「は、はいっ!…速川。」

誠人の部屋でソファに座りおずおずと差し出した麻琴の手にはかわいいラッピングが施された小さな箱が握られていた。

「ありがとう。…ってどうしてだ?」

突然の贈り物に驚きながらもそれを受け取ると俯に落ちずに誠人は問いかけた。

「だって今日……バレンタインだし。」

麻琴は答えながら顔をそらした。

「男が男にチョコあげるのどうかと思ったんだけど、でもやっぱバレンタインだし大切な人にチョコを贈ろうって書いてあったから……」

麻琴はギュッと手を握り締め顔を真っ赤にしながら言い訳を口にしたけれど徐々に恥ずかしくなり最後はゴニョゴニョと聞き取れない程小さい声になってしまった。
誠人はそんな麻琴に手を伸ばすと抱き寄せそっと額にキスをした。

「ありがとう。嬉しいよ。開けてもいいか?」

「うんっ!」

麻琴の了解を得ると誠人は赤いリボンをほどいた。


―With Love.


箱を開けると小さく並んだチョコレートの端に刻みつけてあったそれは一気に誠人の目に飛び込み誠人はふっと微笑んだ。
そして誠人は1つチョコレートを掴むと口へと運んだ。
「僕が言ってるのはこの『誠人』であってお前の『麻琴』じゃない。」

僕の誠人は1人だけなんだから。なのに麻琴とかいうやつは僕の誠人をずーっとその大きな瞳を見開きアホ面で見つめている。どうやらお互い名前が同じだって今知ったみたいだった。

「僕がお前みたいなやつの名前呼ぶわけないだろ。ねっ、誠人♪」

僕はそのアホ面に冷たく言い放つと誠人に視線を戻した。そして僕が立ち上がると誠人もそれに倣って立ち上がった。それで僕は改めて誠人を見回すと親愛を込めて誠人にキスをした―

「わっ!」

その声は僕らの側頭部にゴンッとぶつかった。その声の主はやはりアイツで、僕はうんざりと吐き捨てた。

「ばっかじゃないの!?こんなの挨拶じゃん。悪いけど僕達お前達と違ってアメリカ生まれアメリカ育ちだから。食堂行こ、誠人。」

僕は誠人をぐいぐい押しやるとあいつに背を向けた。その時、丁度あいつの後ろであいつを見守るように佇む長身の男が目に入ってけれど僕はそのまま誠人の元へと駆けて行った。

『こいつのご主人様か……』

僕はそう思ったきり気にも留めなかった。
お久しぶりです、砂銀です☆
皆様お元気にしていらっしゃいますでしょうか?
銀は最近萌えが不足中なのかリアルな方面に萌えを求めちゃってます(´ω`)ゞ
武侠モノ…イイッ(≧▽≦)ρ゛

とは言え、自分の小説はどうなってるんだと。
さすがに一ヶ月以上も更新無しはやばいと思い立った銀はココに宣言しますっっっっ!!!


前みたいに毎日は無理でも一週間に一度は更新したいと思います!!


そして『LOVE? or NOT?』は『男の子、オトコノコ』と同じ時間の流れで進めて行こうと思っていますので今『男の子、オトコノコ』を読み返してるトコです☆

いや~銀よくこんなに書いたな~って改めて実感しました。
こんな展開にしてたっけ?と驚いたり字間違ってるって悲しくなったり、でもこんなに頑張ってこれたのは皆様に応援していただいたからで……ほんと感謝でいっぱいですm(__)m

これから再び皆様に銀の萌えを届けれるように頑張りますので応援よろしくお願いしますっ∠( ̄^ ̄)