1人でも多くの方が
偏りのない情報に辿り着き
正しい自己判断ができますように。

接種された方の副反応に
正しい診断と治療・補償が届きますように。



他のブログやTwitterでも
話題になっていましたが

アニソン歌手の黒崎真音さん という方が
硬膜外血腫で緊急手術をされた

というニュース。


この方、8月7日に
1回目のワクチンを接種
していらっしゃるそうで
(おそらく2回目は9月上旬)

やはり

ワクチン反対派の方は

ワクチン接種したからだ


と言い


ワクチン推進派の方は

何でもかんでも結びつけるな


と言います。


 

おそらく、私たちが

真実を知ることはできませんし、

どう捉えるかは、その人次第です。


ただ、副反応の可能性を

否定することはできない


と考える理由は十分にあります。




急性硬膜下血腫 というのは

若い方に多いと言われる病気です。


それは、基本的に


交通事故や転倒、喧嘩など

外傷(骨折)が原因で起こるもの が

ほとんど だからです。


(ちなみに、慢性硬膜下血腫 は
高齢男性に多いと言われています。)


それ故に

ライブ中に転倒したのが原因
(だからワクチンは関係ない)
(ワクチンが原因で転倒したんだ)

という方もいらっしゃいますが

頭を強く打ったことや
頭蓋骨の骨折などが
報道されていないことから

転倒時の損傷は
そこまで大きくなかったと
考えられます。

また、ご本人のTwitterをたどると
以前から頭痛を訴えられていたり
 

 

ライブを見ていた方が
ずっと具合い悪そうだったと
ツイートしているのを見ても

 

転倒前からなっていた
可能性の方が高いように思います。

そこで、忘れてはいけないのが
特殊型としてある
遅発性硬膜外血腫 の存在です。




日本脳神経外科学会のHPには

出血性ショック
播種性血管内凝固症候群
(DIC)
に合併して認められる

とあります。

DICとは何か、というと
小さな血栓がたくさんできて
細い血管を詰まらせる病気。

それが結果的に
過度の出血を引き起こすそう。


ワクチンによる血栓リスクは
一部国が認めている ものもあります。

また

モデルナ・ファイザーでは
因果関係のあるものは
報告はされていない、となっていますが

因果関係が不明とはいえ
ファイザーだけでも

血栓性~、~血栓症、~梗塞
と言われるものは384件
報告されています。




またDICについても
報告件数は少ないですが


医師が「関連あり」と
評価しているものも2件あります。

もし、ワクチン接種後

突然、硬膜外血腫になっても
ワクチンは関係ない、とは
決して思わないでください。

あおあざができやすい、
皮膚に小さな赤い点が目立つ
鼻血歯ぐきの出血が止まらない
血尿生理が多い

などの出血症状も
DICに当てはまる場合があります。

以前、ご紹介したPMDAの
播種性血管内凝固も参照してください。

場合によっては
セカンドオピニオンも大切です。


↓こちらもお読みください。