リヒターサブイベントの続き。
【アスカード】
バラクラフ王廟の最上階で、フェニックスに挑んでうっかり全滅しつつも、無事(?)に碑石を手に入れ、アスカードに戻って来た一行。
フェニックス強っ!!レベル35じゃ全く歯が立たなかった。。。
こんな危険な思いをして手に入れたのに、スピリチュアル書の事について、リヒターは何も話さないつもりなのかな。。。
そんなリヒターの態度に業を煮やしたエミル。
「待って下さい!スピリチュアル書って何なんですか?どうしてそれが必要なんですか?」
と問い詰める勢い。
「スピリチュアル書はサイバックの学術資料館から流出した、マーテル教会に関する資料だ。個人的な理由で回収している。それだけの事だ」
質問には答えているようで、核心部分は語っていないな。
「でも、近くにいるマルタを放っておいてもいいほど、重要な事なんですよね・・?」
エミルもその答えに不満気な様子。
「・・・お前がいなければ、バラクラフの碑石は手に入らなかった。ありがとう、エミル。感謝している」
くっ!感謝の言葉で、はぐらかすとは卑怯なり!
そんな風に言われたら、純情エミルなど簡単に誤魔化されるに決まってる。
「い、いえ。そんな事はいいんですけど・・・///」
案の定、追求するのも忘れて照れてしまうエミル君。
その上、去りかけたリヒターが踵を返してツカツカと歩み寄り、エミルの顔の辺りに手を持って来た時には、キスでもされるんじゃないかとドキドキしましたが、当然そんな事はある訳無く、
「バラクラフ王廟のペンダントだ。マルタに渡せ」
と、マルタへの手土産を持たせてくれたのでした。
流石リヒターさん!フォローも万全という訳ですね!
いつの間にそんな物を盗ってたんだ・・全然気付かなかったよ。
やっぱり只者ではない何かを感じるぞこの人。女の扱いも心得ているし!
リヒターが去った後、何故かアクアがエミルの元へ。
「・・・リヒター様は、サイバックの学術資料館にいるノートンって人の為に動いてるの」
そっと耳打ち。
そんな立ち入った事をエミルに言ったのバレたら、怒られるぞ~。
ラタトスクに関係あるかを聞いたら、「関係なくはないわね」と曖昧な返答。
しかし、ノートンって誰だ?セキュリティソフトしか思いつかないぞ。
サイバックは、確かハーフエルフの研究員が精霊の研究を行っていた所だったかな。
もしかして、リヒターさんもそこで働かされていたのだろうか。
「もし、リヒター様を助ける気があるなら、トリエットに来て」
と言うアクア。
行きます。(即答)
なんなら、このまま一緒に行っても一向に構いません。
すると、ボワンと姿を現したテネブラエ。
「エミルは行きませんよ」
黙れジジブラエ。
だけど、マルタをいつまでも待たせておくと、地獄を見そうなのでいったん町長の家へ。
「遅いぃ~!」
うはっ!マルタめっちゃ機嫌悪そう。
けれど、リヒターから貰ったペンダントを渡した途端、みるみる満面の笑顔。
「エミル大好き~」
と抱きつかれながらも、どこか後ろめたい風なエミル君。
なんかプレゼントで浮気を誤魔化してるみたいだ(笑)
【トリエット】
町長の家を出て、その足でやって来ましたここトリエット。
リヒターさんが困ってるとあらば、助けない訳にはいきませんからね。
――すると、奥の方で何やら行列が出来ています。
通りがかりの人に聞いたところ、サービス期間中云々ということで、オアシスの占い師が無料で占ってくれるんだそう。
いくら無料だからって占いに行列とは・・・ね。
少し呆れてしまったエミルとは反対に、目を爛々と輝かせるマルタ。
「二人の相性を占って貰おうよ~」
と、エミルの腕を引っ張る始末。
いつの世も、女の子と言うのは占いが好きなんだね。
仕方なく付き合うことにしたのですが、そこにやって来た1匹のおたまじゃくしならぬ魔物君。
テネブラエが言うには、アクアの使いなんだそう。
『リヒター様がお会いしたいそうです。宿屋に来て下さい』
という風な内容を告げ、ポワンと姿を消しました。
無論、言われずともその為に来たのですから!
「リヒターさんに会いたいな」
と、当のエミル君もやる気充分ですよ!
占いの方もまだ時間がかかりそうという事で、エミルは「暇つぶしに町を回る」という名目の元に、リヒターの待つ宿屋へそそくさと向かいます。
―――リヒターさんから聞いた今回のターゲットは、ローズマリーに寄生する虫だそう。
き・・寄生虫っすか!?
何処から情報を得たのか、エミル達が以前ローズマリーを見つけたと言う事を知っていたようで、その場所に案内をして欲しいと言うのです。
しかし、それが必要な理由を尋ねられて、「標本にする」と答えるとは・・・
リヒターさん、笑いのセンスは今ひとつ、とφ(.. )
【カンベルト洞窟】
1度来た事があるので、ショートカットを利用すれば奥まで行くのは簡単。
なのだけど、男としてそんな卑怯な手は使いたくない(意味不明)
わざわざ遠回りしてリヒターさんをご案内。
リヒターさんの探している虫は「エンジェルアトポス」という名前で、虫そのものではなく「殻」が必要なんだそう。
形がクルシスの天使に似ているので、マーテル教会の信者はそれを護符に使っているという代物。
「そんな物を探してどうするんですか?」
不思議に思ったエミルが尋ねたらば。
「・・・お前には関係ない」とまたもや拒絶の姿勢。
「関係なくないです!僕、こうして道案内してるじゃないですか!」
「・・・・・」
「・・・あ、す、すみま・・・」
「そうだな、悪かった。イセリアのファイドラという人間が持っている、偽典スピリチュアルと交換する為だ」
いつになく強気な態度のエミルに根負けしたのか、そう答えてくれました。
それにしても、エミルってリヒターにだけは強気になれるんですよね。
強気・・というより、リヒターに心を許してるからこそ、本音をぶつけられる・・という感じかな。
リヒターの事が知りたい、リヒターと分かり合いたいという想いが強いからこそ、「関係ない」と言われてカッとなったのかも知れない。
リヒター自身も、エミルの気持ちは分っていると思う。
ただ、あまり自分の内面に踏み込んで欲しくないのか・・・、それとも危険な事には関わらせたくないということなのか。何かを独りで抱え込んでる感じがする。
それぞれの想いが交錯する中、ローズマリーのある場所に到着。
てっきりバトルの一つもあるかと覚悟していたのですが、普通にエンジェルアトポスの殻をGET。
エミルの何気ない一言に、リヒターが声を出して朗らかに笑った時には、エミルやアクアどころかプレイヤーも驚いた訳ですが、「俺だって笑う事くらいある」とムッとしたように言ったのには、初めてリヒターを可愛いと思った+
そしてリヒターさんの次なる目的地はイセリア。
偽典スピリチュアルとエンジェルアトポスの殻を交換すべく、ファイドラを訪ねるのだそう。
「僕もお供します」
「いや、いい」
「どうしてですか!僕には最後まで見届ける権利があると思うんですけど」
「・・・なら、好きにしろ」
「はい!」
やっぱり、リヒターさん相手だと積極的なエミル君+
「好きにしろ」って言われて、満面の笑顔なんですけど。可愛いな~♪
ところで、このゲームの目的って何だっけ?←本筋を忘れてる人
【イセリア】
偽典スピリチュアルを持っているファイドラとは、実はコレットのお婆さん。
コレット宅へ向かったら、家の前では何やら揉め事の真最中。
どこかで見たヒゲヅラだと思ったら、エミルの叔父さんじゃないですか。
会話を聞いてみると、ルインがマーテル教会によって襲撃された事についての損害賠償を求めているらしい。
いくら神子の生家だっていったって、訴えるべき場所を間違えてる気がするけど。
要するにこの人は、老人や子供とか自分より弱い立場にいる相手でないと強く出れない訳だ。
「・・・・・あ」
叔父さんの姿を見て、リヒターの後ろにサッと隠れたエミル。
そんなエミルを「逃げるな」と前に突き出すリヒター。
リヒターとエミルに気付いた叔父さんは、途端に血相を変え、あろうことかエミルを化け物扱い。
「補償の件、考えておいて貰うぞ」と吐き捨てるように言い残し、去って行きました。
リヒターには積極的だけど、他の事に対しては内に籠ってしまうエミル。
化け物だの疫病神だの言われても、何も言い返せずにただ唇を噛み締めるだけ。
「・・・あいつらに対しては、相変わらずだんまりか」
「・・・だ、だって・・・」
「事なかれ主義か。だがな、力を振りかざす奴に尻尾を振ってるだけじゃ、何も変わらない。檻の中で飼われている家畜同然だ」
「ぼ、僕は・・豚じゃない・・・です・・・」
「それを俺に言ってどうするんだ」
「・・・・・」
「人の顔色を見て自分をしまい込んでいる限り、お前の世界は何も変わらない。声を上げなけりゃ、何も変わらないんだ。自分が化け物扱いで構わないのなら、俺の口出しする事じゃないがな」
相変わらず手厳しい・・・
まぁ、それも「愛」があっての言葉だろうとプレイヤーはニヤけるのですが、その場で聞いていたコレットの義理父は堪らない。
「・・・リヒター殿。誰もが貴方のように生きられる訳じゃないでしょう。世界に折り合いをつけながら生きられない者も大勢います」と、エミルを擁護。
確かに、残念ながら正論だけでは生きられないのが世間というもの。
声を上げたところで、周りが認めなければその声は響かない。
「大人になるって悲しい事なの」
とは、誰の言葉だったか。←ゲーム界三大悪女の一人、ヨヨの言葉
「折り合い?こいつがやってるのは折り合いなんかじゃねえ。世界を拒絶してるんだよ。殻に閉じこもって『みんなが自分を責めるんだ』って被害者面してりゃ、自分は救われるからな。そんなのは生きてるんじゃねえ。飼い殺されてるって言うんだ」
・・・時々リヒターさんってガラが悪くなるよね。
そこがいいんだけど///
――殻に閉じこもって世間を拒絶するのは、一番楽な自己防衛でもある。
しかし、それだといつまでたっても何も変わらないのは事実。
自分が変わらない限り、周りが変わる事はない。
それはそうだろう。
だけど、変わる為に踏み出す1歩に、どれ程の勇気がいるのだろう。
一朝一夕で変われる人間などいない。
そういう言葉を当然のように言えるのは、リヒターが強いからか、それとも経験からくるものなのか――
でも、ここまで言うのは、エミルが変わる事を期待してるからじゃないかな。
もし失望してるなら、終始無言だろうし。
・・・まぁ、イラついて口に出さずにはいられなかったって可能性もあるけど。
リヒターに、トリエットの近くまで送ると言われ、イセリアを後にしたエミル。
「この辺りで大丈夫だろう。助かった。ではな」
―――熱く語った割りに、去り際はあっさりしているリヒターさん・・・
「ま・・・待って下さい!」
リヒターが背を向けた瞬間、耐えられなくなったように声を振り絞るエミル。
「なんだ?」
「僕は・・・僕は・・・ずっと叔父さんが怖かった・・今もそうです。叔父さんだけじゃなくて・・・ルインのみんなが・・・」
「俺の知った事じゃない」
「・・・・!」
―――あれだけ構っておいて、そんな中途半端に突き放すなんて・・・
エミルの心を弄ぶなんて最低だっ!(違
「・・・だが、俺の目にはあのアルバという男もお前に怯えているように見えたな」
「そ、それは僕がルインでラタトスクの力を使ったから・・・」
「お前がラタトスクの騎士として契約する前から、あの男はお前に怯えていた。お前と同じようにな」
―――結局、完全には突き放せないんだね+
アルバが自分に怯えていたなんて信じられないと言うエミルに、リヒターは淡々と語ります。
「あいつはお前の鏡だ。お前が怯えて殻にこもったから、奴もお前に怯えて自分の殻に閉じこもった。それがお互いに楽な方法だからだ。
それじゃあ何も変わらない。以前は・・・俺もそうだった」
「リヒターさんも怖がってたんですか?・・何を?」
「人間だ。だから関わらなかった。存在を無視した。――それじゃあ何も変わらないことを・・・教えられた」
「誰に?」
「・・・・・勇気は夢を叶える魔法」
「・・!」
「頭のネジがゆるんだ、バカが付くほどお人好しの――俺の・・・友人から、そう教えられた。自分を守る殻を壊すのも勇気だとな。
お前もそうやってマルタを得た。マルタがお前に心を開いたのは、お前が命懸けで奴を守ろうとしたからだ」
―――頭のネジが緩んだ云々というのは、てっきりロイド関係かと思っていたんですが、リヒターの友人の事だったんですね。しかも「俺の」と言った後の溜め具合からして「友人」以上の感情を抱いていたに違いn
「だけど、マルタは・・・凄く話し易かったから・・・」
「俺も話し易いのか?」
「・・・!」
―――そう言われれば、どちらかというと取っ付き難いタイプだな。
でも、エミルにとっては『初めて自分を正面から見てくれた人』だからな~。
ひな鳥の刷り込みのごとく、「良い人」としてインプットされたのだろう。
「しっかりしろ。お前はもう、自分の殻を壊す方法を知っている」
「勇気・・・?」
「・・・そうだ」
―――何だかんだ言って、エミルを励ましちゃってるリヒターさん+
やっぱりエミルに優しいよな~。
貴方はエミルの味方・・・ですよね?
一連の会話から察するに、心の中でお互いの存在が大きいものになってる筈。
そんな気分に浸りつつ、トリエットへの道を戻ります。
そういや、マルタはどうしてたんだろう・・・ずっと占いの行列に並んでたのかな・・・
と、若干心配した訳ですが、当のマルタは極めて機嫌が宜しい様子。
「二人の相性はバッチリだって!」
はしゃぐマルタを見て、ちょっぴり救われた気分になったエミル君です+