落下の王国のすべてThe Fallmania -13ページ目

落下の王国のすべてThe Fallmania

ターセムが紡ぐ現代人のための癒しの千夜一夜物語
2008年日本公開された「落下の王国」について語るブログです
ミュージックビデオを撮るようなシックな監督ですが…
やっぱりインド人
歌って踊るシーン・・・1か所あります

MISHIMA A Life in Four Chaptersを観る。

これはすごい作品だけれども、

右翼を恐れて公開しなかった、というのも理解できる。

 

1984年ぐらいの右翼のかたがたは皆さんお元気でした。

街頭でも活動していたし、893と右翼の区別も難しかった。

 

いまはたぶん鬼籍か、ヨボヨボジーサンになっているかで、

世の中は安全になりました。

そのほかに

いまでも公開しないというのは遺族への忖度でしょうか?

三島の業績はちっとも減ったりしませんが。

 

左:フィリップ・グラス

右:ポール・シュレイダー

 

グラスは日本まで来たそうだ。

 

有難いことに、この映画を観たから

犬島精練美術館の柳幸典さんの「イカロス」と「三島」の

つながりを理解しました、ようやく。

 

たしかにこの映画内に三島が戦闘機に乗る場面がある。

 

柳さん曰く

****************

そうしてつくりあげていった犬島精練所美術館の建築と一体となった作品も、イカロスの神話がヒントになっています。

 

もうひとつこの神話から着想を得た要素が、小説家であり政治活動家の三島由紀夫です。

1967年3月14日、自衛隊の戦闘機F104DJ機の後部座席に搭乗した三島は、即興で「イカロス」という長詩 を作っています。

 

その「三島由紀夫」を、美術館という建築と作品の真髄に登場させたいと思いました。文化を顧みず、経済成長のみを追及していた戦後日本を批判し、最後には自害するような「パフォーマンス」まで行った芸術家・三島を、近代化の過程で置き去りになり廃虚と化した犬島製錬所、そしてイカロスの神話と融合させたいと模索していたんです。

****************

そういうことだったんですね。

 

次回、犬島精練所美術館に行ったときは、

ちゃんと見ます。

 

ここはSDGsを重点に置いているので、

トイレしか目に入っておりませんでしたわ←バ~カ

 

amazonで売っていたので簡単にポチしてしまった。

 

ブルーレイもあったのに、気がつかなかったワン。

ブルーレイならリージョン関係なかったな~

 

本編は日本語なので難なく観られます。

ただし、

ワタシが買ったものはDVDなので

リージョンフリープレイヤーで。

 

 

なんだかシンプルで聞き覚えのある

それでいて

緊張感のある音楽が続いているな~と

思ったが、そうですよ、コレは

フィリップ・グラス様です♡

オペラ「アクナーテン」の作曲家ですわ。

 

それに本当の三島の家の庭で撮っていますね。

 

三島はこの洋館の前は純和風の家(松濤)に住んでいた。

 

家を新築しても、前の家を

捨てるに忍びなかったので

保存しておいて現在はベネッセアートサイト、

三分一博志さん設計の犬島精練所美術館に展示されている。

なぜ三島なのかは柳幸典さんの講演を読んでください。

 

犬島精練所は

有名なのは西部警察のロケですね。

 

さてと

 

グラスの曲が気になって・・・

この映画はちょっとゆっくり見ていきましょう。

 

あれ?

この映画に横尾忠則さんも出ている。

 

ベネッセアートサイトには豊島横尾館あるし、

ベネッセにけっこう集まっているとわかる

 

 

 

motの血が、汗が、涙がデザインできるか

 

図録がようやく届く。

 

待ってたホイ!

 

安藤忠雄先生が最初に書いている。

1980年代

バリ(インドネシア)に別荘作りたいって

言われたけど断ったって。

ぶつかると思ったから、って。

 

*****************

ミヤケイッセイさんとの関係もそんな感じなのかも。

たぶんコシノジュンコさんもきっとそうだ・・・

 

安藤先生とうまくいくのは

好きなようにさせてくれる本当の

パトロンでないとダメなんだ。

 

先生は建築家じゃなくて、アーティストなんだもん。

安藤先生は予算計算してタイル1枚がどうのこうの、

施主はこんなものが欲しいだろう、なんて考えていない。

予算考えていたら

直島の山のてっぺんに泉なんか作らんでしょ。

 

合理的に動きやすいように作るなんて考えていないから

渋谷駅なんか作らせたらダメ。

みんな文句ブーブーしか言わないが、

依頼したのが間違い。

コンセプトは迷子。

みんな迷子になれ、

って思って作っているのだから。

 

すごく運動になるからワタシはスキだが、

ベネッセハウスだって迷子になるように

作ってある。

ホテルの概念を超越している。

 

直島の李禹煥美術館近くに作っている先生の新建築物が

育っていると思うので秋にでも確認しに行こうっと。

*********************

 

 

杉本博司先生は

相変わらず飄々とした感じ。

 

**************

杉本先生はこんな感じだから、とうてい

安藤先生が許すようには見えないことでも

簡単にクリアしてしまう。

海景シリーズを外展示してしまうとか。

 

杉本先生はそういうキャラです。

なんでも許される。

***************

 

黒山賊の羽織る青いマント

キレイな色だわ~

 

↓有難いイラストたち

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」

(東京都現代美術館 2020年11月14日~2月14日)

展覧会情報

 

 

仕掛け人の藪前学芸員↓

 

とっても綺麗なかた。

 

MISHIMA セット

こんな発想は誰にもできない。

この映画が見られない日本ってどんな国???

 

美しいドラキュラ衣装

これは驚いたね。

蛇みたいにスルスル動くゲーリー・オールドマンがカッコよかった。

Lady GagaのMV 911

 

ターセムがLady Gagaの新曲911のMVを撮った。

 

まるでアルメニアの監督、

セルゲイ・パラジャーノフの「ざくろの色」のよう。

 

アーティストの作品に it seems like XXX

というのはダメ。

 

石岡女史がいないから

さすがのターセムでもパワーダウン。

 

このMVは「落下の王国」もどき。

 

砂漠あるし、

馬いるし、

ザクロ出てくるし、

Gaga様はケガするし、

ターセムはお金のためにコレを撮ったんじゃあるまいか。

 

無償の愛で4年半かけて撮影した「落下の王国」への

アンチテーゼとして、自分への皮肉を込めて。

 

パラジャーノフはターセムのお気に入りの作家ではあるけれども

それへの愛は感じられない。

 

 

ブラピの”ベンジャミン・バトン”にターセム撮影協力

「落下の王国」プロデューサーの一人であるデビット・フィンチャーの3時間大作”ベンジャミン・バトン”で、放浪するベンジャミンが訪れるインドとカンボジアはターセムが撮影した。

ターセムとブラッド・ピットが同時に東南アジアにいることを知ったフィンチャーは、ターセムにベンジャミンのバックパッキングの撮影を頼んだ。

”ベンジャミン・バトン”にはオタ・ベンガを想定したであろうキャラクターが登場する。ベンジャミンもベンガも数奇な人生を歩んだ、ということか・・・
 

2008年9月1日

 

ツタヤでは大々的に「落下の王国」をPR ↓

 

 

日本に1冊だけの写真集は、

 

このときの抽選に当たった誰かが持っている・・・

 

 

 

 

ロシア版落下の王国ポスター

ロシアでは2008年1月3日に公開された。

映画のロシア語タイトルは

「ファンタスティック 現実離れ」

数字の3が先頭に来ている。

 

韓国版は3種類

2008年12月4日公開

タイトルは

「世界の果てを開く幻想の物語
ザ フォール」

ドイツ版

2009年3月12日公開

 

アメリカ版DVD宣伝用

蝶々がたくさん飛んでいる。

 

これらを見ると、

邦題の「落下の王国」が

どれだけセンスがいいかよくわかる。

 

ムービーアイさんは本当にえらい。

 

サントラ発売があるか電話で問い合わせたとき、

「発売の予定は無いんですよ~」とお返事いただいて、

それからしばらくして倒産してしまった・・・

 

ワーナーはそろそろ、

この映画のDVDを再販してもいいんじゃないでしょうか?

 

日経新聞2021年1月16日朝刊

文化欄

 

石岡女史の2展覧会評

①東京都現代美術館

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」

 

②ギンザ・グラフィック・ギャラリー

「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」

後期日程は2月3日~3月19日まで

 

motにはドラキュラ衣装大々的に展示してあったんだけれども

美しい白いエリザベスカラーは無かったのよ~

 

motの藪前知子学芸員、エイコ情熱スゴイな。

これぐらいパッション見せてくれると嬉しい。