死ぬまでにやりたいゲーム1001 レトロゲーム編 | Trashy Discovery

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死ぬまでにやりたいゲーム1001 -ハードカバー-

死ぬまでにやりたいゲーム1001 -ハードカバー-


海外(アメリカ)のゲーム開発者やゲーム雑誌編集者、所謂業界人が選んだ『これはプレイしておきたい(PCゲームも含む)という1001タイトル』をスクリーンショットと短評によって紹介しています。


960ページという辞典並みに分厚いこの本、お値段何と7140円(税込)也


高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだと思いますが、私は「ほほぉ~」という風に興味深く読めたので買って損は無かったと思います。

まぁ、どう考えても高いですが、ゲーマーの参考書みたいなものですねw


海外ゲーマーの評論という事で洋ゲーばかりと思いきや、日本でも馴染み深いタイトルが多く挙がっていました。

1001タイトルはとても紹介しきれないので、自分がやった事があって面白かったタイトルを幾つか挙げてみようと思います。




アクトレイザー(1990 エニックス)
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“アクション一辺倒では物足りなく感じることもある。また、真の楽しみを追求しようと思ったら、時にはシンプルなアドベンチャーゲームと神による都市再生シミュレーションを組み合わせてみる必要もあるだろう。知名度は低いかもしれないが、「アクトレイザー」はエニックスの正統派ゲームで、いくつものジャンルを組み合わせた異彩を放つ作品だ。”


プレイヤーは神となって、魔物に破壊された街を復興し、人々の願いを叶えなければならない。

時には神自ら彼の地に赴き、棲み付いた魔物を倒すというアクション要素あり、神の力を用いて街を建設するシムシティのようなシミュレーション要素ありという、一粒で二度美味しいゲームなのだ。

私は都市再生のほうにハマりましたね。畑を作ったり家を建てたりして人口が増えて行くのが楽しかった。




ゼルダの伝説(1991 任天堂)
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“光と闇、この2つの世界は表裏一体を成していて、それぞれの世界をどう操作して進展させるかが、このゲーム最高の謎解きの部分だ。「神々のトライフォースにはシンプルにして偉大な要素が溢れている。複雑なダンジョン、戦い甲斐のあるボスたち、素晴らしく優秀なアイテムの数々などは、そのほんの一例だろう。”


私が始めてプレイしたゼルダの伝説がこれ。

ボスを倒すのに必要なアイテムがダンジョン毎に違ってるのが面白かったです。落ちる床に「もうーっ」と唸りながら楽しくプレイしてました。




聖剣伝説2(1993 スクウェア)
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“次から次に繰り広げられる激しい戦いに、慎重な探索と16ビットアートが融合された、展開の速い、機知に満ちた、極めて美しいアドベンチャーだ。”


主人公と一緒に戦うキャラクターが居る事が何だか嬉しかったですねー。

バグでも有名なこの作品ですが、私はバグに当たった記憶は無いですね。運が良かったのか。




Mother2(1994 ハル研究所)
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“「Mother2」は実際にプレイされるより、ゲームの専門家たちの間で名前が挙がる類の作品だ。この作品の秀逸さを考えると、これは実にもったいない。奇抜でコミカルなロールプレイングゲーム「Mother2」は、ドラゴンや妖精が飛び交う神話的な古臭い話ではなく、現実世界を舞台に繰り広げられる。印象深い敵とアメリカンテイストの美しい背景がたっぷり盛り込まれた、色鮮やかで驚きに満ちた陽の当たる世界で、親近感の持てる現実的なヒーロー達が、非現実的な使命を負って冒険の旅に出る。”


「おとなも こどもも おねいさんも」

糸井重里氏監修の風変わりなRPG。西洋ファンタジーしてないRPGは珍しいと思いましたが、凄く面白かったです。

レベルが低い敵は一瞬で倒せるシステム、他のゲームでも採用して欲しいなぁw




ブレス オブ ファイアⅡ使命の子(1994 カプコン)
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“この作品には特筆すべき点がいくつもあるが、中でも。世界で起こっていることが徐々に明かされるストーリーはとても素晴らしい。各メンバーは釣りや狩りといったフィールド上で使える特技を持っていて、これがミニゲーム攻略の時に役に立つ。しかし、釣りや狩りだけではなく、泳ぐ能力や地面の深い裂け目に飛び越す能力があると、探検出来る範囲が格段に広がる。こうして冒険の展開ペースが調整されているところが、このゲームの偉大な点の一つだろう。”


個人的に、RPGが好きなら是非ともプレイして欲しい作品の一つ。

竜が好きなら尚更オススメw




ゼノギアス(1998 スクウェア)
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“「ゼノギアス」は、1万年前の世界を舞台に、4人の巨匠が描いた、太古の戦い、種族、テクノロジーを多数盛り込んだ変り種の神話で、下手すると出来損ないと言われかねない、巨大なロボットと本格的な哲学探究という妙な組み合わせが生んだ難題に果敢に立ち向かっている。”


イド!イド!イド!

私がこのゲームにのめり込んだのは彼の存在があったからに他ならない。

血のような色彩を放つ真っ赤なギアに乗り、圧倒的強さを魅せ付ける彼の姿には、底知れぬ恐怖と高揚を感じましたよ。

哲学的で、工学的で、複雑なストーリーだったので、今考えると大人向けのゲームだったんじゃないかなぁと。

もう一度プレイしたい作品です。ゲームアーカイブスで購入済み。




クロノ・クロス(1999 スクウェア)
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“「クロノ・クロス」の制作者達は、この作品は、スーパーファミコン用RPGの中で最も愛されている作品の1つ、「クロノ・トリガー」の続編ではないと主張する。しかし、この16ビットの先行作品の影が随所に感じられるのだから、この言い分を簡単に受け入れることは出来ない。確かに開発元が主張するように、「クロノ・クロス」は全く別のゲームだ。時をテーマにした引き込まれるような展開とゲーム全体に散りばめられた物語要素は「クロノ・トリガー」から引き継いでいるが、そこから驚くほど感情に満ちた独自のゲーム体験を立ち上げ、賞賛を受けるにふさわしい新たな傑作へと昇華している。”


クロノ・トリガーの方が有名ですが、こちらも面白かった。主人公の行動によって仲間になるキャラや進む道が違って来るマルチシナリオ。

山猫に体を奪われるシーン(変な意味じゃないよ)が心に残っています。




幻想水滸伝Ⅲ(2002 コナミ)
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“中国の小説「水滸伝」をモチーフにした「幻想水滸伝」シリーズでは、常に壮大なスケールが意識されている。シリーズをPS2に移植する際にも、コナミはスケールの大きさをしっかりと意識し、ファンタジーの定石から離れすぎず、かつ新たな深みと本質を付加する複雑で驚くほど練られたプロットを作り出した。”


レトロゲーに分類して良いものか微妙でしたが、10年前の作品なのでセーフって事でw

幻水シリーズで1001本に入っているのはこの3だけ。海外受けする物語なんですかね。

ファンの人気は然程でも無い感じですが、私は好きな作品ですね。

負けても問題ない戦闘なのに、負けるのが嫌で必死にレベル上げして勝ったっけなぁ。




下は1001本には入ってなかったけど、個人的に思い出に残っているゲーム。


ロマンシング サ・ガ2(1993 スクウェア)
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何代もの皇帝が遺志を引き継いで行くのが堪らなかった!最終皇帝が登場した時にはジーンと来ました…(自分の名前を付けると感動度が更にアップw)

最終皇帝は性別が選べるんですが、それぞれ専用技を持つ武器があるんですよね。男性がSUNで女性がMOON。どっちも見たくて男女両方プレイしてました。

クリア出来たのは、当時、家に居候してた大学生の叔父のお陰ですがw余談ですが、私にメガテンを教えてくれたのもこの叔父です。


ヴァルキリープロファイル(1999 スクウェア)
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「我と共に生きるは霊験なる勇者、出でよ」

北欧神話好きの私がハマらない訳は無い。決め技の連携が超カッコいいんですよねー!

エインフェリアの死から始まる物語も、ドロドロとした人間の愛憎がこれでもかってほど描かれていて見応えありました。