✒心地よさを体感するだけで/ふぁんそんテクニックの全て・13
(一)
〔ふぁんそんテクニック〕は、〔体感しながらのスワイショウ〕や〔すわり金魚〕などといったような受動的な動きの体感への没頭によって、脳波をα波に、自律神経を副交感神経優位にし、そのことによって現れてくる手足などの皮膚温の上昇を体感していくことにより、体内の状態を体感する為の体性感覚を開発していくところから始まります。
それが第一課程の〔動きの体感〕になります。
(二)
次に、手当てや気のボール当てなどによって、当てられた部分の面としての皮膚や皮下から体積を持った体内までの温かな空気的、或いは、液体的な感覚を体感していく習練により、脳からのフィードバックによって体内を〔ふぁんそん状態〕に変化させていくことの出来る能力を身につけていきます。
即ち、自らの意思によって、体内の思ったところを〔ふぁんそん状態〕に変化させられるようになる訳です。
その習練が第二課程の〔体内の体感〕になります。
(三)
今度は、自らの意思や呼吸、手や体の動きなどを誘導に用いて、思ったところから思ったところまで〔ふぁんそん感覚〕を動かしていき、その習練の結果として、丸太を斧で刳り抜いて丸木舟を作るという意味を持つ〔兪〕から作られた〔癒〕という漢字を体現したような感覚が体感できるようになってきます。
つまり、外と内とを隔てている皮膚の感覚が薄れ、体内の〔ふぁんそん感覚〕と外の空気との一体感が体感出来るようになって来る訳です。
ここが第三課程の〔癒しの体感〕になります。
(四)
そして、最後の課程が〔空の体感〕になる訳です。
体の部分部分とか、体の前面とか後面とかといった段階を越えて、臥しているなら体の前面から側面まで、坐しているなら上半身の、立っているなら体丸ごとの肉体感覚が消失しこの空一杯に広がっている空気(空間)と一つに溶け合っている、そんな感覚が体感できるようになって来ます。
ですから、この〔空の体感〕においては、感覚を誘導する意思や動きや呼吸などは不要になり、ただ体感しているだけの状態になる訳です。
〔五〕
これら〔動きの体感〕から始まり、〔体内の体感〕、〔癒しの体感〕、〔空の体感〕を習練していく〔ふぁんそんテクニック〕は、それを心地よく楽しんでいるだけで、その結果として、脳と心と内臓系の健康を回復し、維持、増進に寄与していくことになります。
それらの効果は結果であって目的ではありません。
目的は、〔ふぁんそん感覚〕の心地よさを楽しむこと、その心地よさに没頭することにある訳です。
ℹ7月14日(日)
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