日本の文化の一つとして | ふれあいと癒しの交響曲(名古屋/京都/気功/教室/講習/和気信一郎)

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気功の理論や教室のこと、日々のことなどを書いています

🎋日本の文化の一つとして


(一)
 建築物や絵画、彫刻、文学、工芸品、文学作品、音楽作品(楽譜)など、形の有るものとして残していけるものを有形文化財と言う。
 それに対して、歌舞伎や文楽、能や狂言、落語などの古典芸能や伝統的な祭など、人が行なう芸能として、物質的な形を残しておけないものを無形文化財と言う。
 文化だから、学問やスポーツはこれに入らないと考えられている。
 しかし、野球やサッカー、バスケットボールなど、欧米のスポーツはどうか判らないが、柔道、剣道、弓道、相撲や空手などは、それはそれで一つの〔文化〕ではないかと思うのだ。
 鍼灸を学んでいた頃、医療も文化だという話を聴いたことがある。
 中国には中国の、インドにはインドの民俗的な医療技術があり、それは風俗(ある社会の生活様式)であり文化なのだ。
 医療が文化であるならば、健康法も文化であるに違いない。
 そう考えてみると、三段論法のような、屁理屈のような感じもするが、僕たちが取り組んでいる〔養生気功〕や〔ふぁんそんテクニック〕は、正しく文化で有り、無形文化なのだ。

(二)
 健康法が文化であると言っても、歩くとか走るとかというものとは少し違う。
 技として習得していく為の習練、鍛練が必要なのだ。
 気功の〔功〕が、習練を積み重ねていくこと、その積み重ねられた実力という意味があるのも頷けるというものだ。
 健康法としての〔養生気功〕や〔ふぁんそんテクニック〕は、古典芸能のように、習得した技を観衆、聴衆に披露することは目的では無い。
 あくまでも、自らの心と体に働き掛け、自らの心身の状態を、より健康的なものへと作り替えていく技なのだ。
 しかし、ただ自分の為に実践するだけではなく、人類に必要な技として継承していく必要があるだろう。
 そこに〔文化的な価値〕が見出せるのだ。
 この〔文化的な価値の継承〕という視点が、これからの僕たちには必用ではなかろうか。
 〔養生気功〕と〔ふぁんそんテクニック〕を日本の文化財の一つとして継承していきたいものである。

ℹ7月14日(日)
《気功を極める学びの仲間〔はらみたスクール〕》
🎈9時半~14時半(昼食タイム有り)
🎈名古屋市市政資料館
🎈受講料→1日3,000円(会員2,500円)

💜《気功の学校/養生気功部会》名古屋城教室
🎈第2第4土曜の午後1時15分~3時
🎈名古屋市市政資料館
 名古屋市東区白壁1
🎈5枚7500円のチケット一枚/体験→2,000円

💃日本気功指導員協会(和気信一郎:鍼灸師&気功指導員)
👍お問い合わせはSメールかお電話でお願いします→09019816957