"Do It Again" の次はこの曲。

 

 

1975年全米1位(K.C. & The Sunshine Band の "That's The Way (I Like It)" を蹴落としてトップに立ち、Bay City Rollers の "Saturday Night" にその座を奪われた。なお、ソウルチャートでも1位)。この曲は、Sydney Poitier が監督・主演した同名のコメディ映画(邦題は『シドニー・ポワチエ / 一発大逆転』)の挿入歌として Curtis Mayfield が書いたものですが、Staple Singers の「パパ」である Roebuck "Pops" Staples は、そのあからさまな内容(もう一回ヤろうよ)のため、「カーティス、私は歌わないよ。私は教会の人間だ」(Staple Singers はゴスペルグループとしてスタートした)と言って、歌うのを渋ったそうです。これに対して、Mayfield は、「ポップス、主は気になさらないよ」と言い、娘たちも、自分たちの歌声が映画館の大きなスクリーンで流れるのを聴きたかったので、「パパ、ただの映画のスコアじゃないの。別に教会とお別れするわけじゃないのよ」と言って説得したため、ようやく歌うことにしたとのことです。

 

 

George Benson がカバーしています。

 

 

そして、作者の Curtis Mayfield と Repercussions によるバージョン。

 

 

Staple Singers にはもう1曲全米 No.1 となった曲があります。

 

 

1972年全米1位(Chi-Lights の "Oh Girl" からトップの座を奪い、Sammy Davis Jr. の "The Candy Man" に取って代わられた。なお、ソウルチャートでも1位)、全英30位。ベースラインは、ジャマイカの Harry J Allstars の "The Liquidator"(1969年全英9位)から取られたものですが、ベースを演奏した David Hood は、この曲の作者 Al Bell から "The Liquidator" のテープを聴かされたとき、それがレコードを録音したものだとは知らず、てっきりこの曲のために作られたデモテープだと思ったとのこと。

 

最後は、Staple Singers がロックの殿堂入りした際のセレモニーでのパフォーマンス。