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ヘタウマイラストなジャケ

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Outsiders Are Back/Kings Go Forth

今のところ今年のリリースの中では個人的には一番かも。
Kings Go Forthです。名曲がたくさんのこの作品、
"One Day"はCurtis MayfieldのMove On Upの次にかけてたりします。

詳しくは国内盤のライナーも書かれている
Ryuhei The ManさんのBlogをチェックです。

氏のBlogでも書かれていますが
このアウトサイダー・アートと言われる作品に
僕は強い憧れを持っています。

僕は一応デザインを勉強する学校へ行って現在デザイナーという職業に
就いていますが、こういう絵はもちろん、イラストなど苦手です。
よくデザイナーなんだから絵描くのうまいんでしょ?とか言われるけど
僕、下手くそです。なのでこういう味のある?イラストを
描ける人はホントに羨ましいです。

このジャケ、ちなみにTシャツにもなっています。
disk union限定なのかな?
CDを持ってない人はこのTシャツ付きを
Getするのがおトクです。

再発見ジャケットアート [第11回] King Crimson

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King Crimson/Lark's Tongues In Aspic

今回もパーラ a.k.a.ウワサの謎のCD屋 ピックアップの店長・
森山さんの原稿をUpします!

今回は
「TY LUV HUNTER、わけわかんねーだろ?の帯コメントへのアンサー」
という副題(?)があります。

いつもとちょっと様子が違う事を感じつつ
一足先に原稿を読ませていたただいた時、声を出して
「あぁ、すげぇ。」とつぶやいてしまいました。

何がすげぇって?読んでみてください。
僕はこういう視点を持ったパーラさんが大好きです。

それではどうぞ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回取り上げたジャケットはイギリスのロック・グループ、
キング・クリムゾンが1973年にリリースした
「太陽と戦慄」というアルバムです。


この「太陽と戦慄」というタイトルは
日本で勝手につけられた邦題であって、もともとのタイトルは
King Crimson/Lark's Tongues In Aspic でした。

この Lark's Tongues In Aspic を直訳すると
「アスピックの中の雲雀の舌」という具合になり・・・・


???????????


一体何を意味をするのかさっぱりわかりません。
長い活動キャリアをもつキング・クリムゾンですが、
最も謎めいたタイトルです。


このわけのわからないタイトルをつけたのは当時の在籍メンバー
ジェイミー・ミューアだったと言われます。

ジェイミー・ミューアとは知る人ぞ知る狂乱の
パーカッショニスト。この人物もまた謎多き人でした。

ミューアはこのアルバムを録音した後にバンドを
脱退しているのですが、脱退した理由が
僧侶になるための修行だったというから驚きです。
そして、その後、彼は画家になったとか。
破天荒な伝説を多く残したパーカッショニストでした。

演奏だけを聴いてもタダモノではなかったはずなのですが、
タイトルや活動の足跡を含めて謎多き人物でした。


いえ、ジェイミー・ミューアだけではありません。
キング・クリムゾンのリーダーである
ロバート.フリップがこの当時、東洋の
女性オカルティストと交際していて、その影響があって、
この謎めいた「太陽」と「月」のアルバムジャケットが
出来上がったとも言われています。


太陽=意識
月=無意識


この2つが合体して完全なる自我が出来上がる・・・
というインドの思想か何かからきているらしいのですが、


・・・・・詳しいことはわかりません。


第一、そのジャケとタイトルの雲雀(ヒバリ)の舌とアスピックとに
そもそも何の関係があるのかもよくわかりません。
このアルバムはわからないことだらけなのです。




話は変わるのですが

先月、大阪のベテランDJ、TY LUV HUNTERが
「RITE OF SPRING」というMIXCDをリリースしました。

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セレクトされたすべての曲がマイナー系のG-RAPで、
曲目だけ眺めてもさっぱりわからない内容。


そのMIXCDの帯には

「わけわかんねーだろ?」

という文字がプリントされてありました。


そして、・・・・よくよく見ると、
このMIXCDのジャケットに映っている
TY LUV HUNTERさん本人が着ているTシャツは

キング・クリムゾンの「太陽と戦慄」が
プリントされたTシャツなのです。


MIXCDのタイトルが「RITE OF SPRING(春の祭典)」です。
「春の祭典」といえば、これはロシアの大作曲家
イゴール・ストラヴィンスキーの代表曲。

その「春の祭典」とつながりのあるロックアルバムが
このキング・クリムゾンの「太陽と戦慄」なのですが、


その「太陽と戦慄」は史上最もわけのわからない
タイトルとジャケットであり、
そのわけのわからないところが


MIXCDの帯の
「わけわかんねーだろ?」
につながるのではないか


・・・・・というのは勝手な憶測なのですが、
いかがなものでしょうか。


いつかTY LUV HUNTERさんご本人に
話を伺ってみたいものです。

ちなみにTY LUV HUNTERさんは、マイナーな
こだわりまくった曲のセレクトで有名ですが、
フランク・ザッパのTシャツをきたり
MIXCDに思わせぶりなタイトルをつけたり
ジャケットにもかなり細かい技が隠されていますので、
ぜひいろいろ勘ぐって見てください。

再発見ジャケットアート [第十回] MIKE OLDFIELD

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MIKE OLDFIELD/TUBULAR BELLS

またまたパーラ a.k.a.ウワサの謎のCD屋 ピックアップの店長・
森山さんに原稿をいただきました!

今回もまたおもしろいジャケをピックしていただきました。
一瞬「ん?え?」と思いますが、
こういうシュールな感じのジャケ、大好きです。
ダサかっこいい、というか。

それでは、どうぞ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

史上最もカッコイイ、ジャケットは何か。
こう聞かれると、即答は出来ません。
少なくとも三日は考える時間が必要です。

でも、史上最もカッコ悪いジャケットは何か。
こう聞かれるとボクはまったく迷いません。
2秒後に即答できます。


「マイク・オールドフィールドのチュブラーベルズですね。」


マイク・オールドフィールドはイギリス・カンタベリー出身の
ミュージシャンです。今はもうその名前を知っている
音楽ファンは少なくなったかも知れませんが、
あのホラー映画の名作「エクソシスト」のテーマソングだと言えば

「あっ!知ってる!!」

・・・という人は多いのではないかと思います。

映画「エクソシスト」で鳴り響く、極めて不気味なあの曲。
印象的で、冷たいメロディが延々とリフレインするあのテーマ曲。


実はあの曲、無断使用で後にかなり問題になったらしいのですが
それは置いておくにしても、問題なのはこのジャケです。


一体何だというのでしょう。

海に、適当に貼り付けられた大きなベル。


これがあの歴史的テーマソングのジャケかと思うと、
ちょっと信じられないというか、よく当時のレコード会社の
担当者がこれでOK出したもんだなと思います。

このジャケでこのアルバムがよく売れたというのは、
よほど曲が良かったからです。(笑)
マイク・オールドフィールドの才能によるところです。


マイク・オールドフィールドは、この後、何枚もアルバムを
出していますが、特にこの1stアルバム「チュブラーベルズ」
から始まる初期の4枚は傑出しています。
どれも素晴らしいです。ヒップホップやハウスの
DJ/トラックメイカーをされている方はぜひどれか1枚でも
耳を通して見られることをオススメします。

共通しているのはどれもがインストゥルメンタルで、
どれもが繊細で美しいメロディラインをもっていて、
そして、どれもジャケがイマイチだということです。
CDを買ったとき音楽が良くて救われた・・・と思いましたが、
特にこの「チュブラーベルズ」は今見てもひどいですね。(笑)


ちなみにこのイギリスのカンタベリーという地方から
出てくるミュージシャンのCDは靴下・ソックスが
そのままボン!!と描かれたジャケがあったりなど、
音楽としては名作なのにジャケにまったく工夫がない・・・
というものが多いです。
とらえ方を変えればアート的というか静物画みたいなものかも
知れませんが、どれもがとても地味です。


この「チュブラーベルズ」もリマスター限定とか
デラックス盤で再発されたりしてるみたいですが、
どうデラックスになったとしてもジャケはこれなので、
CD屋でその豪華盤を手にとったときは思わず笑ってしまいました。


ジャケと中身が比例しない、典型的な例だと思います。

試聴はコチラ