正月早々、姉には悪いことをしたなと思う。
姉に伝えた言葉は、全て私にそのまま跳ね返すことができる
「そんな人間やと思ってるの?」
「信用してないの?」
姉の言葉を悪意に受け取り、
悲しんだり、怒ったり、苦しんだりするのは、
姉をそんな人間だと思い、
信用していないということになるのかもしれない。
私は、相手が親ならば、悪意に受け取らない。
また、こんな言い方してはるわ。と流すことができる。
しかし、姉に対してはできないのは何故なのか?
理由を考えればいくらでもあげることが出来るだろう。
なぜ、そうなったのかも、
「理由」をこじつけることは出来るんだと思う。
罪悪感から、自己嫌悪に苛まれないように、
相手を悪者に仕立てようとすれば、いくらでも出来るんだろう。
でも、きっとそれが同じことの繰り返しの元なのだと思う。
姉がどう考えているかは問題ではなく、
自分がどう捉えるかが最終的な解決方法なのかもしれない。
姉は
「そんなつもりじゃない」と言うのだから、
それを信じれば良いのでは?
その方が、私も悲しまずに済む。
怒らずに済む。
苦しまなくて済む。
「そんなつもりじゃない」
という言葉が必要だったのかもしれない。