昨日と一昨日のブログでは、ロサンゼルス北東部、坂の中腹の小さな2ベッドルーム+1バスの家を売り払って引っ越したい、と思った理由を1〜7まで書きました。
もうダメ! 絶対ダメ! と引越しを決心したのは多分今年の6月ごろだったと思うのですが、そのずっと前から悶々としていました。
そんな、どうしようかな〜と悩み始めた今年の初め頃、旧知のリアルターさん(不動産仲介人)がメールで「DTLA(ダウンタウン・ロサンゼルス)コンドミニアム見学会のお知らせを配信していました。
コンドミニアム(コンドー)?
日本で言うところの分譲マンションです。
コンドーねえ…。
私はコンドーのような集合住宅にはずっと興味はありませんでした。アパートと基本的には同じじゃないか、壁を赤の他人と共有するんだからプライバシーなんて全然ないし…。
そう思っていました。
でも、一軒家だってどれほど違いがあることか
大金持ちの数ミリオンダラーのお家なら違いますよ。10ベッドルームもあり、プールあり、バスケットボールコートあり、それが広い敷地の中にあって、入り口はがっちりゲートがあり、敷地の周りは木々で覆われていて隣近所から隔絶している…。
それくらいの規模であって初めて、一軒家ではプライバシーが保たれるものなのです。
そうでない普通の人々が家を買うのは主に家族を持つため、子供達を育てるためなのです。
家の前に車が止まっている→ああ、住人が家にいるんだな。
子供の声がする→子供達が家にいるんだな。
プライバシーなんて筒抜けじゃないですか
…だとしたら、家でなくてもコンドーというオプションも考えられるのでは? しかもコンドーにはHOA(Home Owners Association、マンションの管理委員会ですね)というものが必ずあり、他の住人の迷惑になる行為があったら対処してくれるのでは?
しかも配信されたチラシによると…お値段は手ごろ感がありました。家を買った時の購入価格と同じレベルか、少し上乗せしたくらい。一軒家よりはコンドーの方が当然安いですよね。庭や余分の土地が付属していないのですから。
…こうして私の頑なな気持ちが少し揺らぎ、今年2月のダウンタウンLAのコンドミニアムツアーに参加してみよう、という気持ちになりました。