1976年全米1位(Bay City Rollers の "Saturday Night" からトップの座を奪い、Barry Manilow の "I Write The Songs" にその座を譲った。また、カントリーチャートでも1位となり、200万枚超のセールスを記録)、全英2位(1位は Tina Charles の "I Love To Love (But My Baby Loves To Dance)" )。さらに、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでも1位、アイルランドで2位。この曲は、1973年のオイルショックを受けてアメリカで時速55マイル(約時速89キロ)というスピード制限が設けられたことで、CB(Citizens Band) 無線がドライバー(特に「トラック野郎」)の間で大流行したことにインスパイアされて作られたノベルティソング。ラップのパートは、CBスラングが頻出してなにを言ってるのかさっぱりわからないし、CB無線自体、80年代には衰退してしまったので、当時を知らないと、なんでこれが全米 No.1 となった(しかも、200万枚以上売れた)のか、不思議に思うだろうな。

 

そして、この曲から想を得た Sam Peckinpah は、映画『Convoy』を制作しました。こちらは C.W. McCall が映画用に再録したバージョン。

 

 

こちらのバージョンは1978年に日本でヒットし(オールジャパンポップ20で12位)、私がこの曲を知ったのもそのとき(もっとも、例によって映画は観てないけど、Ali MacGraw が出てたんだな)。

 

 

なお、C.W. McCall こと Bill Fries は今年の4月に逝去されたとのことです(最近知った)。

 

 

ご冥福をお祈りいたします。