ライティングセッションで起こること
先日ライティングセッションを受けてくださった方が「前向きのフィードバックと文章に、勇気が出ました」という感想をくださいました。ありがとうございます。感謝をさせていただいた上で、これは否定でもなんでもなく、わたし自身は「前向きにお返事をしよう」「文章は前向きにまとめよう」と意図してはいない、ということも申し上げたいと思います。セッション中は、その方のお話の流れにそって、もう少し話していただきたいところを質問しています。わたし自身、平素からお話を伺うことがとても好きなので、もっと聞きたい、という気持ちがどんなときにもあります。そして、自分の知りたいことを聞くよりも、その方が話したいと思っていらっしゃることを聞くほうがずっと楽しい。お話のなかに、メッセージが必ず含まれているからです。わたしは、この言葉を聞くために、この方といま会っている。光に打たれるような喜びがあります。ライティングセッションの現場では、その喜びがいちだんと濃密です。セッションを終えて、家に戻り、メモから文章を起こすとき。改めてメッセージに触れます。その部分を核にして文章をまとめていくのです。クライアントが「前向き」と感じてくださるのは、その方とわたしとの場所に差し込んだ光から文章ができるからではないでしょうか。さりげない、心の表れに、メッセージは生まれます。お茶を飲んで、カップを置くときに、ふとこぼれてくる言葉。あなたが、ご自身に贈るメッセージです。わたしはそれを書き留めて、文章に綴ります。読まれて、前向きな気持ちになり、勇気がわくのを感じてくださるとすれば、それは、あなたのなかからあふれているものです。自信をもって、次の一歩を踏みだしてくださいね。「羽生さくるのライティングセッション」は随時受け付けております。お問い合わせとお申し込みはFacebookのページからお気軽にどうぞ。セッションのお代金は10,000円を申し受けます。お申し込み後に、2時間お会いしてお話することができる日時と場所をご相談させてください。