先月、千葉県の妊婦さんが

自宅療養中に出産し

赤ちゃんが亡くなったニュースは

多くの妊婦さんにとって

改めてワクチン接種を考える

きっかけになったのではないでしょうか。


ただ、続報で
詳しい経緯を見て思ったのが 

これって、極レアケースだったのでは? 

ということです。

一人暮らしだったという妊婦さん。

もし、ご主人が一緒であれば
全く違う結果になっていた
ような気がします。

患者は妊婦、という認識が
初めは なかったという保健所。

もし、コロナ陽性になった段階で
妊娠中であることを伝えていたら?
これまた、何か違ったかもしれません。

陣痛かもしれない、と
保健所に連絡した妊婦さん。

その時、保健所ではなく
すぐ救急車を呼んでいたら?
やはり、違う結果になっていた
のではないでしょうか。

たられば、の話ではありますが

もし

感染時の重症化リスクも理解した上で、
ワクチンを受けない
と決めていた妊婦さんが

このニュースのようなことが
自分にも起こり得るかもしれない

という不安から

本当は打ちたくないけど念のため

と思ったのであれば、
もう少し冷静に考えても
良いのかもしれません。

この報道以来


国も自治体も、産婦人科学会も

より一層、妊婦にワクチン接種を

促すようになりました。


妊婦のワクチン接種自体を

否定するつもりはありません。


ただ


いつ、どの時期でも接種を推奨


とする国の指針には

やはり、違和感を覚えるのです。


には、次のようにあります。

一方で、日本婦人科学会HPには

妊娠各期における薬の影響について

次のようにまとめられています。



一般的に、妊娠中の服薬は
可能な限り避けた方が良いと
言われています。

当然、ワクチンも医薬品です。

インフルエンザワクチンには
妊婦さんが選択できる
無添加ワクチンもありますよね?

それだけ、妊娠中に
体内に医薬品を入れることには
注意を払われるべきなのです。
また、インフルエンザのワクチンは
接種時期についても厚生労働省が
出産予定日を踏まえて主治医と相談
するように促しています。


それなのに、なぜ
コロナワクチンに限っては
安全でいつでもOKなんでしょうか。

そもそも、接種から3ヶ月経つと

抗体が1/4にまで減少する、

という事実も既に分かっている中で


 

なぜ、およそ10ヶ月もある

妊娠期間のうち、時期を問わず

おすすめ、なんでしょうか。


妊婦を守ることが目的なのか
接種を推進することが目的なのか

疑問を感じてしまいます。

ちなみに


産科の医療逼迫は、

コロナ禍に始まったことではありません。


過去にも、妊婦のたらい回しが

大きな問題になったことがあります。

 


こちらは奈良県の妊婦さんが

脳出血になった症例です。


今、エリアによっては

コロナよりも一般医療が逼迫

しているところもありますから


副反応による搬送困難リスクのことも

知っておいた方が良いです。



それから、もっと

根本的な話になりますが


妊娠、胎児、授乳、生殖器に

悪影響を及ぼすという

「報告はありません」なんです。

「影響はありません」ではないのです。

万が一、何かあったとしても
産婦人科医はワクチンが原因だなんて
考えないでしょうし
報告義務もないので当然です。


事実として

多くの人が、副反応として経験している
不正出血は「デマ」「無関係」
と言われ、報告されていません。


政府が方針を転換したのは

例の自宅出産の報道から、です。



ついつい最近までは

「使用実績が限定的であること」
などを理由に、妊婦の接種を
努力義務の対象から外していた

ことも、事実なのです。

これまで、感染してこなかった実績と、
これからの感染リスクを踏まえて

本当にベネフィットがリスクを上回るのか
きちんと考える必要があります。

接種の有無に関係なく
流産や死産、胎児奇形などが
一定数あるのも事実ですが

もし、そうなった時に
ワクチンとは関係ない、と思える
覚悟は絶対に必要です。

疑っている限り、
万が一の時、きっと後悔します。

もちろん、赤ちゃんだけでなく
お母さん自身の副反応リスクも
知っておかなければなりません。


あらゆるリスクを知り、
それでもベネフィットが上回る、と
納得した上での接種であれば
後悔は、しないのかもしれません。

1人でも多くの方が
偏りのない情報に辿り着き
正しい自己判断ができますように。