を含む複数企業と個別分野で提携する独自のネット戦略を月内にもまとめ、TBS株主に提示、経営統合案への事実上の逆提案とする。楽天とは主に電子商取引での提携に限定する見込みで、TBSが楽天案を拒否する公算が大きくなる。

 TBSは統合提案の評価作業を進める一方で、楽天案とは一線を画したネット戦略の策定にも着手した。月末にも臨時取締役会を開き、楽天への回答内容と逆提案を正式に決める見通し。(2005.11.6/日本経済新聞)

Sun、Javaと.NETの互換性を強化

SunはJavaとMicrosoftの.NETプラットフォームとの互換性を強化する目的で、Webサービス仕様のオープンソースバージョンを開発・配布する。(IDG)

2005年11月05日 07時59分 更新

 米Sun MicrosystemsはJavaとMicrosoftの.NETプラットフォームとの互換性を強化する目的で、業界横断的なWebサービス仕様の複数のオープンソースバージョンを開発・配布する計画だ。メッセージング、メタデータ、セキュリティ、サービス品質に関するWS-*仕様の実装を計画している。

 対象となる仕様は、WS-Addressing、MTOM(Message Transmission Optimization Mechanism)、WS-Policy、WS-MetadataExchange、WS-Security、WS-Trust、WS-SecureConversation、およびWS-ReliableMessaging、WS-Coordination。

 Sunは、MicrosoftがWebサービスプラットフォームのWindows Communication Foundation(WCF、旧称Indigo)でこれら仕様の実装を計画していることを引き合いに出している。この仕様はWCFへのインタフェースの役割を果たすと、SunのSOA担当フループマーケティングマネジャー、アシェシュ・バダニ氏は説明する。

 Sunによれば、デベロッパーはこのインプリメンテーションを使って.NETとJavaを統合できる。

 これをオープンソース経由で提供することにより、製品に組み込みやすくなるとバダニ氏は話している。

 SunはGlassfishプロジェクトを通じてこのインプリメンテーションを公開予定。GlassfishはSunのJava System Application Serverのためのオープンソースプロジェクト。同仕様の初期コードは3~6カ月以内に公開され、その後Java Web Services Developer Packで追加のコードがプレリリースされる見通し。

 MicrosoftはSunの取り組みを賞賛する談話を発表し、次のように述べている。

 「基盤となるプラットフォームを問わず、WS-*仕様を使ってアプリケーション間の互換性を実現するという当社の目標をSunが共有してくれたことをMicrosoftは歓迎する。WCFとWS-*仕様に関する技術協力は、当社がSunとともに進めている取り組みの一部としてふさわしく、相互の顧客にとって重要なものだ」(2005.11.5/IT Media)

ネットマークス、情報セキュリティーの実演ルーム開設

 通信システム販売のネットマークスは、見込み客に情報セキュリティーシステムの実演をする施設を本社に開設したと発表した。カタログやプレゼンテーションでは伝えづらいセキュリティーシステムの効果を実際に見てもらい、販売につなげる狙いがある。

 開設した施設の名称は「ネットワークセキュリティデモルーム」。約55平方メートルの実演ルームを東京・港の本社内に開設。実演用のサーバーを3台、パソコンを12台、ルーターを4台、スイッチを4台用意した。

(2005.11.5/日本経済新聞)

All Aboutが大切な愛犬の健康を維持するための多角的情報を発信

専門家がガイドする総合情報サイト「All About」は、すべての愛犬家に向けて、2005年11月1日(犬の日)、犬の健康に関する情報サイト「All About 犬の健康 」をオープンした。
現代における室内で暮らす純血種犬は、その四分の一が実質、肥満を抱えていて、年間平均4回半は通院しているというデータがある(※花王株式会社調べ:2003年6月)。それは、「愛犬の食事の量・質に関して適切な 管理が難しい」「ついついヒトの食事を与えてしまう」など、食事をはじめとする健康管理方法に問題があるためと考えられるという。特に、犬の年齢に応じた健康維持の方法は、愛犬家にとってとても大きな課題になっている。
そのような背景を受けて、オールアバウトが愛犬家のための実用サイト「All About 犬の健康」をスタートさせたもの。犬の「食」「コミュニケーション」「暮らし」といったテーマから、犬の健康について知られている常識を再検証し、愛犬と一日でも長くいるために今できることを、さまざまな方面から掘り下げていくサイト。ガイドには、愛玩動物飼養管理士の冨永佳与子さんを起用している。(2005.11.5/DoorBoys)

IT選挙解禁へ動き活発 自民検討、議員立法提出も

公選法で禁止されているインターネットを利用した選挙運動の解禁に向けた動きが活発化している。自民党は10月下旬に選挙制度調査会にIT選挙解禁を検討する作業部会を設置。近く報告書をまとめる予定だ。民主党は以前から解禁に前向きで、早ければ来年の通常国会で議員立法での法改正実現の可能性も出てきた。
 ただ自民党内には「IT選挙の解禁は民主党を利するだけ」と根強い慎重意見もあり、法改正には異論も予想される。
 公選法は選挙運動で配布が可能なビラやはがきなどを除き「文書図画」の頒布を規制している。人の視覚に訴えかけるものはすべて文書図画と解され、候補者や政党のホームページ(HP)の画面も公示日以降は更新を禁止している。
(2005.11.5/共同通信)

仮想サーバ市場は150億ドル規模に拡大へ――IDC予想

従業員500人以上の企業では4分の3以上がバーチャルサーバを導入。WindowsとLinuxサーバの人気も上昇している。

 IDCの最近の調査によれば、仮想化への投資額は2009年までに世界で150億ドルに急増する見通しだ。

 サーバを統合して経費を削減するため、顧客はサーバのスペースを区切って複数のOSやアプリケーションを実行できるようにするソフトを使い、2/4ウェイのx86ボリュームサーバをパーティション化している。

 IDCの調査では以下の傾向も判明した。

  • 従業員500人以上の企業では4分の3以上がバーチャルサーバを導入している
  • 調査でサーバ仮想化技術を使っているとした回答者は、来年購入する新サーバのうち45%を仮想化する見通し
  • 全仮想サーバのうち50%以上で、基幹業務を含むプロダクションレベルのアプリケーションを実行している
  • サーバの作業負荷の種類に応じた仮想サーバのパフォーマンス最適化には大きなチャンスがある
  • 現在の仮想サーバへの出費はS390、OS400、UNIXシステムが主流だが、WindowsとLinuxサーバも急増している

(2005.11.5/IT Media)

書籍「ばら売りします」 アマゾン・コムが計画

米インターネット小売り最大手アマゾン・コムは4日までに、書籍で必要なページや章だけを「ばら売り」する有料サービスを開始する計画を発表した。
 アマゾンは、書籍本文のデータベース化を進め、単語や文章を入力すると書名を検索できるシステムを開発。新サービスはこのシステムと連携させることなどで可能となる。購入したページはネット上で閲覧する。
 米メディアによると来年中にサービスを開始し、料金は内容などによって設定するとみられる。
(2005.11.5/共同通信)

アマゾンが抱くネット配信の野望

 米電子商取引大手のアマゾン・ドット・コムがデジタルコンテンツの配信サービスへ乗り出した。同社はこれまで本や音楽CDなどパッケージ商品を中心に主に「郵送」という手段で販売してきた。3日に発表した電子書籍のページ単位販売は、コンテンツそのものをインターネット経由で本格配信する第1弾となる。既に電子書籍向けコンテンツを販売しているが、タイトルが限られていた。世界中に膨大な顧客を抱えるアマゾンが今後音楽や映像などのネット配信を手がければ、アップルコンピュータの音楽配信「iチューンズミユージックストア」などにとっても強力なライバルとなりうる。

 電子書籍のページ単位の販売については「日本でも開始するかどうかは未定」(広報)という。ただ、このサービスの前提となる書籍本文の検索サービスは日本でも1日に始めており、開始後に出版社から同社への問い合わせが相次いでいるという。ネットとの連携を模索する出版社側と利害が一致すれば日本でも普及する可能性がある。

 アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「デジタルコンテンツ配信は重要なビジネス」と語っている。今月中旬にはTBSと共同でテレビ放送とネット通販の連携サービスの実験も始める。アマゾンがコンテンツ配信の「台風の目」になる可能性が近づいてきた。(205.11.5/日本経済新聞)

Webデザイナーとブロガーをダイレクトに結ぶサイトが開設

アライドアーキテクツ株式会社は、デジタルハリウッド株式会社との協業で、国内で初めて、Webデザイナーとブロガーをダイレクトに結ぶWebデザインマーケットプレイス「aamall.jp 」(エーエーモール)を11月1日に開設した。
現在、Webサイトは法人や個人の情報発信ツールとして、また、一つのメディアとしての地位を確立しつつある。いまや、日本におけるブロガーは今や473万人、2007年には782万人(総務省調査)とも予想されている。しかし、ブログが個性を表現することが可能なツールでありながら、カスタマイズの難しさからブログ事業者が提供するテンプレートを使用するブロガーがほとんどで、差別化が困難な事も事実といえる。ブログサイトが提供するテンプレートを合計しても4000点未満(アライドアーキテクツ調べ)であることに対し、ブロガーは400万人を超えており、1枚のテンプレートを1000人以上が使用している状況だという。
今回、アライドアーキテクツが提供する「aamall.jp」では、デジタルハリウッドと共催で「ブログデザイナー育成講座」等を企画していて、多くのブログに強いデザイナーを輩出し、受講したWebデザイナーは自身の過去の作品等を「aamall.jp」上のショールームで公開。個人や法人のブロガーは好みのデザイナーをショールームで選択し目当てのデザイナーに特注デザインを注文することができて、注文者とデザイナーが直接出会える環境を提供する。
それによって、ブログにタブを入れたり、フラッシュを入れることも可能となったり、ブログ上の表現力を一気に広げることが可能だ。デザイナーの検索条件には過去の作品実績以外にも、価格や人気度、得意な技術等を随時追加していくという(2005.11.5/DoorBoys)

AppleのQuickTimeに脆弱性

DoS攻撃誘発の恐れがある脆弱性が複数報告された。Appleは最新バージョンのQuickTime 7.0.3でこの問題に対処している。 セキュリティ企業のSecuniaによれば、AppleのQuickTimeでDoS攻撃誘発につながる脆弱性が複数報告された。リモートからシステムにアクセスされる可能性があるとして、深刻度は「極めて重大」と評価している。

 影響を受けるのは、Mac OS X版のQuickTime 6.5.2と7.0.1、Windows版では7.0.3より前のバージョン7.x。

 「.mov」のビデオファイルをロードする際、「Pascal」スタイルストリングの処理に整数オーバーフローのエラーが存在し、メモリが上書きされて、細工を施したビデオファイルを使って任意のコードを実行される恐れがある。

 また、特定の属性が欠落したビデオファイルの処理に際してNULLポインタ参照解除エラーが発生。これを悪用して細工を施したビデオファイルがロードされると、QuickTimeを利用しているアプリケーションがクラッシュする可能性があるといった問題が指摘されている。

 Appleがリリースした最新バージョンのQuickTime 7.0.3では、この問題が解消されているという。(2005.11.5/IT Media)