え~、2日で作った自己満手抜きファンタジー、赤いキャンディ続編シリーズですが、長編に化けつつあるのでちょっとこのブログの話しの見方を書いておきます。ヽ(゜∀゜)

第一話赤いキャンディは、左のテーマ『2日で作った小説のような物』から一番前まで戻ればいけます。そして、その後の話が左のテーマ『2日で作ったヤツ続編に続く訳です。

一応、初めから順に見れば話しは全て続いてます。そして、タイトルのキャラ名番号から見ればそのキャラの話しだけで続けて見れます。全キャラ主人公システムです。(;゜∀゜)・∵∴ガハッ!

そして、1ページだけでもそこそこ楽しい話を目指してたりもする。(((;゜Д゜))ガクガク
漫画システムだね・・・。ヽ(゜∀゜)

忘れた頃に、気が向いたときに続きを書いてたりしますので、いつ完成するかは本人にも解らない…。
リリーはなかなか目を覚まさなかった。古の魔女ゾーラの話では、幻魔の森という所はそこに居るだけでかなり精神に負担がかかるらしい。リックはリリーが目覚めた時に傍にいてやりたいと思っていたが、メルヴィル様の使いの兵士が訊ねてきたので、お譲ちゃんのことは私に任せてくれとのゾーラの言葉を信じてメルヴィルの元へ向かい、その後リリカに会いに行く事にした。そして、リックが旅立った後にリリーは目覚めた。『あっ、おばあさん・・・リック、リックは?』リリーは傍に居ると思っていたリックが居ないので不安な表情を浮かべてお婆さんに聞いた。おぉ、目が覚めたのかいリックはメルヴィル様に呼び出されて、その後で港町へ向かったよ。お譲ちゃんが心配で傍を離れたがらなかったんだけどね。お譲ちゃんがアッシュとサーシャが旅立つ際に言った言葉をえらく気にしててね。お譲ちゃんの事は私に任せてくれと言ったらやっと行く気になったんだよ。お譲ちゃんはすぐに後を追うのかい?

私は…
リリーは悩んでいた。アッシュとサーシャが旅立つ際に私が見たもの・・・。私は思いだして恐ろしさに震えていた。そんな事があるはずがない!私は頭を振ってその思いを振り払った。そして、ある決意を秘めてお婆さんに言った。『おばあさん、私に未来を変える力を、魔法を教えてください!』今、私がリックの後を追っても足手まといになるだけだ。私はリックの力になりたい。

ゾーラはその言葉を聞くとリリーの目をじっと見つめ考え込んでから真剣な表情で言った。『強い力を持つとその強さの分だけつらい運命と戦わなくてはならなくなるよ。私が教える魔法は並の強さじゃない。覚悟はあるのかい?』

私はおばあさんのその言葉に気おされかけたが、気力を奮い起こして頷いた。『私は運命と戦います!』
壁|ー゜)久々に更新・・・。

ルブロはリックと相対していた。この男・・・並の腕じゃない。リリカ様と話しをしていた際には感じなかったのだが、こうして剣を構えてみるとこの男の凄さがよく解る。かつて私がバルザックと一騎打ちをした際は、周りの仲間がやられる姿を見て、バルザックの凄さを感じ、私では勝てないと思いどうやって生き延びるかを考えたが、この男はただ剣を構えて立っているだけで並みの腕じゃないと私に感じさせるのだ。オーラとでも言えばいいのだろうか…。私がどんな攻撃を繰り出しても、返り討ちにされる姿を想像させられるのだ。こんな事は初めてだった。私は攻めあぐねていた。

それをリリカは真剣なまなざしで見つめていた。この男、言うだけの事はある。ルブロでは勝てない。私はそう判断し、ルブロに声をかけようとした正にその時、ルブロが私の方を向いていった。

『リリカ様、止めないでくださいよ。私はこの男・・・リックを今からバルザックに見立てて本気で攻めます。見ていてください』

ルブロは今まで私が見た事の無い鋭い眼光で私を見ていた。この瞳なのか・・・私はルブロとはじめてあった際の『今の私ではバルザックに勝てない』と言い放ったルブロの瞳を思い出していた。あの時、私はルブロの瞳の奥に潜む決意が気になりルブロを斬り捨てる刃を止めたのだ。今のルブロの眼光であの時のルブロの決意が解ったのだ。ルブロはあの時から私にバルザックを倒させる為の捨石になるつもりでいたのだ。私はルブロの鋭い眼光に思いを感じ、背筋から鳥肌がたっていた。私はルブロの眼光を見返して軽く頷くと、ルブロは2刀を構えてリックに斬りかかっていった。

それは、ルブロが前に3人と決闘した際とは次元の違う打ち合いだった。目にも留まらぬ勢いで右手の剣を上段から打ち下ろし、それをリックが両手で持った剣で弾き、それと同時にルブロが弾かれた反動も利用した左手の剣で銅を払うが、それもリックは素早く剣で防いだ。そしてその剣を強く弾いた際に、体勢を崩したルブロにリックは鋭い突きを放つも、間一髪でルブロはその突きを右手の剣でそらしながらかわしていた。ルブロは堪らずに距離をとり、息を整えていた。

凄い戦いだ。どの攻撃も並みの剣士ではかわせる代物ではないスピードだというのに、ことごとく裁ききるリックの腕前に私は驚愕していた。リックは動かずにルブロの様子を伺っている。次だ。次の攻撃でルブロの覚悟がわかる。私はルブロから目が離せなくなっていた。

そして、息の整ったルブロは再びリックに斬りかかった。リックは気力を込めた剣でそのルブロの左手の剣を受け止めた。瞬間ルブロの左手の剣は真ん中から音を立てて折れてしまった。折れた剣先はルブロの後方に飛んでいくが、2人ともそれを気にせず、ルブロは右手の剣で、全力で叩きつけるかのようにリックの頭を狙って斬りかかった。それを再びリックの剣が受け止めたかと思った正にそのとき、ルブロは突然ひじを曲げ刃と刃が当たった瞬間に右手の剣を捨てたのだ。そして、折れた左手の剣でリックの懐めがけて飛び込んでいた。全てはこの攻撃のための複線だったのだ。全てをかけて、折れた剣で懐に切りつける、外れた後のことを考えない、まさに捨て身の戦法だった。

だが、その剣がリックに届く事はなかった。リックはその捨て身の動きすらも読んでいたのだ。リックはルブロの渾身の突きをかわして、ルブロの首筋に当身を喰らわせていた。その一撃でルブロは意識を失っていた。