こんにちは、株式会社リトルグローブです!


今日も、アクション映画をご紹介しようと思います!



コラテラル  


トム・クルーズがこれまで演じてきたヒーロー像から一転、白髪に無精ひげの殺し屋を演じ、新境地を開いたサスペンス。

トレードマークの笑顔を押し殺しての演技は真に迫る。

殺しを目撃してしまい、やむをえなくトム演じる殺し屋と行動をともにすることになったタクシー運転手を『アリ』のジェイミー・フォックスが演じる。

『インサイダー』のマイケル・マン監督がロスの街を背景に音楽とシンクロさせながら描くスタイリッシュな映像にも注目。



ストーリー・あらすじ

タクシー運転手のマックス(ジェイミー・フォックス)はロサンゼルスで12年間まじめにタクシー運転手という職業をこなしていた。ある日、客として乗せた女性検事アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)との会話をするうちにささやかだが心が通じ合い、アニーはマックスに自分の名刺を渡して車を降りる。



マイケル・マン監督の映像センスが光ります。
ロサンゼルスの夜の街を独特の雰囲気で醸し出しています。
この映像美に惹かれました。
ロスアンゼルスの夜にはジャズがよく似合っている。

マイケル・マン監督はある種スタイリストだと思います。

私が観た作品でも「キープ」「ヒート」「マイアミ・バイス」(TV)等 映像に対するこだわりがあるように思う。

トム・クルーズ、悪役ですが、とても上手でした。
ほんのしたことで犯罪に巻き込まれてしまうタクシーの運転手を演じたジェイミー・フォックスの演技も見事でした。ジェイミー・フォックスを観たのはこれが初めてでしたが本当に素晴らしい演技を披露しておりました。

息もつかせぬ展開。
株式会社リトルグローブ、最後まで緊張感が途切れること無く楽しく拝見いたしました。


こんにちは、株式会社リトルグローブです!


今日は、アクション映画を紹介しようと思います。



リベリオン  2002年



感情を抑制させられた近未来を舞台に、体制に立ち向かう男の戦いを描いたアクション。

銃と武術を融合した本作オリジナルの格闘術“ガン=カタ“のスピード感あふれる描写が見もの!



ストーリー・あらすじ

第三大次戦後の荒廃した近未来。人類は惨劇を繰り返さないため、感情抑制を義務づけられていた。

ある日、感情犯罪取締官プレストンは抑制薬を飲み忘れたことから、美しい音楽に涙してしまう。

それ以来、彼の胸に体制への反感が芽生え……。



見せ場が多く、観客を「あっ!」と言わせるオリジナリティーあふれる作品で、SFファン、アクションファン、ガンマニア達の心を揺さぶります。

世界観はオーウェルの「1984」、ブラッドベリの「華氏451度」を思わせるハードなものですが、クリスチャン・ベールは、なかなか迫真の演技を見せています。

感情を押し殺して、人間が社会の歯車となったような世界で、法の番人が、だんだん人間的な感情を取り戻すシーンはとてもうまく描かれています。


この監督は『リベリオン』の世界観を数年感暖めた後満を持してハリウッドに持ち込んでいったらしい。
それだけに細部までこだわった作りは監督の愛情がひしひしと伝わってくる。
ストーリーも、これも長年構想を練って
生み出された数年前の作品であるリュックベッソン氏の『フィフスエレメント』と違い
子供だましに終わらず、最高にスタイリッシュで、クレイジーな展開で魅せてくれる。
副総裁との最後の戦いは男ならば燃えない者はいないでしょう!


友達の薦めで見た本作、あまり期待していなかったんですが、思いもよらない掘り出し物となった一品でした!!


こんにちは、株式会社リトルグローブです!


昨日はギャングものをご紹介しました^^

今日もギャングものをご紹介しようかなって思います。



今日ご紹介する作品は、カラーズ/天使の消えた街です!


ストリート・ギャングの抗争に明け暮れるロスアンゼルスを舞台に、警官コンビの戦いと葛藤をクールに描いたアクション・ドラマ。


主演のS・ペンが持ち込んだ企画を気に入ったD・ホッパーが、「アウト・オブ・ブルー」(80)以来8年振りにメガホンを取り、現代都市に潜む狂気と暴力を“刑事アクション”のスタイルを借りて淀みなく活写した。

ベテラン警官のデュヴァルと新米警官のペンの対比もよく出ており、傍を固めるヒスパニック系ギャングたちの個性的な面構えも迫力あり。



ストーリー

ロサンゼルスの深夜、ストリート・ギャングのクリップス団のメンバーが、抗争相手のブラッド団の少年クレイブを射殺して逃走する事件が起きる。ダニー・マクガヴァン(ショーン・ペン)とボブ・ホッジス(ロバート・デュヴァル)はロス市警ギャング特別班に所属する新旧コンビ。強引に力で捜査を押してゆくマクガヴァンに、ホッジスはまず連中の心をつかむことだと諭す。やがて、は、ロサンゼルス郡警察のギャング特別班と共同で麻薬ルートを摘発してゆくうちに、かつてホッジスが、通りで麻薬を密売していたところを尋問するもののマクガヴァンの反対をよそに解放したハイ・トップ(グレン・プラマー)という少年の名が浮かびあがる。




想像と違い思いのほかまじめな映画でした。実際にありそうな社会派警察ドラマ。

人が環境によって犯罪者になる様がリアルに描写されている。

人間が犯罪者になるかどうかは、ほんの薄皮一枚の事だなって思いました。


BGMが、当時では珍しいラップの曲です。

こういった作品はやはり若者に人気なんじゃないでしょうか。


結構面白かったので、お勧めです^^

こんにちは、株式会社リトルグローブです!


今日は・・・「グッドフェローズ」(Goodfellas)という映画をご紹介します!


今日は珍しくギャングものを紹介しちゃいます。


グッドフェローズ」(Goodfellas)は、1990年のアメリカ映画。

原作はヘンリー・ヒルの実話を元にしてニコラス・ピレッジによって書かれた「ワイズガイ」。


ニューヨークのイタリア系ギャングの世界を現実的に描いた映画です。

グッドフェローズとされていますが、原題はfellowではなくてfellas(フェラス、フェローズのスラング)で、「いい奴」みたいな意味のタイトル。

ギャング映画のなかでも人気の高い作品です。


あらすじ
1955年ニューヨーク、ブルックリン。大統領になるより、ギャングになりたい13歳のヘンリー・ヒル。あこがれのギャングの世界にポール・“ポーリー"・シセロ(ポール・ソルビノ)のもとで使い走りを始めることから足を踏み入れます。使い走りをする事で、自分の住む地域の一般成人男性の平均の儲けよりも稼ぎ出します。

ある日11歳でこの世界に踏み込みんだ20代中盤の強奪専門ジミー・コンウェイ(ロバート・デ・ニーロ)に出会います。ジミーが強奪したタバコをトミー・デビートと売りさばく様に言われ、街頭で売っていた所で警官に捕まるのですが、何も喋らなかった(マフィアを売らなかった)事から信用を更に得ます。

1967年、成長したヘンリー(レイ・リオッタ)やトミー(ジョー・ペシ)はギャングの一員としてポーリーの縄張りである飛行場から盗めるだけのものを盗み取ったりしているのですが、ある日トミーのお気に入りの女の子が連れて来たカレン(ロレイン・ブラッコ)と出会います・・・


3人の中心人物である相棒達の性格の描き分けが面白いです。
トミー:短気で気違い。すぐに人を殺ってしまう。
ヘンリー:一番寡黙できっちり仕事をするのだけど、あまり暴力的ではない。女に弱くしょっちゅう浮気。
ジミー:冷静だけど、暴力、殺しを厭わない。三人の中で一番何を考えているか分からないミステリアスな感じ。

ただ犯罪を描くだけでなく、あちこちにテンポよく面白い会話が挟まれていて笑いも取ります。

ジョー・ペシのあの独特な喋り方で、笑いをとってるんだか絡んでるんだか分からない一触即発短気男が、老いたママには弱かったりするのも笑えます。


ヘンリー(時にカレン)の語りでストーリーが進行して行くのですが、ファミリー内の親交や結びつきの強さ、物流の仕方、ワック(殺し)が行われる流れ、純粋イタリア系だけがなれるmade manなど普通に触れる事の無いマフィアの世界にどんどん惹き込まれてしまいます。


ギャングもの(マフィアもの)がお好きな方は是非どうぞ!




こんにちは、株式会社リトルグローブです!


今日は・・・大樹のうた  という映画をご紹介します!




インドの名匠レイが人生をかけて作った、畢生の大長編人間ドラマ3部作の完結編。


身寄りを失ったオプーの安アパートでの作家修行、ひょんなことで降りかかった結婚と早産による妻の突然の死などが、悠々の大地のリズムで描き出される。

放浪するオプーが父性に目覚めるラストが感動的。


製作・監督・脚本はサタジット・レイ、原作はビフティブシャーン・バナールジ、撮影はスブラタ・ミットラ、音楽はラヴィ・シャンカールが各々担当。出演はショーミットロ・チャタージ、シャルミラー・タゴール、アクロ・チャックラヴァルティ、シャパン・ムカージーなど。

サタジット・レイ、インドの監督ですね、カルカッタ生まれのね。
この映画『大樹のうた』、だんだん樹が大きくなって太くなって立派になるあたりがおもしろい。
どこがどうと言えませんけど、この人の、サタジット・レイの映画、ちょうど日本の内田吐夢の作品とそっくりですね。見事にどんどん時代が変っていくところがいいですね。

「大地のうた」三部作 の最終章、母とも死別した 主人公のオプー のその後を描いていきます

映画 が始まると、大学 を2年で終了、その後、卒業 を待たずに学校を後にするところから 始まります

前作で登場した 親友 のプルー との関係が今回の物語の中心になるのです が、演出スタイル 映像 の完成度が若干前二作と変わっているのに気がつきます


クローズアップ が多くなってくるのと、鋭い感性 によるインサートカット が格段に少なくなって、どちらかというと平凡な作品になっているように思いま す。


三本を一気にみると、やはり主人公オプー の物語がその幼い頃から よみがえって感慨深い大河ドラマになっているようで、何ともいえない感動も呼び起こされました

作品の質は第一作の「大地のうた」がダントツ レベル が高いで すが、三本を一つの 作品として楽しむだけ十分な値打ちのある映画 だったと思いま す。




こんにちは、株式会社リトルグローブです。


今日ご紹介する映画は、<旅芸人の記録>です。


テオ・アンゲロプロスのギリシャ現代史三部作のひとつ。同監督の最高傑作とも言われる。

映画初公開当時、360度パン(カメラを水平にぐるっと回すこと)に人々は度肝を抜かれたらしいが、今見てもやっぱりこのカメラには驚きを禁じえない。


長回しを多用し、ワンシーンワンカットの場面もずいぶん多いこの作品は、圧制と抵抗に明け暮れたギリシャ現代史1939-1952年を、ゆったりとかつ密度の濃い時間へと織り込んで描く。


12名前後の小さな一座は、各地で同国の古典劇を演じつつ、いつしか時代の目撃者の役割を果たしていく。


アンゲロプロス監督は、寡黙だが力強い彼らの生き方を驚異的ともいえるワン・シーン、ワン・カットの長回し撮影によってフィルムに収め、その民族意識に基づく独創的な映画手法が、世界の映画界に新鮮な驚きを与えた。



例えば普通の映画みたいに一人の主人公を追うというのはない。純粋にその時代の空気、風景が味わえる。

旅芸人一座が陽気に歌いながら劇が出来るという環境は平和でないと成り立たない。


この映画で一座の演目「羊飼いの少女ゴルフォ」を何度かやるが、戦時中や内戦中は空襲やら軍人の乱入やらでまともに通しで終わらない。


旅芸人一座が陽気に歌いながら雪道を歩くシーンもいいですが、ダンスホールでのイギリス占領軍と反政府派のダンスバトルなど意外にいいシーンもあります。


エーゲ海の青と陽光や、白い大理石の遺跡の、明るいイメージしかない者にとっては、Cの複雑な近代史を知る上でも貴重な作品。

長大な叙事詩とも言える作品を作った監督の粘り腰に大拍手です!



こんにちは!

株式会社リトルグローブです。


今日は薄着で過ごせる陽気ですね~

普段どおりの格好できたので、結構暑いくらいです。


今日ご紹介する映画は、

【PLASTIC CITY】です。



ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞作品『長江哀歌』など、ジャ・ジャンクー監督作品の撮影監督で知られ、これまでの監督作2作品が共にカンヌ国際映画祭に出品されたユー・リクウァイ監督の3作目。


大人気俳優のオダギリジョー主演の映画です。


ブラジルの多民族都市の裏社会を舞台に、血の繋がらない父子の絆を描くクライム・ムービー。


あらすじ

東洋人街として知られるサンパウロ市リベルダーデ地区。日系ブラジル人のキリン(オダギリジョー)はアマゾンのジャングルで両親を殺され、アジア系ブラジル人のユダ(アンソニー・ウォン)に育てられた。ユダはショッピングモールを経営し、キリンはそこでコピー商品を販売している。ユダは美女オチョ(ホァン・イー)と暮らし、リベルダーデの裏社会を牛耳っていた。しかし、実業家のミスター台湾(チェン・チャオロン)や政治家だったコエーリョ(アントーニオ・ペトリン)など新勢力が台頭してくる。ある日、商店街はコピー商品排除のための手入れを受ける。当初はユダ親子とコエーリョが打ち合わせした芝居だったが、突然ユダは黒幕として身柄を拘束される。



オダギリジョーは中国語, ポルトガル語も違和感なく使い, インターナショナルなフィルムによく似合いますね。


独特な映像美にとても目を惹かれました。

話の内容としては親子愛を描いた物語なんですが、それ以外にも色々と感じることがあり、とても深い作品だなと思いました。

個人的に大好きな作品なので、何回も観ています。


この映画でオダギリジョーは首に刺青を入れているんですが、なんとその刺青はボールペンで書いたものだとか。

とてもリアルなので、リトルグローブは本当の刺青かと思っていました。


独特な映像美に、是非1度触れてみてください。


株式会社リトルグローブがお届けします、映画のコト色々です。

今回、わたくしども株式会社リトルグローブがお届けするのは、
『20世紀少年 第1章 終わりの始まり』です。


「ビッグコミックスピリッツ」で約8年間連載された浦沢直樹原作の人気コミックを実写映画化。

シリーズ3部作という構成と、邦画では異例の60億円という製作費を投入し、壮大なスケールのストーリーの映像化を実現させたのだ。

映画化決定が発表されると、誰がどの役をやるのかという話題がネット上で白熱したが、3作を通して出演する主要キャストは約300名。

第1弾となる本作は、ケンヂ役を唐沢寿明、オッチョ役を豊川悦司、ユキジ役を常盤貴子と実力派が揃った。

その他、香川照之、宇梶剛士、宮迫博之ら芸達者が並ぶが、特に豊川悦司の存在感は見事。

彼が登場することで荒唐無稽なストーリーによりリアリティが。

女性も楽しめる娯楽作。



あらすじ

1997年。ロックスターとなる夢に挫折して、家業だった酒屋から切り替えたコンビニエンスストアを母と二人で経営するケンヂ(唐沢寿明)。

彼の姉であるキリコ(黒木瞳)は、娘のカンナを実家に残して失踪していた。

小学校の同窓会に出席したケンヂは、同級生だったドンキー(生瀬勝久)の訃報を聞く。

28年前の69年頃、ケンヂは仲間のオッチョ(豊川悦司)、ユキジ(常盤貴子)、ヨシツネ(香川照之)、マルオ(石塚英彦)、モンチャン(宇梶剛士)、フクベエ(佐々木蔵之介)らと秘密基地を作り、「よげんの書」を書いて遊んでいた。悪の組織が世界征服を企み、人類滅亡計画を実施する。そのとき、9人の戦士が立ち上がる……。

すべては、少年時代の空想のはずだった。

しかし、ケンヂの身の回りで事件が起こり始める。

得意先だった敷島教授一家の失踪、そして仲間内での懐かしいマークのあちこちでの出現。

世間では、「ともだち」と呼ばれる教祖が注目を集めていた。彼の率いる教団は、世界を支配しようとしている。

そして、世界各地で起こる細菌テロ事件。自分たちの書いた「よげんの書」が現実化していることに、ケンヂは気がつく。

となると、この事態を食い止められるのは自分なのか?

小学生の頃は、いじめっ子だったデブの双子・ヤン坊とマー坊(佐野史郎)は、いまやIT企業の社長となっていた。

過去を追いながら、現在の異変の正体を探ろうとするケンヂだが、その行動を教団に知られてコンビニエンスストアを焼かれてしまった。

「ともだち」と闘うこと決意するケンヂのもとに、かつての仲間たちも集まってくる。我らのマークを取り戻すために。



「20世紀少年」シリーズの第1作目の作品で、浦沢直樹のベストセラーコミックを映画化した実写映画です。

私はマンガの方も読んでいて、とても好きな作品だったので映画化されてとても嬉しいです。

なのでマンガを読まれた方はぜひ映画の方も楽しんでもらいたいと思います。



株式会社リトルグローブがお届けします、映画のコト色々です。

今回、わたくしども株式会社リトルグローブがお届けするのは、
『ホワイトアウト』です。


日本最大のダムを占拠したテロリストから、人質を救うべく立ち上がった青年の活躍を描いたサスペンス・アクション。

監督は、本作が本篇初監督作となる『正義は勝つ』の若松節朗。真保裕一によるベストセラーを基に、真保自身と「君を忘れない」の長谷川康夫、「恋は舞い降りた。」の飯田健三郎が脚色。

撮影を「AUDITION」の山本英夫が担当している。

主演は「踊る大捜査線」の織田裕二。

共演に、「リング2」の松嶋菜々子、「顔」の佐藤浩市ら。

タイトルの“ホワイトアウト”とは、吹雪で発生したガス、舞い上がった雪などが白い闇となって辺りを覆い、視界を完全に奪ってしまう現象を示す気象用語である。



あらすじ

日本最大の貯水量を誇り、150万キロワットの電力を発電する新潟県奥遠和ダム。

12月のある日、ダムの運転員・富樫輝男は、遭難者救助の為に猛吹雪の中を出発するが、ホワイトアウトに見舞われ、親友で同僚の吉岡和志を亡くしてしまう。

それから2カ月後、吉岡のフィアンセ・平川千晶が奥遠和ダムを訪れた。

ところが、千晶がダムに到着したまさにその時、ダムと発電所がテロリストに占拠される。

犯人グループは、ダムの職員と千晶を人質に取って50億円を政府に要求。

拒否すれば人質を殺し、ダムを爆発すると通告してきた。

ダムが決壊すれば、下流域の住民20万世帯は一瞬のうちに洪水に飲まれてしまう。

期限は24時間、ダムに通じる唯一のルートは犯人グループが爆破しており、悪天候で警察は成す術もない。

そんな中、偶然逃げおおせた富樫は、仲間と住民を救うことを決意。

犯人グループの攻撃をくぐり抜けダムの放水を防ぐと、外部との連絡を取る為、たったひとりで8キロ先の大白ダムへと向かう。

富樫の連絡によって、犯人グループが宇津木を中心とした過激派・赤い月であることが判明した。

しかし、未だ対策本部がダムへ乗り込むことは叶わない。そこで、富樫は人質を救出する為、再び奥遠和ダムへ戻る。



とにかく織田裕二のこの映画に対する意気込みはすごかったです。

彼が5年掛りで実現させた映像化。その過程を知るだけでこの映画の存在価値は充分にあると思います。

迫力満点の作品です。ぜひ見てください。

株式会社リトルグローブがお届けします、映画のコト色々です。

今回、わたくしども株式会社リトルグローブがお届けするのは、
『容疑者Xの献身』です。


解説

東野圭吾の物理学者湯川シリーズ「探偵ガリレオ」「予知夢」をドラマ化し、高視聴率を記録した「ガリレオ」。

本作は、「ガリレオ」シリーズの唯一の長編であり、第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞に輝いた同名作を映画化。出演は、ドラマ版でも“ガリレオ”こと天才物理学者・湯川を演じた福山雅治、湯川とコンビを組む女性刑事に柴咲コウをはじめ、ドラマレギュラー陣が総出演。

また、本作の真の主役と言っても過言ではない、湯川と大学の同期生で天才数学者・石神に堤真一、美人容疑者役を松雪泰子が演じる。(作品資料より)



あらすじ

天才物理学者・湯川教授が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子に淡い思いを抱いている。

ある日、靖子の元夫・富樫が死体となって発見された。

離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るっていた富樫。

元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた…。


やはり本作の見所の1つとして天才同士の戦いがあります。

といいましてもやはり少し尺が足りなかったのかなぁと感じる部分はありましたが、それでも2人とも天才だなぁと感じさせるシーンがいくつもあったと思います。

 個人的には、天才物理学者の湯川が「難しい問題を作るのと、それを解くのとではどちらが難しいか?」

「ただし答えは必ず存在するとする」と天才数学者の石神に問題を出すところが好きです。

まさに戦線布告ですよねっ。

「完全犯罪をする(難しい問題を作る)」、そして「完全犯罪の謎を解く(難しい問題を解く)」ということで、このシーンから2人の戦いが始まるんです。


福山雅治の湯川教授もはまり役ですよね。

株式会社リトルグローブもオススメの作品です。