小林製薬の問題を受け、
にわかに注目されている『紅麹』

腎疾患によりお亡くなりになっていたとのことで、
事態はより深刻さを増しています。
追記:今朝(3/27)のニュースによると新たにもう1名の
死亡が報告されたとか……。
注意:現時点では製品と死亡との因果関係がはっきりと立証されたわけではありません。しかしながら、入院患者の数といい、無関係とは言い難いですよね。。。

また、同社の紅麹原料を使った他社製品も
自主回収が進められており、まさに大混乱の
様相を呈しています。


<上記記事より転載>




紅麹原料は国内外の52社に供給されていた
(3月25日13時現在)とのことなので、
今後、自主回収商品はますます増えて
いくことでしょう汗

ひとつのメーカーが作った"原料"がこんなにも多くの企業に
供給され、それぞれが新たな商品を生み出している……という
現実あせるこれまであまり深く考えたことはありませんでしたが、
こういう世の中の仕組みにも今回改めて驚かされました。


こういう事態になると『紅麹』自体が
悪者にされるのがよくある流れです。

"もう紅麹と書いてあるものは買えないあせる"
……事実、そんなヤフコメも見かけました汗

でも、冷静になってくださいビックリマーク

この度の健康被害は紅麹に "意図しない成分" が
含まれていたために引き起こされてしまった
ことであり、

紅麹自体が直接的な原因となって腎疾患を
引き起こしたわけではないのです。

紅麹自体は決して悪いものではありませんあせる

でも、"紅麹って何なの?" と聞かれて
即答できない人が多いのも事実だと思います。

そこで本日は、
紅麹とはいったい何なのか?
米麹とは何が違うのか?
について調べてみようと思います。

参考記事はこちらです。


以下、貼り付け。











紅麹も米麹も日本の伝統的な発酵食品である
ということはよーく分かりましたが、
今ひとつその違いが分かりませんでしたねショック汗

他に分かりやすい記事はないか探してみたところ、
見つけましたビックリマーク


以下、関連する部分のみ貼り付けます。




麹はカビの一種です!と聞いて
えっ!?と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが……

カマンベールチーズやブルーチーズなど
いわゆるカビの生えているタイプのチーズが
存在することを考えると、
それほど驚くことではありませんよね?

カマンベールチーズやブルーチーズを
食べても大丈夫な理由は、生えているカビに
毒性がないからに他なりません。

カビは一括りには語れないということです。

話を紅麹と米麹に戻しますが、
記事によると両者の菌種(属)は
異なるようですね。

なお、紅麹のカビ毒「シトリニン」に関しては、
ヨーロッパにおいて健康被害が報告されている
ようです。


<冒頭のニュース記事より引用>





ヨーロッパでの健康被害報告を受け、
日本でも2014年に国が注意喚起を
行っていたようです。


<冒頭のニュース記事より転載>



今回の理由がシトリニンではないとしたら、
一体何なのか?

早期の原因究明が待たれます。


元記事の続きです。





(カビ)菌の世界はなかなか厄介で
とても奥深いということを
今回改めて認識しました。

私は日頃から米麹を使って、
玉ねぎ麹や醤油麹、発酵あんこなどを
手作りしておりますが、
作る際は入念な手洗い、そして、使用する
調理器具や保存容器などの熱湯消毒は
必ず行うようにしています

また、米麹は市販のものを使っています。
(玉ねぎ麹などの作り方を知りたい方は以下の関連記事からどうぞ!)

<関連記事>


<おすすめの米麹>

中には、米麹自体を手作りしている方も
いらっしゃるかもしれませんが、
コンタミネーションリスクがあることは
今一度十分に認識しておく必要がありますねあせる


今回の騒動を受け、

米麹を含めた麹菌全般に対して
過度なマイナスイメージを植え付けようとする
動きがあるとしたら、
それは絶対に許せません!!

日本の国菌である『ニホンコウジカビ』
(=黄麹菌、アスペルギルス・オリゼー)は、
日本の食文化を支える陰の立役者ですキラキラ

そして、紅麹も米麹もどちらも日本の伝統的な
発酵文化であることに違いありません。

正しい知識を持って、大切な日本の食文化を
正しく後世に継承していきましょうビックリマーク

<関連記事>



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