1人でも多くの方が
偏りのない情報に辿り着き
接種するも、しないも
正しい自己判断ができますように。



10月1日に開かれた、厚生労働省の
副反応検討部会で報告されていた
症例(10代)をご紹介します。

比較的、起こりやすいと
思われるアナフィラキシーです。

アナフィラキシーというのは
急性アレルギーのことです。

呼吸器症状 や 循環器症状 を伴い
早急に適切な処置を行わなければ
命に関わる副反応の1つです。


これについて、政府がいう
「稀で、対応も万全」は本当か

という問題提議もさせて頂いてますので
是非あわせてお読みください↓



アナフィラキシーの症例は本当に多く
【資料】第69回 資料2-4-1/2-4-2

9月12日までに

ファイザー 2,536件

モデルナ389件


の報告が あがっています。

プライトン分類レベル1~3というのは
先程の図にある1~3に該当します。

4~5は、例えば

皮膚・粘膜症状だけだったり
呼吸器症状だけだったり

1~3の厳密な定義には
当てはまらないものの、
接種後のアレルギー反応の一種として
報告されたもの になります。

また、アナフィラキシーは
アレルギーの既往がない方にも
起こっています。

ファイザー
モデルナ

既往歴のない人の方が多いのは
アレルギーのない方が起きやすい
というわけではなく

既往歴ありの人の方が接種に慎重で
接種回数そのものが少ないのでは?
と思っています。(憶測です)

前置きが長くなりましたが

今回ご紹介するのは
12歳 女の子の症例です。

接種日と月齢から
小学生だと思われます。

内容は全て

の資料に基づきます。直接 確認されたい方は、症例ナンバーをご参照ください。



【性別】女性

【年齢】12歳4ヶ月

【既往歴/アレルギー】気管支喘息、花粉症、イヌネコアレルギー

【内服】なし

【接種日】2021/8/25(1回目)

【副反応発生日】8/25

【経過】

8/25 14:30

ワクチン接種


14:55(接種25分後)

顔面痒み紅潮が出現。


14:59

アナフィラキシーと診断。

アドレナリン注射液 0.3mg 筋内内注射


収縮期血圧

112mmHg、SpO2:99%


オロパタジン塩酸塩 5mg 内服

メチルプレドニゾロン 20mg 点滴投与。


救急要請し

15:26、現場から出発。


徐々に喘鳴出現、咳の増悪


救急車内で再度

アドレナリン注射液 0.3mg 筋肉内注射


血圧131/99mmHg

SpO2:100% 、酸素 15 L/分。


15:52、病院到着。


酸素 10L/分。


血圧 140/88、心拍数 105 回/分

SpO2:100%


酸素 5L/分。


乾性咳あり。

アナフィラキシー症状は、ほぼ改善。

ラ音なし。呼気延長なし。

心音 異常なく聴取可。蕁麻疹なし。


16:41

メチルプレドニゾロン 20mg 点滴投与

経過観察と入院。


クロモグリク酸ナトリウム

プロカテロールを吸入


夜間に二回下痢


8/26

朝食摂取可。

その後症状なし。

経過良好のため退院。


【資料】第69回(資料)  資料2-2-3-1

【症例No.】No.12922



 
こうした症例を見て

複数回に渡る注射に点滴、内服。

誰にも起こり得ることだし、
こんなリスクを背負ってまで
重症化しない若者が
打つ必要はない!

と思うのか

救急搬送されるリスクもあるけど
うちの子がなるとは限らないし
1日で回復するなら
(回復しない例もあります)
やっぱりコロナの方が恐いし
打った方がいい!

と思うかは、人それぞれだと思います。


1人でも多くの方が
あらゆるリスクを知って
後悔のない判断をできますように。

↓宜しければこちらもお読みください。





↓その他、副反応の症例をまとめています




フォロワーが1,200名を超えました。

いいね、コメント、リブログ
どうもありがとうございます!

皆さんのおかげで
閲覧数が伸びてランキング入り、
ワクチンのリスクに関心のなかった
たくさんの方の目にとまります。

更新の励みにもなりますので
いいね、コメント、フォロー、リブログ
して頂けると本当にありがたいです!