10分ほどのハイライト動画ではありますが、先日行われたジェイク・ポールVSネイト・ディアスの試合を観ました。
ネイトはサウスポー、ジェイクはオーソドックス構え。
1Rはジェイクがネイトの懐に入って距離を詰め、右ストレートやボディへの打ち分けを見せるなど、近距離での回転力で上回るジェイクがアドバンテージを取って、ネイトを追い詰めていきます。
5Rには左フックでダウンを奪ったジェイク。しかし6R以降は疲れが見え始め、逆にネイトが手打ちのパンチながらも近距離でコツコツと当てていってジェイクを追い込む場面も見られます。
10ラウンドマッチの判定は97-92が1者、98-91が2者で、ジェイク・ポールが勝利。ネイトも後半追い上げを見せましたが、やはりダウンを奪われたのが痛かったです。
ネイトは良くも悪くもMMAでのネイト・ディアスのまんまでした。無尽蔵のタフネス、ボクシンググローブを付けているとあまり効かない手打ちのパンチ、それでも随所でヒットさせてはガス欠のジェイクを追い詰めていったという感じです。
一方のジェイクは普通にボクシングが巧い選手だとは思いますが、タフな試合を強いられたのは今回のネイト戦が初めてなのではないでしょうか。
現役MMAファイター、キックボクサーでジェイクにボクシングルールで勝てる選手は割と限られてくると思います。それこそイスラエル・アデサンヤ とアレックス・ペレイラとショーン・ストリックランドだけなのでは❓
次戦はPFLでMMAルールでのリマッチを約束した両者。
まぁ、好きにすればいいと思います(笑)。