Experimenta / banda eva
2000 Brasil
banda evaと言えばIvete Sangaloだと言うのが、
まぁ一般的だとは思いますし私も異存ないのですが、
いわゆるヒット等の成績とは別に
それ以降も良い音楽を聴かせてくれていると思います。
このアルバムは彼女の後と言う重責の中で
Emanuelle Araujoが素敵な声を聴かせてくれるアルバムです。
Ivete時代よりももう少しMPB寄りの音楽だと思いますが、
その軽さとハスキーな声が良い形でマッチしていると思います。
軽いノリは一方的で楽天的なノリとまでは行かず、
気持ちの良いBGMとしても聴ける気軽さが有ります。
とても綺麗な彼ら特有のメロディと
複雑になり過ぎないリズムは、そのまま残っています。
バイーアのいわゆるアシェー・ミュージックの
カラーが薄れたとは言えその部類なのは確かですし
ブラジルの音楽の持つどこかしら日本人の心をくすぐる
あの哀愁のメロディはあちこちに感じられます。
声の良さやボーカリストとしての能力に関しては、
Iveteに比べれば残念だとしか言えませんが、
話し言葉に近い歌い方が逆に親しみ易く聴こえて来るのは、
私が男のせいなのかもしれません(笑)。
現在banda evaはEmanuelle Araujoとも決別し
男性にボーカルを代えながらも
相変わらず素敵なメロディを聴かせてくれますが、
誰かEmanuelle Araujoの現状を知っている人は居ませんか?(笑)
↓アマゾンに取り扱いが有ってビックリする私は変?(爆)
アーティスト: Banda Eva
タイトル: Experimenta
Argybargy / Squeeze
A&M Records [U.K] 1980
1970年中期にデヴューしたビート・ポップ系のバンドは、
どれもがパンクやニュー・ウェーヴとして紹介されました。
パンクやニュー・ウェーヴに明確な線引きは有りませんし、
そんな事は、とうに無意味になっているのです。
U2もポリスもそんなバンドの一つでしたし
スクイーズも勿論そんなバンドでした。
確かに1stや2ndにはそんな香りも有りましたが、
このアルバムくらいから本気の部分が色濃く出てきます。
彼らのアルバムはどれもが素晴らしいのですが、
1980年に発表されたARGYBARGYは彼らの3枚目で、
彼らを純然たるポップ・バンドとして
認識させてくれた印象的なアルバムです。
ここから彼らはA級のメロディを持ったB級バンドとして
英国ロック界の王道を歩み始めます。
兎に角、ヒネたメロディは美しく極めて英国的です。
少しも新しい事なんて必要が無かったのです。
彼らのアルバムはどれでも
半分はシングル・カットが出来るような曲になっています。
全体的にアップテンポの曲で構成されたこのアルバムは、
素敵なメロディがタップリ詰まった、私のお気に入りです。
冒頭のPulling Musselsのイントロで彼らの思うつぼ状態です。
アップテンポのリズムにキャッチーなメロディと
ひねたアレンジにヘタウマ・ボーカルの絶妙なブレンドで
英国ポップ好きのハートをガッチリとつかんでしまいます。
個人的には冒頭の1曲目2曲目の流れで、
彼らの持つ独特のポップな世界に憑かれ
スピード感の有る4曲目や6曲目、8曲目でノり
10曲目のWrong Side Of The Moonで浮遊している所を
ラストのThe At The Topで現実に戻されるって感じでしょうか。
英語が得意ではないので詳しくはわかりませんが、
詞に随分力を入れているバンドのようです。
その為に度々、曲の作りに不安感を感じる事が有ります。
B級バンドらしくチャンと駄作を用意してくれるという事です。
そんな所に彼らの粋なスタイルをも感じてしまいます。
心にキリキリとくる曲ばかりでは疲れてしまいます。
彼らの完成された名盤を決して作らない心意気は、
聴いている方に安心感をも与えてくれるんです。
アーティスト: Squeeze
タイトル: Argybargy [Bonus Tracks]
アーティスト: スクイーズ
タイトル: アージーバージー+2
A&M Records [U.K] 1980
1970年中期にデヴューしたビート・ポップ系のバンドは、
どれもがパンクやニュー・ウェーヴとして紹介されました。
パンクやニュー・ウェーヴに明確な線引きは有りませんし、
そんな事は、とうに無意味になっているのです。
U2もポリスもそんなバンドの一つでしたし
スクイーズも勿論そんなバンドでした。
確かに1stや2ndにはそんな香りも有りましたが、
このアルバムくらいから本気の部分が色濃く出てきます。
彼らのアルバムはどれもが素晴らしいのですが、
1980年に発表されたARGYBARGYは彼らの3枚目で、
彼らを純然たるポップ・バンドとして
認識させてくれた印象的なアルバムです。
ここから彼らはA級のメロディを持ったB級バンドとして
英国ロック界の王道を歩み始めます。
兎に角、ヒネたメロディは美しく極めて英国的です。
少しも新しい事なんて必要が無かったのです。
彼らのアルバムはどれでも
半分はシングル・カットが出来るような曲になっています。
全体的にアップテンポの曲で構成されたこのアルバムは、
素敵なメロディがタップリ詰まった、私のお気に入りです。
冒頭のPulling Musselsのイントロで彼らの思うつぼ状態です。
アップテンポのリズムにキャッチーなメロディと
ひねたアレンジにヘタウマ・ボーカルの絶妙なブレンドで
英国ポップ好きのハートをガッチリとつかんでしまいます。
個人的には冒頭の1曲目2曲目の流れで、
彼らの持つ独特のポップな世界に憑かれ
スピード感の有る4曲目や6曲目、8曲目でノり
10曲目のWrong Side Of The Moonで浮遊している所を
ラストのThe At The Topで現実に戻されるって感じでしょうか。
英語が得意ではないので詳しくはわかりませんが、
詞に随分力を入れているバンドのようです。
その為に度々、曲の作りに不安感を感じる事が有ります。
B級バンドらしくチャンと駄作を用意してくれるという事です。
そんな所に彼らの粋なスタイルをも感じてしまいます。
心にキリキリとくる曲ばかりでは疲れてしまいます。
彼らの完成された名盤を決して作らない心意気は、
聴いている方に安心感をも与えてくれるんです。
アーティスト: Squeeze
タイトル: Argybargy [Bonus Tracks]
アーティスト: スクイーズ
タイトル: アージーバージー+2
Millennium Roupa Nova / Roupa Nova
Millenniumと言うのは、
オリジナル・アルバムではなく、
ベスト・アルバムのシリーズを指します。
このアルバムは、ベストと言いながら
1981年から1983年と言うごく短い時期に
録音された20曲で構成されています。
Roupa Nova(ホウパ・ノヴァ)は80年代から活躍する
Brasilの男性ヴォーカル・グループです。
ポップなロック・ボーカル・グループと言った感じでしょうか。
元々は1970年頃にオス・フランクスと言う名前で、
リオデジャネイロで結成され、
現在の名前には1980年頃になったようです。
彼らの音楽性はヴォーカル・グループと言うよりも
バンド的な音楽の作り方に近く、
バックの音を大切に利用しています。
ベテランの域に達する彼らの音楽は、
完璧に近いそのコーラスとバックの音楽との
絶妙なバランスに集約されると思います。
民族音楽的な部分も少なく
米国のコーラス・グループに感じられる
黒人音楽の影響も感じさせない爽やかな音です。
このアルバムからもそれほどBrasil色を感じません。
どちらかと言うと英国のプログレ・バンドや
オーストラリアのロックの影響を強く感じてしまいます。
しかし彼ら自身はBrasilのPopsに対して、
とても思い込みが有るらしく様々な先輩たちと競演したり
それらに対するオマージュの様なアルバムを作ったりします。
日本のロック・ファンの中でも美しいメロディに目の無い人や
フォーク的なコーラスが入ったプログレ・ファンには、
十分アピール出来る音作りの出来ているアルバムです。

アーティスト: Roupa Nova
タイトル: I Love MPB: Deixa O Amor Acontecer

アーティスト: Roupa Nova
タイトル: Acustico
Millenniumと言うのは、
オリジナル・アルバムではなく、
ベスト・アルバムのシリーズを指します。
このアルバムは、ベストと言いながら
1981年から1983年と言うごく短い時期に
録音された20曲で構成されています。
Roupa Nova(ホウパ・ノヴァ)は80年代から活躍する
Brasilの男性ヴォーカル・グループです。
ポップなロック・ボーカル・グループと言った感じでしょうか。
元々は1970年頃にオス・フランクスと言う名前で、
リオデジャネイロで結成され、
現在の名前には1980年頃になったようです。
彼らの音楽性はヴォーカル・グループと言うよりも
バンド的な音楽の作り方に近く、
バックの音を大切に利用しています。
ベテランの域に達する彼らの音楽は、
完璧に近いそのコーラスとバックの音楽との
絶妙なバランスに集約されると思います。
民族音楽的な部分も少なく
米国のコーラス・グループに感じられる
黒人音楽の影響も感じさせない爽やかな音です。
このアルバムからもそれほどBrasil色を感じません。
どちらかと言うと英国のプログレ・バンドや
オーストラリアのロックの影響を強く感じてしまいます。
しかし彼ら自身はBrasilのPopsに対して、
とても思い込みが有るらしく様々な先輩たちと競演したり
それらに対するオマージュの様なアルバムを作ったりします。
日本のロック・ファンの中でも美しいメロディに目の無い人や
フォーク的なコーラスが入ったプログレ・ファンには、
十分アピール出来る音作りの出来ているアルバムです。

アーティスト: Roupa Nova
タイトル: I Love MPB: Deixa O Amor Acontecer

アーティスト: Roupa Nova
タイトル: Acustico
Toda Forma de Amor / Lulu Santos
1997年
印刷屋へ寄ってから自動車のディーラーへ行き、
文房具屋で買い物をしてからEbenezerに寄った。
砂糖の味ばかりするCafeは苦手なので、
自分でケースからガラナを取り出して栓をあけた。
あくびをしながら出てきたRobertoと挨拶をし
奥さんにお金を払った。
Robertoはブラジル人で
ポルトガル語とスペイン語と日本語を話し
奥さんはペルー人で、やはり3つの言葉を話す。
4歳になるカリーナは日本で生まれた。
親や親の知人と話す時はスペイン語を使い、
日本人には日本語で話すと言う妙技を使う。
ここへ来て彼らや友達になった客と話をしていると
とても心が穏やかになっていくのが自分自身でもわかる。
下手なポルトガル語や身振りで会話をする時、
相手に理解をしてもらおうと最大の努力をしている。
相手も何とか理解をしようと一生懸命に受け取り
結果的にお互いが笑いあっている。
リラックス出来る時間を有難う、と言いたい。
今聴いているのはLulu Santosの
Todo forma de amorと言うアルバム。
アマゾンで、このアルバムの扱いは無いが、
他のアルバムなら手に入れる事が出来る。
英語圏の黒人音楽の影響をストレートにうけながら
ブラジルの音楽の持つ粘り強さを忘れない
ファンキーでルーズなロックだ。
どこかしらもの悲しいメロディが裏に流れるのも
ブラジルの音楽の特徴だと思う。
身勝手でわがままで自分勝手なブラジル人は、
その分、ナルシストでロマンチストだと言う事だろう。
だから私は彼らが帰国する時の常套句
「Amigo! Brasilに来い。心配は無い、世話をしてやる」
を心から信じる事が出来ないで居る(笑)。

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: Eu E Meme, Meme E Eu

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: Acustico MTV

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: Perfil

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: MTV: Ao Vivo
1997年
印刷屋へ寄ってから自動車のディーラーへ行き、
文房具屋で買い物をしてからEbenezerに寄った。
砂糖の味ばかりするCafeは苦手なので、
自分でケースからガラナを取り出して栓をあけた。
あくびをしながら出てきたRobertoと挨拶をし
奥さんにお金を払った。
Robertoはブラジル人で
ポルトガル語とスペイン語と日本語を話し
奥さんはペルー人で、やはり3つの言葉を話す。
4歳になるカリーナは日本で生まれた。
親や親の知人と話す時はスペイン語を使い、
日本人には日本語で話すと言う妙技を使う。
ここへ来て彼らや友達になった客と話をしていると
とても心が穏やかになっていくのが自分自身でもわかる。
下手なポルトガル語や身振りで会話をする時、
相手に理解をしてもらおうと最大の努力をしている。
相手も何とか理解をしようと一生懸命に受け取り
結果的にお互いが笑いあっている。
リラックス出来る時間を有難う、と言いたい。
今聴いているのはLulu Santosの
Todo forma de amorと言うアルバム。
アマゾンで、このアルバムの扱いは無いが、
他のアルバムなら手に入れる事が出来る。
英語圏の黒人音楽の影響をストレートにうけながら
ブラジルの音楽の持つ粘り強さを忘れない
ファンキーでルーズなロックだ。
どこかしらもの悲しいメロディが裏に流れるのも
ブラジルの音楽の特徴だと思う。
身勝手でわがままで自分勝手なブラジル人は、
その分、ナルシストでロマンチストだと言う事だろう。
だから私は彼らが帰国する時の常套句
「Amigo! Brasilに来い。心配は無い、世話をしてやる」
を心から信じる事が出来ないで居る(笑)。

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: Eu E Meme, Meme E Eu

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: Acustico MTV

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: Perfil

アーティスト: Lulu Santos
タイトル: MTV: Ao Vivo
Double Fantasy / John Lennon And Yoko Ono
Side1
(1)Starting over (2)Kiss kiss kiss (3)Cleanup time (4)Give me something
(5)I'm losing you (6)I'm moving on (7)Beautiful boy
Side2
(1)Watching the wheels (2)I'm your angel (3)Woman (4)Beautiful boys
(5)Dear Yoko (6)Every man has a woman who loves him (7)Hard times are over
1980年
ビルのフロアーを壁で仕切っただけのShopの1つ、
室内のオープン・カフェ風とでもいう感じの喫茶店の
一番通行路に近い席にみんなは、たむろしていた。
お代わり自由のコーヒーを飲む連中を恨みながら
私は斜め向かいのレコード・ショップに大声で呼ばれ
店員の真似事のような状態だった。
少し前に店の常連のテクノカットの女の子を紹介されて、
それから盛んにどうだと質問される。
ボーイッシュだけど細身で顔立ちの整った美形の女の子だ。
こんなにも美人の相手なんて仕方がわからないと
ずっと断っている最中だった。
何処か価値観なんて言葉が気になりだしている時だった。
回りに集まる連中は変にワガママで身勝手なヤツばかりだ。
お互いに自分の欠けているものを求めるように
いつのまにか集まるようになっていた。
誰一人相手の存在価値を否定する事は無かった。
そこに居るのも居ないのも自由で、
それぞれがお互いに何処か憧れても居た。
あの日から時間の流れが濁りだしているようだ。
あわただしいはずの年末に
私たちは取り残されたようになっている。
別に笑わなくなったわけでも無いし
未来を悲観的に受け止め挫折し
何もする気が無くなったわけでは無い。
確かにあの日から出てこなくなったヤツも居る。
誰も口にはしないが、
誰もが大切なものを失った事は確かな事だった。
まだ元ビートルズのメンバーが現役で、
それぞれがソロを出している時代だった。
私の回りではレノンのファンが圧倒的に多かった。
私はビートルズに魅力を感じた事が無かった。
それは私個人の好みでは無かったと言うだけで、
ビートルズを否定する気は全く無かった。
私はビートルズのファンは嫌いだった。
何かにつけ人の音楽の趣味に口を出し
好きなものを聴く事をやたらと否定された。
自分の好きなものを自由に聴く事を
なぜ否定するのかわからなかった。
音楽なんて好き嫌いで聴けば良いだけなのに。
テーブルについてコーヒーだけを頼んだ。
天井に埋め込まれたスピーカーから
そろそろ聴き厭きだしたクリスマス・ソングが流れている。
明日の事や最近聴いた曲の事や正月の過ごし方が、
何も話さない事の辛さを埋めるように
それぞれの口から出てプカプカと浮かんでいた。
どこかしらそんな事はどうでも良くて、
それぞれ用事は有るのにここに座っている事が、
あくまでも確実に目の前に有る事実だった。
みんな誰かと居る事よりもここに来る事を選んだ。
誰も声をかけた訳でもないのに
今日もいつもと同じ事をしようとしていた。
今日もいつもと同じ様に時間は過ぎ、席を立ち
それぞれの方向に向かう為に外へ出た。
既に真っ暗になっていた街に寒い風が吹いていた。
地下鉄に向かうやつ、国鉄の駅の方向に歩くやつ、
市バスに乗るやつと手を振ってバラバラになった。
私は地下鉄1駅分を歩くことにした。
この駅の周辺から隣の駅へ向かう道筋は、
オフィスが多いせいか自動車の音だけが響き、
いつも喧騒から一歩ひいた感じがする道筋だ。
一人になると色々と考え出す。
歩きながら女の子の事や休みの事や
どうでも良いような事で頭の中がいっぱいだった。
いつもバスに乗るパチンコ屋の少し手前にある
ゲーム・センターの角を曲がり
いつもどおりに餃子屋の横をまっすぐ歩いていく。
顔見知りの呼び込みのお兄さんに
声をかけるなと言う気持ちを込めて笑顔を見せ、
二階から声をかける女の子は無視して通り過ぎた。
イットウ缶に材木の切れ端を突っ込み、
暖をとっている人の横をすり抜け、
集合ビルの階段を地下に降りていった。
真っ暗な地下のドアの向こうから
くぐもったデカい音でI'm losing youが聴こえてきた。
扉を開けると音はもっとデカく響いてきた。
暗がりの中でマスターと数人の客が年越しの話をしていた。
新年の最初の曲はStarting overらしい。
どうでもいいけど、クリスマス・イブだった。
アーティスト: John Lennon & Yoko Ono
タイトル: Double Fantasy (Bonus Tracks) (Rmst)