オンライン×治療コンサルタント 獣医師Rumi
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今、日本に最も必要なことが私は「思いやり」だと思います。

日本って、「おもてなし」文化がすごいで有名ですよね😊

でもですね、イギリスの慈善団体「Charities Aid Foundation」(CAF)が発表している「世界寄付指数ランキング」では、世界140ヵ国中、日本はなんと114位です。

つまり、《思いやり指数は世界最低レベル》なんです。

これは以下の質問に対して「はい」と答えた人がどれだけいたかを表しています。
👇👇

1)助けを必要としている外国人や見知らぬ他人などに対してなにか助けたことがあるか?
2)寄付をしたか?
3)ボランティア活動を行なったか?


私は「思いやり」を育むためには小さい時に動物を飼うことがかなり貢献すると思ってます。

実際に海外ではそういった研究結果も出ています❣️

幼い時に動物と暮らす生活をすると
《共感性》が育まれます🥰

そしてそれは《思いやり》の気持ちを育てます😌

ただ⚠もし動物を飼ってる子供が動物を故意でイジメるようなことがあれば、それはその子供が精神的ストレスを抱えているというサインです🙏

実際にアメリカの研究では被虐待児は動物を虐待するというデータがとれています。


そして子供に対する最も多い虐待が「ネグレクト」です。
つまり《無視》


今この世界、子供たちは本当にストレスを抱えていると思います。

大人も抱えていると思いますが、私は子供たちへの影響も心配です。

そしてそれが動物にも被害が出ないようにストレスコントロールが大切だと思います🙏

#大人ができること#子供#ストレス#思いやり#動物を飼う#思いやり指数#動物#虐待

以前9/2に慢性腎臓病の作戦会議を開催する案内を出しました😊(現在🈵となっております🙇)

日頃飼い主さんが感じている不安や情報をみんなで出し合い整理する場を作りたいと思い開催しました❣️

そこで実際に会議に参加する方に知りたいことを伺った中の1つをシェアします☺️👍

「ビタミンCが慢性腎臓病に良いと聞いたのですがどうなんでしょうか?」

まず、ビタミンCとは?👉アスコルビン酸塩
犬猫は体内で作られます❣️

ビタミンCの利点
傷の治癒を助ける
細胞を損傷から保護する
血管、皮膚、骨、軟骨を健康に保つ
他の栄養素の吸収を改善する

《なぜ慢性腎臓病に良いと言われてるのか?》

それは、抗酸化作用があるからです!

慢性腎臓病が進行してくると酸化ストレスが起きてきます。(体が錆びてくるイメージ🧐)

そさて高血圧による血管の内皮障害が起きてきます。

ビタミンCを摂取することでそれらを改善するから良いと言われてるんですね☺️


ただ、ここからが注意点⚠️
ビタミンCを取りすぎると、
腎臓にシュウ酸塩がたまり、腎結石を引き起こすと言われてます。

これはサプリメントなどで高用量摂取した時におきます。

食物だけの摂取でここまで起きることはありません。

なので私はサプリメントでわざわざ取る必要はないかなと考えてます👍

ただ、その他の研究で、
ビタミンCは鉄を吸収する作用があるため慢性腎臓病で貧血を起こしてる方にビタミンCを摂取させたところ改善したという報告もありました🧐(人です)

そして逆に貧血は無い鉄が多い状況での高用量のビタミンCは酸化剤を増やす作用も起こし、酸化ストレスを強めるので、❌

サプリメントでの追加は適材適所ですね🤔

#ビタミンC#抗酸化作用#サプリメント#慢性腎臓病#犬猫#獣医師#鉄#貧血#シュウ酸
腸内細菌は感情によっても変化します😊

実際に人では「過敏性腸症候群」という病気も増えています⚠️

この病気は炎症や腫瘍などはないのに慢性的に下痢や便秘、腹痛に苦しむ病気です。

これは腸が第2の脳と言われてることと大きく関係しています。

この病気の原因は複合的なので、これが原因ですとは言えないことがほとんどですが、ストレスが大きく関係しています😇

受験や仕事で、緊張が猛烈に高まったり、嫌なことや心配事に深く悩んだりら引っ越しや転勤で生活環境が大きく変化したときに発症します😵

脳が強いストレスを感じる👉自律神経が乱れる👉腸が不調になる。

そして脳👉腸という動きだけでなく、逆に腸👉脳へと情報が伝わっていることもわかりました!

つまり、腸が知覚過敏になっていたんです😵

何の問題もない刺激でもそれを腸が痛みや異常と感じ、その情報が脳へ伝えられてしまう💦

たださえストレスを感じている脳は、腸からの痛みや異常の情報が自律神経によって伝えられると、さらにストレスを増し、その結果ますます腸の調子を悪くしていくという悪循環😭

そしてそれは情動への影響(喜怒哀楽が激しい)、言動が異常になることにも繋がるということです。

これは現在人の病気で発見されていますが、私は正直犬猫にもあるのでは、、?
と考えています🤔

慢性的に下痢の子に内視鏡検査をすると軽度の炎症としか返ってこない子はいくつか経験しています。

腸だけに目を向ける。ストレスだけに目を向ける。ではなく全体的に目を向けることの大切さを教わりました🙏

#過敏性腸症候群#犬猫#獣医師#ストレス#腸#内視鏡検査#全体的#知覚過敏#脳#悪循環
BUN上昇の理由をひとまず書きます☺️
覚える必要はないですし、意味わからなくてOKです!


ただ、私が伝えたいのは、「BUNの上昇」の原因ってすごーーーく多いということ。

すぐに腎臓病に結びつけるのは適切ではないですね。

①蛋白の異化行進(たんぱくがたくさん分解されてる)
・体内の出血
・外科的手術
・輸血不適合
・飢餓時(お腹空きすぎて自分お体を壊して食べちゃう)
・高熱
・熱傷
・腫瘍(特に悪性)
・アジソン(ホルモン作用)
・糖尿病
・甲状腺機能亢進症
・膵炎(膵臓の壊死のとき)
・重症感染症
・薬剤性障害
②蛋白摂取量の増加
・高タンパク質食への移行
・消化器のアミノ酸吸収率の上昇(腸炎、自律神経、腸内細菌)
③消化管出血
消化管内で出血をした場合、腸管内に血液成分(蛋白質)は大量に漏れ出る。
それを消化管内で消化吸収するので、②と同じようなことが生じる。
・腸閉塞による消化管内出血
・胃潰瘍による胃内出血
・尿毒症による多臓器における出血のうちの一つ
④腎前性の腎血流量の減少
腎臓へいく血液が少なくなる状態
例えば、
・心不全
・血液不足(交通事故、手術などによる失血)
・脱水
・ショック状態(ショック状態;一言で言ったら重症時ということ)

⑤腎性の腎血流量の減少
・種々の腎疾患
⑤腎後性の腎血流量の減少
排泄するべきもの(尿素窒素)が排泄できず体内に逆流してしまう
・尿結石
・膀胱癌などによる尿管の圧迫
・前立腺肥大

これを聞くとむしろ怖くなってしまう方もいると思いますが、これらはBUNの上昇以外にも異常が出たり症状が出ます!

体を全体的に見る必要があります。

何もない軽度のBUNは怖い病気というよりも食事のタンパク質の量だったり、血液検査のタイミング(食後)に左右されてたりします。

そして自律神経にも左右されるので運動しっかりしてるのかとかそういうことも大切。

あとは手術後は高くなっちゃいますね。

なので定期的にいろんなタイミングで見て、上がり続けないなら今すぐ病気は疑いません🙏


今回ご質問いただき、その方は腎臓食をすすめられたということですが、腎臓食ではなくても良いと思います☺️

上記に示した結果に思い当たらない場合はタンパク質の吸収が良い子なのでタンパク質の種類を変えたご飯や、含有量を下げても良いと思います☺️

もしくは動物性タンパク質が主だったのであれば植物性タンパク質を主にしてみても良いですね!

ドライフードで平均的なタンパク質は18-30%が入っています。
腎臓病のフードのタンパク質量は15%位です。

なので、今まで与えていたドライフードのタンパク質は何%か調べ、それをまずは最大18%までは下げれますよ☺️❣️


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飼い主さんが動物に対して
できること、心がけることをシェアしてます。

そんな飼い主さんの日常に添いたい
獣医師です🦸

👉👉@rumii.vet

よろしくお願いします😊

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#BUN#上昇#犬#獣医師#なぜ#原因#腎臓病#予防#理由は多岐#栄養素#タンパク質


「動物の病気は私(獣医師)が治す」
ずっとそう思ってきました。

その方法が西洋医学だった時もありますし、今はどちらかといえば自然療法のような薬になるべく頼らない生活で治すという思いがありました😌

でもですね、みなさんの声や知識を広げていくうちに思いました。

私たち獣医師にできるのは
-------[方法を伝えてあげることだけ]---------

病気を治してるのは👉👉《動物》 
そしてその動物を支える👉👉👉《飼い主さんの力》

じゃあ、飼い主さんを支える情報や知識を伝えれば良いと思いました。
でもですね、

《私一人の力はとても無力》でした

私一人がどれだけ知識を広げてもこの世界には膨大な情報があって、そしていろんなやり方があって全員が望む世界を叶えてあげることは無理だと思いました。


だったら、
🤝🤝《みんなで助け合えば良い》🤝🤝

私はインスタを通じて飼い主さんの動物に対する愛❤や知識、努力にいつも感銘を受けてます

そのみなさんの努力をみんなで共有し、そこに私が獣医師としての知識を補足すれば皆さんの動物との望む世界は叶えられると思うんです。

獣医師が集まった方が良いんじゃないか?
って思った方もいるかもしれません。

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ。」

って某有名映画の名ゼリフがありますが、獣医師が話し合うことって結局会議室で話すのと同じことなんです。

大切なのは戦ってる現場の声。つまり飼い主さんの声なんです。💪

だから私は飼い主さんが情報を共有できる状況を作ろうと思います🙏

そうすればきっともっとずっとみんなが幸せに楽しく動物と過ごすことができると思うんです😌

《One for All   All for smile》
-ひとりはみんなのために。みんなは笑顔のために-
これが私の叶えたい世界です🌍

一人では難しくてもみんなで助け合えば大丈夫。

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