ロボット手術 ダ・ヴィンチ
ロボット手術にするのか、実績豊富なな腹腔鏡手術にするのか、決めかねている無言を貫きながらも頭は高速回転だロボットの方が低侵襲なんだろうなけれども日本では実績は少ないはずDr.ツンデレは手術が得意そうなので、慣れた腹腔鏡手術の方が無難かな?でも、ロボットの方が手ブレが少ないと言うから、ロボ手術の方が手術しやすいと感じているのかな?そうするとロボットの方がいいのか?いや待て。ロボット手術の経験を積みたくて、ロボット手術推し?まるで、私の心の声が聞こえたかのように、Dr.ツンデレが言う。「どっちでも、いいですよ」この人との会話は時に限りなく頓珍漢なものにもなるが、時に私の心の声が全て聴こえているのではないか、と思うこともある。そして、さっきまで絶対的な信頼を抱いていたくせに、一瞬でもこんなふうに「自分の実績のため?」などと疑念を抱いてしまう自分が恥ずかしい。「このあいだ、九州でロボット手術の死亡例があったけど、あれ、僕らも何が原因か、聞いてもわからんのよね」思いもよらない追加情報、キタ「え。私、それ知らないです」「ニュースになりましたよ」「え。せんせ、いま、ググっていいですか」「…後で見て?」原則、低侵襲でヤクルト1本の出血だけだよ。でも先日、患者が亡くなったよ。って、その情報、今、いらんがなあ、でも、伝えるべき情報をフェアに伝えてくれたのか。やっぱり信頼できるよ、あなた「で…、どっちにします?」「・・・・・・・・・」(心の声:人生は選択の連続だ)しばし、また沈黙「せんせ、ロボットが術中にバグるとか、無いんですかね」我ながらアフォな質問だと思ったが、口から出た。「…ないとは思うけど…。万が一、そうなったら腹腔鏡手術に切り替えたらいい」真顔で答えてくれた。「せんせ、ロボットが誤作動とかした事例とかは…?「・・・・・・ロボット手術といってもロボットが手術するのではないので。僕らがロボット使って手術するんでね。誤作動したら止めたらいい」「ですよね」とし言えない。選択の基準が分からなすぎて、アフォな質問が勝手に口から出てくる。けれども、これまた真顔で回答するDr.ツンデレ。「こいつ、アホや」そう、思ってる。絶対、思ってる。でも、決め方が分からんみな、どうやって決めてんの?プチ パニくる。そう思った矢先「ロボットにしましょうかね?」Dr.ツンデレの助け船だぁああぁありがとぉーーっやっぱり、心の声聴かれている気がする自分で考えったって分からないんだから、信頼できる人の提案には乗っておこうそう思ってウンウンと頷くいずれにしても手術をするのはDr.ツンデレ。自分が信頼する人なのだ続く