心の整理収納アドバイザー
丹羽志津子（にわしずこ）です。
「やりたいことが見つからない」と
焦ってしまった方に。
自分の内側と向き合うこと
自分の感情を感じてみることを
オススメしましたが
日はもう一つのアプローチ方法をお伝えしますね。
それは「モノの整理」お片付けです。
ここで誤解して欲しくないのは、モノを押入れに詰め込んだり、収納グッズを買って、綺麗に納めようとすることじゃないんですよ。
これからの自分にとって「必要なものか、不要なものか」判別して手放していく「整理」です！
少しずつ溜まったモノが
家の収納庫を溢れさせていませんか？
そのモノの量の多さを見たら、ひるんでしまうかもしれませんが、ご心配なく。コツコツと取り組めば、片付かない家はないのです。
ここでのポイントを3つ。
1・スペースを決めて取り組む。
2・一つ一つ、手に取ってみる。
3・心の声を大切にする。
この3つについて、詳しくお伝えしますね。
1・スペースを決めて取り組む。
いきなり、全部やろうと思うと、きっと心が折れます(笑）お家を整えていくには、達成感が必要。自分が取り組めるスペースを決めましょう。
やる気スイッチが、激しく入ると、あちらもこちらも気になってしかたない！と思うかもしれません。しかし、家の中を全部整えるとなると、プロを1名頼んでも1日では終わらない量です。
テレビのビフォー＆アフターは、スタッフの方が複数名加わって、一日中作業しているから、できるんですよね。
これからの自分の人生を整えるつもりで、焦らずにスペースを区切って取り組みましょう。時間を30分計測して、タイマーをかけましょう。「今日は、タンスの引き出し1つだけ」でもいいです。まずは、自分で取り組む場所を決めてくださいね。
2・一つ一つ、手に取ってみる。
手にした洋服を、整理します。
一つ一つ手に取るのは、整理は「モノとの対話」だから。しかし実際には、モノは答えてくれませんよね。実は「あなたの内側の声」を聴く作業なのです。
「着たくないけれど、まだ数回しか着ていないから、もったいない」と言うのは、思考の声。着たくない洋服には、着たくない理由が何かしらあるんですよね。（ご自分の中で言語化されていないだけで）
もしもったいないから、手放せないと思うのでしたら、元を取るまで、袖を通してみましょう。その時、果たして楽しい気分になれるかどうか…。あなたのこれからの人生で、我慢しながら着なければいけない洋服って、ありますか？
3・心の声を大切にする。
「今後着たいか、着たくないか」直感で浮かんできた心の声を大切にしてくださいね。
「使えるモノを捨ててはいけない」という思い込みが、心のブレーキになっていると、なかなか手放すことができないかもしれません。
「モノを大切にする」ということは、「モノを捨てないこと」ではなくて「モノを使うこと」なんですね。自分では、もう飽きちゃった洋服。いまいち好きじゃない洋服を、傷んでいないから…という理由で、無理に着続けていて楽しいですか？
あなたの人生はあなたのもの。あなた自身が「処分する」と決めれば、お別れしてもいいのです。
買う時に「値段が安かったから」とか、「2着買う方がお得だったから」という理由で購入したものであれば、思い入れがないのに、手放せない。ということもあるかもしれません。
洋服を買う時も、「長年大切にできるもの」「自分が着ているときに、ワクワクするもの」と出会えるように、お買い物するときは、意識してみましょう。
なぜ、やりたいことを見つけるために「モノを整理」するのか。
このモノを整理することによって「自分の本当の気持ちに気づく」ことができるようになるからなのです。そう自分の「人生の軸」を手にいれることができるから。
誰に遠慮することなく、あなたのモノはあなたが自由に選んでいいんですよ。
その時に「本当の気持ちを押さえ込まない」ようにしましょう。長年抑圧されていたものが、解放される。すると「自分のやりたいこと」が心に浮かんでくるように変化していくはずですよ。
自分が本当に望む人生を、手にいれませんか？