二回目の入院(二日目):「痛い」がわからない
ふぅー、ふぅー、ふぅー不快な時間が続く。熱い。身体が熱い。特に腹部がとても熱い。ベテランナースさんが再び登場。「ちょっと熱があるね」はぁ、はぁ、はぁ。「痛いですか?」はぁ、はぁ、はぁ。「痛い?」「いや、思ったよりは・・・・」ふぅ、ふぅ、ふぅ。「痛くはない?」「痛いというよりは・・・燃えるように熱いです」はぁ、はぁ、はぁ。「あ。あぁ!痛いんやね!」あ、これ、痛みなんですか?こんな燃えるような熱さを経験するのは初めてなので、これが痛みの感覚だとは分からなかったわ。と言うことは、滲み出ているねっとりした汗は痛みのせいですか?痛くて、痛くて、汗が滲んでいるのね。その後、ベテランナースさんは、痛み止めが追加で必要であれば自分で追加をすることができる。手元にあるこのボタンで投薬できる。次回投薬までの間隔より短い間隔でボタンを押した場合は投薬はされない。よって、過剰投与にはならない。心配ない。痛みを我慢するよりはボタンを押したほうがいい。そう説明してくれた。ふぅ、ふぅ。はぁ、はぁ。ありがとうございます。でも、できれば、そういうこと、もっと早く知りたかったです改めて部下のご指導をよろしくお願いしますとはいえ、今の自分の身体状態が経験値のない感覚過ぎて、不安で仕方がない声も途切れ途切れに、痛み止め投薬ボタンとナースコールボタンを手のひらに握らせて欲しいとお願いした。心配性と呼ばれてもかまわない。大袈裟だと笑われてもかまわない。「明日は何が起こるかわからない」身をもって体験してしまった身ですもの。念には念を。すぐに助けを呼べる状態にしておきたいのよはぁ、はぁ、ふぅ、ふぅ。熱い。目が覚めたら手術は終わっていたけれど、目が覚めてからの時間が異様に長く感じる。まだ、夕方。明日の朝までこれが続くのか?はぁ、はぁ。ふぅー、ふぅー。足元でポンプがシュー、シュー。続く。