◎サブイベント リヒター編①
進行状況:【ハコネシア峠】~【アスカード】
フラノールへ行く前に、ちょっと寄り道イベント。
魔物用の食材を調達すべくあちこち回っていたら、ハコネシア峠でコットンの家に入って行くリヒターを発見。
『リヒターさんだ・・・どうしよう』
どうしようも何も、ここは「声をかける」一択でしょう!
「やっぱり声をかけよう・・!」と密かに意気込んだエミルの背後から、
「・・・エミル?どうしたの?」とマルタの声。
そっか、マルタが居たんじゃ、リヒターに会うのはマズイな。
何とか誤魔化すんだ、エミル!
「え?・・・あ、うん・・・。僕、ちょっとコットンさんに用があるから、マルタはここで待ってて」
「なんで?私も一緒に行くよ」
「あ、あの・・・。マルタのことは後で驚かせたいんだ。だから、あの・・・」
苦しすぎる・・・それは言い訳として苦しすぎるよエミル・・・。
驚かせるって何をするつもりだよ・・・って咄嗟に出た言葉なんだろうなぁ。
そこで疑いの眼差しを向けて追い詰めるのではなく、
「私に来るなってこと?わかった。じゃあここで待ってる」
と一歩引いたマルタは、中々にデキる女だ。
「ご安心下さい、マルタ様。私がエミルについて行きますから」
と、テネブラエがエミルに同行し、マルタとは一旦離れる事に。
―――発端は、骨董収集家コットンの持っているスピリチュアル書をリヒターが所望した事から始まったようだ。
コットンと言えば、強欲で偏屈で男嫌いのロリコン。(そこまで言う)
そんな爺さんが簡単に自分のコレクションを(しかも男に)渡す筈も無く―――交換条件として二つの品物を持って来るよう、リヒターに言ったらしい。
一つは、マナの守護塔にある鏡。
もう一つは、バラクラフ王廟にあるというバラクラフの碑石。
そんな物集めてどうするんだ爺さん・・・コレクターってのは、常人の感性とは違うところに価値観を置いているものなんだなぁ。・・・ていうか、1つの品物で2つ持って来いとは足元見過ぎだ爺さん。
リヒターはそれを取る為に奔走していたらしい。意外と律儀だ。
既にマナの守護塔の鏡は手に入れていたようで、残るはバラクラフの碑石のみ。
「そいつを持って来れば、スピリチュアル書を返して貰えるんだな」
ん?返す?・・・って事は、元々はリヒターが所持していた物だったのかな。
そこへ「リヒターさん!」とエミル乱入。
「スピリチュアル書って何ですか?ラタトスクの事と関係があるんですか?」
「直接は関係ない」
「間接的には関係してるって事ですか?」
「どうしてお前にそんな事を説明しなきゃならないんだ?」
「僕、気になるんです。どうしてリヒターさんがヴァンガードに入ってるのか。リヒターさんは僕に親切にしてくれたのに、ラタトスク・コアの事になると人が変わっちゃうから・・・」
「・・・・・・」
まぁ、人が変わっちゃう云々はキミも人の事言えない訳だが、確かにそれはプレイヤーの知りたいところでもある。
先程のリヒターとコットンの会話から察するに、スピリチュアル書は元々リヒター・・・もしくはリヒターに関係する人が所持していた物で、何らかの事情により流出してしまったのだろう。
おそらく、リヒターの過去に深く関わっている書物の筈。
「教えて下さい!」
珍しく強気な態度に出たエミルでしたが、
「断る」
と一蹴するリヒター。
・・・といつもならここで、「・・・すみません」と俯いて肩を落とすエミルなんですが、今回ばかりは違った。
「なら、僕、リヒターさんについて行きます。貴方がやろうとしている事が、ラタトスクを殺そうとしている事に関係してるなら、僕は貴方を止めなくちゃ」
おぉ!なんて積極的なエミル君!
そうだね、ラタトスクを殺そうとしてるなら止めないとね。
というよりも、リヒター自身が気になって仕方がないという印象しか受けないんだが、どうした事だろう。
「・・・分かった。それならお前に協力してもらおう」
いつにないエミルの気迫に押されたのか、それとも何か他に考えがあっての事か、エミルの同行を認めるリヒター。
まずはアスカードに来い話はそれからだ、って事で、ま~たマルタを言いくるめなければならないのですが、今度はテネブラエが助け舟を出してくれました。
「マルタ様。エミルはマルタ様の為に、色々考えているようです。協力してあげて下さい」
と、ハードルを上げられた感はあるのですが、渋々マルタも納得してくれた様子。
リヒターの待つアスカードへ行く事とあいなりました。
【アスカード】
街に入った途端、何故か待ち構えていた町長にマルタが連れて行かれるという事態が発生。
町長が言うには「街の観光を建て直す為の祭を企画しており、それにマルタの踊り(巫女の儀式)を取り入れたい」のだそう。
で、我が家でマルタと相談したいっていう話の流れなんですが―――、これはどうやらリヒターが、エミルとマルタを引き離す為、先に町長へ手を回してくれていた様子。
「リヒター殿から話をたまわっている。マルタ殿は私どもがお預かりしよう。あなたは宿屋へ行きなさい」
と、町長からこっそりと耳打ちされたエミル。
宿屋で秘密の逢瀬とは、これまた背徳的+
そんな所で一体何の話をするつもりなんだ。きっとあんなことやこんなことが―――と、邪な妄想に耽るプレイヤーを置き去りにして、話はどんどん進んで行きます。
バラクラフ王廟に詳しいライナーという研究者に話を聞く為、彼の家に行く事になりました。
―――ライナーの話によると、バラクラフ王廟は大樹暴走時の被害を受け、入り口が完全に塞がってしまったらしい。
しかし、エミルが石舞台地下遺跡とバラクラフ王廟が繋がっているというコレットの話を覚えていた為、石舞台祭壇に向う事に。
【石舞台地下遺跡】~【バラクラフ王廟】
祭壇に辿り着くと、髪を掻き上げてアクアを召喚したリヒター。
本来、遺跡への扉を開けられるのは「巫女」の儀式だけなんですが、封印は既にマルタが解いていたということで、アクアでも扉を開けるそう。
余裕綽々といった様子で扉を開いたアクアに、感嘆の声を漏らすエミル。
・・・途端、テネブラエが姿を現し「この程度、私にだってできますよ」と言ったのには、テネブラエの負けず嫌いな一面を垣間見た気がしました。
というか、アクアにライバル心を燃やしてる?ちょっと可愛いな
「な・・何よ、陰険テネブラエ!あんたまで一緒にいたの?あーやだやだ。暗いの移っちゃう。リヒター様、アタシ姿を隠しますから」
と猛然とした勢いで消えたアクア。
・・・・・テネブラエ、前から気になってたんだけど。お前、アクアと何があった?
本来、水と闇はものすごーく仲が良い筈なのに。(別ゲームでは)
―――遺跡内部。
ここの仕掛けというか、謎解きは結構梃子摺りましたよ。
うーん、謎解き自体は簡単なんですけど、意味深な“窪み”に惑わされたり、巨人エリアのループにハマってしまったり。
なまじ1回来た事があるだけに、何をすべきか迷っちゃうんですよね・・・
それはともかく。
リヒターと一緒に居られるだけで嬉しくて堪らないといった様子のエミルがめっちゃ可愛い。
リヒターとのスキットが、他の誰とのスキットよりも楽しそうに見えるのは、私の妄想の所為だけではあるまい。
主人(リヒター)に怒られて俯いても、話しかけられると尻尾を振って後を付いてくる子犬のようなエミルに、ハートを鷲掴みにされた。
「リヒターさんは、凄いです!」
「リヒターさんは、僕の先生です」
な~んて、マルタを殺そうとしてる相手に向って言うのはそれってどうなの、とも思う訳なんですが、全力で懐いてるんですよね。
多分、エミルがここまで付いて来たのは、ラタトスクがどうこうというよりも、純粋にリヒターの役に立ちたかったからじゃないのかな。
途中の会話を聞いてると、そうとしか思えない。
しかし、リヒターの方は―――
「あまり俺に心を開くな。俺は敵だ」
穏やかな態度を見せたかと思えば、一転してエミルを拒絶したり。
それでいて悲しそうな表情なんかしちゃって、思わせ振りだなリヒター。
「お前は俺の・・・知り合いに似ている」
それがエミルに優しい理由・・なのかな。
それを聞いたエミルが、「リヒターさんの友達に・・?」と、知り合いを友達と勝手に脳内変換してしまったのはGJと言わざるを得ない・・・と、そんな事を言いたいんじゃなくて!
どうも、リヒターは「ハーフエルフ」らしい。(意味無く反転)
アスカードで、うっかりハーレイ(うっかり八平)が口を滑らしてしまっていたのを聞いて、もしかしたらそうなんじゃないかと思ってたんですが。
そっか、それで「頭のネジが緩んだ人間が・・」なんていう言い方をしてたんだ。
遺跡で違和感を感じたと言った時の様子が変だったのもしかり。
ハーフエルフというのは、変化に敏感なんだろうか。
(そう思えないハーフエルフもいるけど)
しかし、ラタトスク・コアに固執する理由、いや。あれ程までにラタトスクを恨んでいるのは何故だろう。
・・・はっ!!
もしかしてもしかすると、リヒターは「ハーフエルフ」ではなく、魔物の血を引いた「半人半魔」なのかもしれないっ!!
実はラタトスクの血を引いていたりしてっ!!
父親であるラタトスクに親友(人間)を殺され、それ以来、愛憎入り混じった感情を抱くようになった、と。
もしそうだとすると、ものごっつい好みの設定なんですが、これは自分でも行き過ぎた妄想だとは思います、はい。
そんな事を考えさせてくれる楽しいイベントでした。
――が、リヒターが正式に仲間になってくれる日は来るのでしょうか。
経験値のNEXT表示が「・・・」のままなんだもん。