春休み | fandoraのブログ (タマには泣いたって良いじゃない)

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子育て、絵日記です。
拙い絵ですが、お楽しみ下さい。
毎朝8時に更新中です。


3月22日 卒業式でした。

名前を呼ばれて壇上にあがり、
校長先生から卒業証書を受けとる我が子。

今年は、人数が少ないので、
例年よりも早めに終了したと先生は話していましたが、

大人でも退屈な式典。

講堂の中は、初めから終わりまで
風切り音のような低いうなり声が反響して響き、
退屈した子供たちが、お猿さんのような声をあげ、
中には鳥のような奇声をあげる子供もいて、
なんとなく、ジャングルじみていました。

その中で、我が子の
「もうおしまい!!」と言う声が聞こえました。

大声で叫ぶというわけではないけれど、
基本的に声が大きいので、
講堂の一番後ろにいた私たちにも聞こえる声でした。

親だから、敏感に我が子の声が解るというのもありますが、
ああ、卒業式でもこれかぁと思う反面

入学式では、地べたに寝転び地団駄を踏んでいたことを思えば、
まだマシかぁ。などと主人にそっと伝えたり。
主人も「そうね」と苦笑いしてましたが。

卒業式終了後、
我が子の、新しいカッターシャツの襟のカラーに
噛み跡がついていました。
中学生になったら、カッターシャツを着て行くのですが、
襟の噛み癖がつきそうだなぁと、今からウンザリしています。

卒業と言っても、中学も同じ校舎の2階になる程度で
スクールバスでの通学も変わらないので、
我が子も実感はなさそうです。

昨日も、
「月曜日の学校はお休みですか」とか
私に聞いてきました。

小学校を卒業したという事実を理解するのは
難しいのでしょうね。

会話が出来るようになったとはいえ、
私が伝えたいことが伝わっているわけではないことは、
解っているというか、
それが、ジレンマなんですけどね。

「はい」「解ってる」「そうです」「ごめんなさい」
我が子はこれで出来ている。

解ってないけど、解ってると答える。

しっかり、はっきり答えるから、
一瞬、解ってるのかと思うけれど、
解ってはいない。

それを再確認するたびに、
イライラ感と脱力感を感じる。

我が子の成長は多分ここまでだと思う。
我が子はこのまま成人するのだと思う。
我が子の理解力はこれから先飛躍的に伸びることはない。
我が子はこのまま、私の話を理解することはないと思う。

この先、我が子はどうやって生きていくのだろう。

私たちがいなくなった後も生活出来るように
我が子が入れる施設を探す。
成人後見人を用意する。

思いつくのはこれくらいだけど、
施設はどうやって探せば良いのか。
成人後見人をどうやって見つければ良いのか。。

具体的にどうすれば良いのかは
解らないままだったりする。