株式会社リトルグローブがお届けします、映画のコト色々です。
今回、わたくしども株式会社リトルグローブがお届けするのは、
『ホワイトアウト』です。
日本最大のダムを占拠したテロリストから、人質を救うべく立ち上がった青年の活躍を描いたサスペンス・アクション。
監督は、本作が本篇初監督作となる『正義は勝つ』の若松節朗。真保裕一によるベストセラーを基に、真保自身と「君を忘れない」の長谷川康夫、「恋は舞い降りた。」の飯田健三郎が脚色。
撮影を「AUDITION」の山本英夫が担当している。
主演は「踊る大捜査線」の織田裕二。
共演に、「リング2」の松嶋菜々子、「顔」の佐藤浩市ら。
タイトルの“ホワイトアウト”とは、吹雪で発生したガス、舞い上がった雪などが白い闇となって辺りを覆い、視界を完全に奪ってしまう現象を示す気象用語である。
あらすじ
日本最大の貯水量を誇り、150万キロワットの電力を発電する新潟県奥遠和ダム。
12月のある日、ダムの運転員・富樫輝男は、遭難者救助の為に猛吹雪の中を出発するが、ホワイトアウトに見舞われ、親友で同僚の吉岡和志を亡くしてしまう。
それから2カ月後、吉岡のフィアンセ・平川千晶が奥遠和ダムを訪れた。
ところが、千晶がダムに到着したまさにその時、ダムと発電所がテロリストに占拠される。
犯人グループは、ダムの職員と千晶を人質に取って50億円を政府に要求。
拒否すれば人質を殺し、ダムを爆発すると通告してきた。
ダムが決壊すれば、下流域の住民20万世帯は一瞬のうちに洪水に飲まれてしまう。
期限は24時間、ダムに通じる唯一のルートは犯人グループが爆破しており、悪天候で警察は成す術もない。
そんな中、偶然逃げおおせた富樫は、仲間と住民を救うことを決意。
犯人グループの攻撃をくぐり抜けダムの放水を防ぐと、外部との連絡を取る為、たったひとりで8キロ先の大白ダムへと向かう。
富樫の連絡によって、犯人グループが宇津木を中心とした過激派・赤い月であることが判明した。
しかし、未だ対策本部がダムへ乗り込むことは叶わない。そこで、富樫は人質を救出する為、再び奥遠和ダムへ戻る。
とにかく織田裕二のこの映画に対する意気込みはすごかったです。
彼が5年掛りで実現させた映像化。その過程を知るだけでこの映画の存在価値は充分にあると思います。
迫力満点の作品です。ぜひ見てください。