本ブログは、18歳から講師業・
コーチングの経験を積み重ね、
大手学習塾では生徒アンケートで
全国1位を獲得
現在は創業わずか2年間で
大小100社以上に社員研修・
コンサルティングサービスを提供
そんな千田が、日々の業務や
日常に潜むビジネスチャンス
について、つらつら書いております。
---------------------------------------------------------------------------
セミナーや講演など、
長時間話す必要がある時には
どうしても聞く側の集中力が
途切れてしまう時がありますね。
スイッチがオフになっている状態で
どれだけ良い話をしても全く相手には
響きませんから、こちらに引きつける
技術が必要になります。
非常にわかりやすい方法としては
学校の先生がやるような
「大声を出す」という手法です。
効果が無いとは言いませんが、
顔を上げて話を聞いてもらえるのは
ほんの一瞬でしょう。
なぜなら、聞いて欲しい時に
大きな声を出すなんていうのは
全く予想を裏切らない行為だからです。
人は無意識のうちに相手の話の先を
予想しながら聞いているんですね。
例えば、
「◯◯なことで苦労して、
それでもめげずにひたすら勉強を
し続けたんです。結果として成績が…
…下がりました」
なんて言われたら、
あれっ??
って思いません?
これがセミナー中であれば、
思わず顔を上げてしまうはずです。
相手の無意識下の予想を裏切る内容を
あえて入れることで
話に引きつけるという手法ですね。
他にも、
話を続けるのが当たり前の
セミナー中に講師が10秒くらい
一言も話さなかったから、
これも思わず顔を上げますよね??
こうやって、
無意識に人が予測していることを、
意識的にひっくり返して引きつける。
相手の集中力を保つには
こんな方法もあります。
話術で引きつけるのが難しいと
思った場合には、こういった方法を
考えてみることも選択肢としては
面白いと思いますね。